自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

六甲枝垂れとRed or White

2010-10-14 | イベント

2010年7月にオープンした自然体感展望台「六甲枝垂れ」です。
「回る十国展望台」の跡地に建てられました。

この場所にはいつも、六甲山カンツリーハウスのバラ園を見てからリフトに乗って行ってました。
ところが、リフトの終点のすぐそばに見えるのに、入口はぐるっと大回りするようになっていました。



途中、「芸術散歩2010公募大賞」を受賞した「Red or White」の作品に使われているプロペラがちらほらと土手にささっています。


入場料は「六甲枝垂れ」単独で300円、他の施設の入場券とセットではプラス100円です。


「六甲枝垂れ」は三分一博志(さんぶんいちひろし)さんの設計。
「山の上に立つ一本の大きな樹」がコンセプトです。
展望台の中央は幹、覆うフレームは葉脈です。

石畳の「山道」の両側には棚田のような「氷棚」が続きます。


陽射しを受けてフレームがやさしい影をつくっています。


木製の部分は吉野の森で厳選された総檜葺きです。
フレーム越しにRed or Whiteが見えます。


一番低い位置にある「風室」から吹き抜けになっている幹の上部を見たところです。


横に細長く切り取られた「風穴」から見える景色です。


「Red or White」は広島出身、ドイツ在住の藤江竜太郎さんの作品。

目では見えない風の動きを視覚で感じてみようというのがねらいだそうです。
赤、白に塗ったプロペラは農業資材、もぐらおどし用だそうですよ。


六甲ガーデンテラスの「見晴らしのテラス」からの遠望です。
上からでも見ないかぎり、作品全体を見ることはできません。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする