湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

源氏物語と王朝絵巻展きょうまで

2014-10-26 00:41:41 | イベント
10月20日、逗子駅前128ビル地下1階にオープンした逗子アートべース128。開館記念の展覧会「源氏物語と王朝絵巻展」が今日まで開かれています。
源氏物語関係の貴重な展示品の他に「ちりめん本」が見られて興味深かったです。しんなり手触りよさげなちりめん和紙にカラフルな絵と英語の文が印刷された日本昔噺シリーズは、明治の出版人長谷川武次郎が企画出版したものだそうです。主に海外向けで他にスペイン語・ポルトガル語・フランス語・ドイツ語・イタリア語版なども存在するのだそうですが国内では貴重なものなのです。
展覧会を開いたのは平安文学研究者で早稲田大学名誉教授の中野幸一先生。逗子の「源氏物語を読む会」の講師もされています。

この貸しギャラリーが入っているビルは、もともと中野先生のお父様が営んでいた稲屋(逗子移転前は亥子屋呉服店)というお店だったのです。
「お貸しする前にまず使ってみてどうかを確認したくて」ご自身でこの展覧会を企画したのだとか。
さまざまなアートな催しに利用できる展示スペースは15坪。高価なアートでも安心の防犯体制が自慢だそうです。
1日22,000円~。お問い合わせは128ビル1階のブティックINEYAさんへ。
ちなみにビルの名前の128の読みはイチニハチではなくドゥーズ・ユイット。つまりフランス語で12と8。
ってことはギャラリーの名前も、逗子アートベース・ドゥーズ・ユイットなのかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする