湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

狐火俳句

2020-12-24 18:59:34 | 文学
湘南句会12月のもう1つの兼題「狐火」で、面白い句が集まったのでご紹介します。
狐火が無人のエレベーターに乗り
濡れ髪の鏡に狐火映りけり
旅立ちや狐火浮かぶ無人駅
きつね火を待ちながら喰ふ玉子焼
孤食夜の窓を狐火横切りぬ
姿消ゆ動画に撮りし狐火の
狐火の講釈をする理系女子
才徳の沼より狐火浮き出(いで)し
急坂を狐火二つ七曲り


そういえば1月に「雪女」で作った時も怖く愉しくいっぱいできましたよね。幻想的な季語を取り上げると、想像が膨らむ私たち。
次は夏に「幽霊」でやってみましょうか。
コメント
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