念願の『RENT』を東京厚生年金会館で観てきた。チケット、1万1000円もしたけど。
あー、やっぱりね、熱いわ。出だしの"Rent"のアップテンポさに身体が反応してしまう。だって、iPodでいつも聴いてたもの。舞台の両側に字幕の装置があるんだけど、どっちを見ていいのやら、視線ウロウロ。しかも、明らかに訳の言葉が足りないし。英語耳が欲しい。
キャストは、特にジョアンヌの歌唱力が素晴らしかった。たぶん、『オペラ座の怪人』のマダム・ジリー、『シカゴ』のママ・モートン的なポジションなのだろう。ヒロイン・ミミ役の若手(20才ぐらいらしい)をサポート、しっかり全体に落ち着きを与えてる。だからこそ、モーリーンに「踊らされる」、"Tango:maureen"もまた、愉快。そして、エンジェル。その名に相応しい鮮やかな赤のドレスがクリスマスの舞台によく映えていた。ボールが弾むような動き。それが無くなったときの空間の寂しさ。彼(彼女)の存在がどれほど大きいことか。
重低音がいいね。映画じゃ伝わらないもの。それが、若者たちの湧き上がる衝動みたいなものと、とってもリンクしてて。2幕の最初に流れた"Seasons of Love"は、いつも聴いていたものとは、ちょっと違い、前のめりな感じだった。慌てていたのか、衝動を表していたのか、不安を描いたのか。
太田総理が「悩んでいる人は、きっと魅力的なんだよ」と言っていた。「笑い」ではなくストレートな言葉でしか表現できないと、暗中模索している太田の言葉を、『RENT』の人々に見たような気がした。
1部2000円のパンフレットを買うべきか、悩んでいた自分は別にして。
あー、やっぱりね、熱いわ。出だしの"Rent"のアップテンポさに身体が反応してしまう。だって、iPodでいつも聴いてたもの。舞台の両側に字幕の装置があるんだけど、どっちを見ていいのやら、視線ウロウロ。しかも、明らかに訳の言葉が足りないし。英語耳が欲しい。
キャストは、特にジョアンヌの歌唱力が素晴らしかった。たぶん、『オペラ座の怪人』のマダム・ジリー、『シカゴ』のママ・モートン的なポジションなのだろう。ヒロイン・ミミ役の若手(20才ぐらいらしい)をサポート、しっかり全体に落ち着きを与えてる。だからこそ、モーリーンに「踊らされる」、"Tango:maureen"もまた、愉快。そして、エンジェル。その名に相応しい鮮やかな赤のドレスがクリスマスの舞台によく映えていた。ボールが弾むような動き。それが無くなったときの空間の寂しさ。彼(彼女)の存在がどれほど大きいことか。
重低音がいいね。映画じゃ伝わらないもの。それが、若者たちの湧き上がる衝動みたいなものと、とってもリンクしてて。2幕の最初に流れた"Seasons of Love"は、いつも聴いていたものとは、ちょっと違い、前のめりな感じだった。慌てていたのか、衝動を表していたのか、不安を描いたのか。
太田総理が「悩んでいる人は、きっと魅力的なんだよ」と言っていた。「笑い」ではなくストレートな言葉でしか表現できないと、暗中模索している太田の言葉を、『RENT』の人々に見たような気がした。
1部2000円のパンフレットを買うべきか、悩んでいた自分は別にして。
来年のヘアスプレーの来日も楽しみ。