自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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芦屋交響楽団 第79回定期演奏会

2013-05-13 | コンサート・音楽・宝塚

5月12日(日) ザ・シンフォニーホールで、芦屋交響楽団 第79回定期演奏会

曲目は―
レオシュ・ヤナーチェク◆シンフォニエッタ
ベドジフ・スメタナ◆連作交響詩「わが祖国」

指揮/海老原光さん


今回も大作に挑んで、成功させた芦屋交響楽団です。
会場もほぼ満席でした。

さて、ヤナーチェクのシンフォニエッタ。
クワイヤー席に金管合奏者11人が配されています。
9本のトランペットと2本のテナーチューバ、2本のバストランペットがファンファーレを高らかに奏でます。

舞台奥にはコントラバスが横一列に並び壮観です。

コンサートに出かける前に、夫が「シンフォニエッタは村上春樹の『1Q84』に出てくるんだよね」と。
読んだ私はすっかり忘れています。

あとでネットで探してみると、冒頭にしっかり出てくるようです。
私は青豆が高架の高速道路でタクシーを降りるシーンがうっすら浮かんでくるだけです。
読んだ本は次々押し出されるように^^忘れます。

立ち寄った本屋さんで『1Q84』を手に取って確かめてみました。
タクシーの中にいい音で「シンフォニエッタ」が流れているところから物語は始まっていました。
ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」と聞いて、すぐ思い浮かべられる人はまずいないだろうとも綴られていました。

演奏会のプログラムに取り上げられることは少ないようで、いい経験をしました。


スメタナの「わが祖国」は6曲からなる、連作交響詩。演奏時間約85分という長い曲です。
第2曲のヴルタヴァ(モルダウ)は単独で、よく演奏されますね。

こちらはハープ2台が舞台最前正面に、向かい合って並びました。
で、2曲が終わって、舞台から去ります。

こちらも全6曲が演奏会のプログラムにあがることは少ないようです。


いつも、難易度の高い曲に挑戦する芦響ですが、私は「クラシック入門、基本の基」のような楽曲も聴いてみたいです。

 

 

 

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