自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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マエストロのベターハーフ

2004-07-13 | コンサート・音楽・宝塚
7月10日土曜日、神戸学院大学で指揮者ゲルハルト・ボッセさんの講演会。
演題は「ベートーヴェンへの道」。講演の内容に合わせて説明的に、風呂本佳苗さんのピアノが入るというおもしろい趣向だった。
が、ところどころで記憶が途切れる。うつらうつらしてしまったm(__)m。

ボッセさんは1922年ドイツ生まれ。現在、日本を拠点にしている指揮者としては間違いなく最高齢だ。
この5月、ドイツで骨折され、足と手がご不自由のごようす。
通訳をされた奥様、菅野ボッセ美智子さんの気配りと、よどみのないお話がすばらしかった。講演はもちろんのこと、質問者の要領を得ない質問を、多分その質問以上の問いかけにしてボッセさんに伝え、その答え聴衆に翻訳してくれる。
まさにマエストロのベターハーフだ。

ボッセさんが指揮をする上で気をつけているのは作曲者が意図したテンポとアーティキュレーション(音の区切り方)。
たとえばベートーヴェンは1816(7)年に発明されたメトロノームを使って、自分の曲のスピードをチェックして譜面に速度の指示を加えている。それは意外に速いそうだ。

昨日、夕食は夫と外で食べた。2人暮らしになってほとんどしなくなった「天ぷら」、ビールを少々。帰路、通りすがりのお店のシャツが目のすみに入る。変わった色のアロハだ。目のすみに入る→店に入る→買う。というのが私のパターン。何を買うにも吟味はあまりしない。汗かきなので洋服の試着はこちらから遠慮する。だから失敗も多い。

あきんどゴコロいっぱいのお店の人が男物のSを薦めてくれた。肩パット入りのカットソーの上から着たのでキツイ。で、Mを買った。Labのわざと生地の裏側を表に使ったアロハで気持ちのいい買い物ができた、とそこまでは思っていた。
家で着てみるとダブダブだ。太っているからといって、大き目を着たらよけい太って見える。
1万円近いし、取り替えてこようかなとふと思った。
夫にぼやくと、「ちゃんとはおってみて、ごきげんで買ってきたんだからいいやん。僕が着るよ」

私たちのほうは押しの弱い、われ鍋にとじ蓋夫婦やわ。


コメント
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