5月26日(日)夜の部は、うはらホールで米谷ふみ子さんの講演と、大塚善章さんのジャズピアノ演奏会行きです。
米谷さんは1930年生まれ。50年以上暮らすアメリカから2年半ぶりの帰国です。
新聞に「最近のアメリカを斬る!」のタイトルで講演をすると、告知が載ったので、申し込みました。
芥川賞作家の米谷さんの著作はあまり読んではいませんが、時々新聞や雑誌に載るエッセイを通じて、アメリカや日本に物申す姿勢や、ハンディキャップを持って生まれた次男とのかかわり、反核運動など、その行動力にいつも圧倒されています。
82歳と6カ月というお歳だし、米国在住だし、そう頻繁に日本には来られないだろうと、
「行くなら今でしょう^^」となったわけです。
講演はテーマから少しはずれました。
というのも、直前に橋下大阪市長の例の発言があったからです。
「何で、沖縄であんな変なことを言ったのか?アメリカまで行って謝るのなら、世界中の女の人にも謝ってほしい」と。
「なんのために大阪市長が沖縄へ行ったのか、知っている人がいたら、教えてください」という問いかけに、客席から声をあげた方がいたのですが、ちょっと発言に行き違いも出たりして、まぁ、寄り道しながらも、最近のアメリカの話をされました。
たとえば、富裕層の税率が低すぎることとか、イラク、アフガニスタンから帰ってきた傷病兵のケアを国がしないので、自殺者が増えているとかなどです。
余談でロスアンゼルスの米谷さんの家に出入りしていた、元NHKアナウンサーの堀潤さんのこともね。
米谷さんとはもっと小ぢんまりした会場で、話を聞く機会があればなーと思います。
第2部は大塚善章さんのジャズピアノ演奏です。
細めのパンツにツートーンの革靴。とても傘寿とは思えない若々しいスタイルと演奏です。弾き語りも何曲か。
アズ・タイム・ゴーズ・バイから始まって、スターダスト、サマータイム、最後のWaveまで、15曲演奏されました。
参加費3000円のうち、1000円が「ひょうご子どもと家庭福祉財団」への寄付に充てられ、15万円が贈られました。