自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

第303回グリーンフェスティバル ピアノ・トリオの午後

2010-10-21 | コンサート・音楽・宝塚

10月16日(土) 神戸学院大学メモリアルホールでベートーヴェン ピアノ・トリオ連続演奏 
第2回

曲目は―
ベートーヴェン◆ピアノ・ヴァイオリン・チェロのためのトリオ 第10番
 ピアノ・ヴァイオリン・チェロのためのトリオ 第5番 「幽霊」
 ピノ・ヴァイオリン・チェロのためのトリオ 第6番
アンコールで―
ベートーヴェン◆七重奏曲より第3楽章
ピアノ/鈴木華重子さん、ヴァイオリン/田中美奈さん、チェロ/金子鈴太郎さん


グリーンフェスティバル、2010年の秋のシリーズが始まりました。

初回ということで、学長のあいさつがあったのですが、この催しにいつも尽力くださっている上村せんせいの紹介は、
「前学長も岡田でしたが、新しい学長も岡田です。イタリア語が得意で、イタリア語の歌の翻訳にお力を借りたことがあります」
でした。

で、登場した岡田新学長、
「ボンジョルノ!・・・(あとは聞き取れるわけもなく^^)・・・」
自己紹介と簡潔で軽妙、短めのごあいさつ。

こんな学長の下だったら、神戸学院大の未来は明るい^^こと間違いなしです。


ピアノ・トリオの第10番(変奏曲)と第6番は演奏されることが少ない曲だそうです。
第6番はベートーヴェンのピアノ・トリオのうち最も目立たない存在と言われることがあるそうですが、力強くて元気、ベートーヴェンらしい曲想です。
私は初めて聴いたにもかかわらず、とても楽しく聴けました。

恒例のインタビューコーナーでは青年^^金子鈴太郎さんが自分の名前の由来や使わないで飾ってある8000万円のチェロの弓を持っている人の話を、面白おかしく聞かせてくれました。

また、この日のチェロの弦は日ごろ使っているスチール弦ではなくガット(羊の腸をかわかしてよったもの)弦を張ってきたので、いい音が出てるでしょう、と。

後半の音が、なおさら美しく聞こえたような気がした^^のは言うまでもありません。


次の連続演奏は2012年春と1年半あきますが、その時まで、元気でいなければ。
と、自分を励ましたい思いです。


 

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フリーター、家を買う。(幻冬舎)~有川浩さん

2010-10-20 | 

前に読んだ本など、あとから読んだ本のイメージに押されて、どんどん忘れていくのが常なのに、この「フリーター、家を買う。」は半年前に読んだにもかかわらず、かなり内容が記憶に残っています。

不況と言われて久しい日本、給料は上がらず、終身雇用とか年功序列なんていうことばを使ったら、古い会社として、白い目で見られそうな・・・。

そんな社会に出て行くしかない若い人たちに、くさらずこつこつ学んでいたら・・・、家族や周りの人とのコミュニケーションをとることをいとわなければ・・・、必ず道は開けると、力づけてくれる本です。

19日火曜日からテレビドラマがスタートしましたね。

配役を見たとき、姉役の井川遥さんを除いて私のもったイメージとだいぶ違っていました。特に浅野温子さん扮するお母さん。ところが、放送を見て彼女が一番はまっていたように感じました。

うつ病の一つの症状として、身体を揺らしたり、足踏みしたりすることをこの本を読んで初めて知りました。

入社したそこそこの会社の1週間の新人研修でしらけ、わずか3ヶ月で退職した主人公は次の正社員の仕事をなかなか得られません。

その彼が人を雇う立場にまで成長します。

彼が考えた募集広告はこうです。
「新卒、一切お断り。
第二新卒、フリーターのみ大歓迎!
もちろん採用は正社員!」
・入社後6ヶ月間は工事現場で研修。

さて、テレビドラマのほうのストーリーはどう展開していくんでしょう。


 

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Classic コンサート in プレラ

2010-10-19 | コンサート・音楽・宝塚

10月15日(金) 西宮市プレラホールで Classic コンサート in プレラ

曲目は―
第1部 スタンウェイの音を楽しもう!
ショパン◆ポロネーズ 第1番
ラフマニノフ◆ピアノソナタ第2番
ピアノ/高石香さん
第2部 ピアノと管楽器のアンサンブルを聴いてみよう!
ショスタコーヴィチ◆ワルツ
ゴーベール◆シシリエンヌ
サン=サーンス◆デンマークとロシア民謡によるカプリス
ベートーヴェン◆ピアノと管楽器のための5重奏
フルート/三瀬直子さん オーボエ/島美紀さん クラリネット/上田浩子さん
ファゴット/吉田雅代さん ホルン/辻浩二さん ピアノ/佐藤裕美子さん
アンコールで―この道、ゴンドラの歌、夏の思い出


第38回西宮市芸術祭の一環のコンサートです。
合わせて、スタンウェイのピアノのおひろめの会でもありました。

スタンウェイは新品ではなく他ホールからの引越し、調整しての再デビューです。
客席は約300。室内楽を聴くには大きすぎず、いい感じです。

ベートーヴェンのピアノと管楽器のための5重奏、多分初めて聴いたのに、すんなりこころに響いてきました。


 

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秋の西宮市緑化植物園

2010-10-18 | 花・木・実・いきもの・自然

記事にするタイミングを失していた、10月7日の西宮市緑化植物園です。
園内施設の休館日はありますが、入園無料、年中無休^^の植物園です。

写真をチェックすると、ちょうど1年前、10月8日にも訪れていました。
そのとき、台風で倒れていたユリノキが再生していました。

植物の強さにはいつも驚かされます。


夕方近く、人けのあまりない園内で秋の花々を1人占めしてきました。

ハマアザミ
つやのあるとげとげの葉っぱが特徴です。


ユーパトリウム・チョコラータ


カラミンサ


シュウメイギク
実はこれだけは園内の売店の鉢植え^^です。


センニチコウ


ノゲイトウ


アメジストセージ


クコ


コムラサキ/シロミノコムラサキ


カワラナデシコ


カリガネソウ


ヒガンバナとミズヒキ


ヤハズススキ


オータムライラック


ホトトギス


ハギ


 

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体重計、再び。

2010-10-17 | 日常・身の回り

新しい体重計を買って記事にしてから、まだ2週間ほどです。
体重計などアナログで十分と思っていたのですが、ゆらゆら動く針の不確実さに、はやくもギブアップです。

細かく体重の記録をとっているわけではなく、2・7捨、5・8入の500g単位なのですが、100g単位で増減する目盛りから受け取る効果はかなり違います。

先日、ホームセンターに行ったとき、たまたまカラダまるごとチェック体組成計というのがセール商品になっていたので、買って帰りました。

体重、体脂肪率だけではなく、推定骨量、筋肉量、内臓脂肪なども測れるので、まさにヘルスメーター。
1日に摂取しておきたいカルシウム目標量まで出るんですって。


まあ、体重だけ分れば十分だけどね・・・。


 

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地球深部探査船「ちきゅう」

2010-10-16 | 港の風景

「海」をテーマにした国際コンベンション「テクノオーシャン2010」の開催に合わせて、ポートアイランドしおさい岸壁に地球深部探査船「ちきゅう」、有人潜水調査船「しんかい6500」その支援母船「よこすか」が停泊しています。

かなり前から、船内見学の申し込みができたのですが、気がついたら失念していました。仕方ない!HPでちきゅうツアーしましょうか。

「ちきゅう」は全長210m、これは新幹線約8両分の長さだそう。
幅は38m、船底からの高さ130m、30階建てのビルの高さですって。
総t数は56,752tです。

アンカー(?)がまつ毛の長い目を伏せたようで、顔に見えます。
船だからもちろん、色白の^^女性です。

近づけば近づくほど、その大きさが実感できます。

船尾はどっしり。やっぱり女性。


その後ろに停泊しているのは深海潜水調査船支援母船の「よこすか」です。
「しんかい6500」はこちらに格納されています。

「よこすか」は全長105.2m、幅16m、総t数4,439tです。


この間テレビで放映された映画「日本沈没」に「ちきゅう」が登場していましたね。
「ちきゅう」の完成が2005年7月。映画の製作年が2006年ですから、そのころはまだできたての船だったんですね。



(この写真はgoo映画から借用しました)


 

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六甲山カンツリーハウス・六甲ガーデンテラス

2010-10-15 | イベント

あまりのインパクトの強さに、「蓑虫なう」を先に記事にしましたが、「芸術散歩2010」の出展作品で一番最初に出会ったのは、この金子良/のびアニキさんの「手をあらわなくていいハウス」です。

ハウス内をのぞくと、うへ~っといった汚さ。
「出るときは手をゴシゴシとあらうハウス」といった感じです。

でも、角度をかえて見れば、屋根から木が突き出たかわいいハウスです。


六甲山カンツリーハウスの広い敷地には多くの作品が展示されていて、ほかにも何点か目の端に入っていたのですが、バラ園に直行です。

「バラは盛りを過ぎている状態です」と入園のとき言われて、了承しての入園です。

それでも、、きれいに咲いているバラはたくさんありました。


リフトで上がった六甲ガーデンテラスにも作品が展示されていました。

海に向かって、何を叫ぶ?

西村正徳さんの「メガメガホン=オオゴエノフキダシ」です。


あの屋根の上にも・・・。


磯崎道佳
さんの「ソフト」です。



六甲山上に向かう道に咲いていたのは、フサフジウツギ、アザミ、枯れアジサイ、ススキなどです。


 

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六甲枝垂れとRed or White

2010-10-14 | イベント

2010年7月にオープンした自然体感展望台「六甲枝垂れ」です。
「回る十国展望台」の跡地に建てられました。

この場所にはいつも、六甲山カンツリーハウスのバラ園を見てからリフトに乗って行ってました。
ところが、リフトの終点のすぐそばに見えるのに、入口はぐるっと大回りするようになっていました。



途中、「芸術散歩2010公募大賞」を受賞した「Red or White」の作品に使われているプロペラがちらほらと土手にささっています。


入場料は「六甲枝垂れ」単独で300円、他の施設の入場券とセットではプラス100円です。


「六甲枝垂れ」は三分一博志(さんぶんいちひろし)さんの設計。
「山の上に立つ一本の大きな樹」がコンセプトです。
展望台の中央は幹、覆うフレームは葉脈です。

石畳の「山道」の両側には棚田のような「氷棚」が続きます。


陽射しを受けてフレームがやさしい影をつくっています。


木製の部分は吉野の森で厳選された総檜葺きです。
フレーム越しにRed or Whiteが見えます。


一番低い位置にある「風室」から吹き抜けになっている幹の上部を見たところです。


横に細長く切り取られた「風穴」から見える景色です。


「Red or White」は広島出身、ドイツ在住の藤江竜太郎さんの作品。

目では見えない風の動きを視覚で感じてみようというのがねらいだそうです。
赤、白に塗ったプロペラは農業資材、もぐらおどし用だそうですよ。


六甲ガーデンテラスの「見晴らしのテラス」からの遠望です。
上からでも見ないかぎり、作品全体を見ることはできません。


 

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蓑虫なう

2010-10-13 | イベント

六甲山で巨大な蓑虫を発見しました。

六甲高山植物園から、ホール・オブ・ホールズ六甲へ下りる渓流のそばに生えているクリの木にぶら下がっていました。


近づくとヒト風^^の顔がのぞいています。
それどころかニホン語で^^しゃべっています。


実はこれ、六甲ミーツ・アート芸術散歩2010の公募入選作品。
角野晃司さんの「蓑虫なう」です。

六甲山で拾った木の枝が蓑の材料です。
左手で持ったケータイで、ツイートしてるそうです。
身体張った作品ですねー。

この日(10/12)は連休明け。
六甲ガーデンテラスエリア内にある「自然体感展望台 六甲枝垂れ」と、その近くに展示されている、芸術散歩2010公募大賞の「Red or White」だけでも見てこようかと昼ごろ出かけました。


予定どおり見終わっての帰途、六甲山植物園やホール・オブ・ホールズ六甲には入らないときでも歩くことの多い、渓流の木道です。
このバッタはイナゴ(か?)。何にしても、お邪魔しましたっ。

そこで、こんなはちゃめちゃな作品に出会えて楽しい気分です。
気がつかずに通り過ぎようとする人がいると、蓑虫くんのほうから声をかけるそうです。
秋の花々はひっそり咲いています。



この作品は浅野孝之さんの「chirpy cup」
「六甲山の風を音で聞く」のだそうです。

このスプリングを引っ張ってもいいのはあとで知りました。


内山泰義
さんの「synchronous a-synchronous #2」

この日は風がなくて動いていませんでしたが、風が吹くと、このプロペラと歯車はどう動くんでしょうね。


 

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神戸御影アイスクリーム カフェ ALICE

2010-10-12 | 食べもの・飲みもの

沖縄でアイスクリームを食べてきました。
な~んて、ウソです。
場所は神戸御影、オーナーが沖縄好きだそうで、ハイビスカスやブーゲンビリアも庭で咲いていました。


以前から行ってみたかった神戸御影アイスクリーム直営の カフェ ALICEです。
10月に入ってもこの日(10/11)は夏日で、タイミングがずれずにすみました。


私がたのんだのはフルーツパフェ。アイスクリーム3種類と季節のフルーツです。
このボリュームで700円ですよー。


イチジクの切り口のシャープなこと。


娘は三色アイス、400円。何種類かの中から選べます。


お店の雰囲気も味もサービスもとっても気持ちがいいです。

阪神御影駅の南側、民家と工場が混在しているところで、決していいロケーションとは言えませんが、ヤマシタアイスクリーム(神戸御影アイスクリームのメーカー)の山側にお店があります。

できたてほやほや^^の冷たいアイスクリームです。
予約して、ランチもいただけるようですよ。


 

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