香雪美術館は朝日新聞社を創設した、村山家が所有していた林園、約5000坪の一角に建てられています。
前庭に、シダレザクラ、シダレモモがあるのですが、あいにくサクラと源平(紅白)のモモは花を終えていて、どうにか、白花のシダレモモに花が残っていました。
薄緑色の地味な花をつけた木があったので、館の方にたずねたところ、ロウヤガキ(カキノキ科)とのことでした。
そういえば、カキの花が筒のように伸びた形をしています。
雌雄異株で、実を結ぶ雌花のほうには、別名のツクバネガキの名のとおり、大きなガクがついています。
すぐそばに雄花もありました。
アシビやドウダンツツジに似た、イワナンテン(ツツジ科)の花も咲いていました。