自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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TB 赤ちゃんを抱っこした幽霊さん

2004-07-10 | 日常・身の回り
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Rolling55さんのblogを読んで今までで1回だけ「幽霊を感じた」夜のことを思い出しました。
娘が生まれて半年ぐらいのころです。当時の育児日記をほぼそのまま書き移します。


昭和5x年6月11日(月)

真夜中3時過ぎのことです。台所でスリッパをする音がします。誰かが錠剤の入ったビンを振っているような音もします。
母さんは「パパどうしたの?」と声をかけました。
すると動きがパタッと止まったのです。じっと目をこらすと冷蔵庫のあたりで人の気配がします。どうも赤ちゃんを抱いているようなのです。

母さんビックリすると同時に心臓がドキドキ、早鐘を打ったよう。隣りのベッドでは○ちゃんが寝ながらドタンバタン動いています。母さんは声も出ません。こわくて目を固くつぶりました。しばらくしてそっと目を開けると、まだ人影は赤ちゃんをあやすかのように揺れています。デジタル時計が3:33を示しています。

母さんトイレに行きたいのも我慢して壁の方を向いて布団を頭からかぶりました。それでもいつの間にか母さん眠ったようです。朝起きてこのことを父さんに話すと「ちょうどそのころ僕がトイレに起きたから夢とダブッたんじゃない?」と、とりあってくれません。

母さんも目と耳の錯覚が重なったんだとは思うのですが、○ちゃんの生まれた年に子持ちの幽霊さんを見るとは不思議な因縁を感じます。

この幽霊話には続きがあります。今日の夕刊に近くの看護短大の寮があるビルから若いお母さんが飛び降り自殺した記事が載ったのです。飛び降りた階段のおどり場には遺書と1歳になる子どもの写真が置いてあったとありました。

母さんが幽霊さんを見たのはそのお母さんがまだ下界をさまよっていた時間に当たります。母さんは小さい子どもを残して死ななければならなかったそのお母さんが天国に行きあぐねて赤ちゃんを抱いてうちに現れたんだなと思いました。

○ちゃん、ベッドに置いたぬいぐるみのクーちゃんをお手々で持って移動させる。また一つの成長です。
「徹子の部屋」のゲスト、中原理恵さんのゴキブリの話で笑っていたら、○ちゃんもつられてキャッキャッと笑う。こりゃ大変。母さんいつも笑ってなきゃいけないようです。


現役子育て母さんの日記をよく読ませていただいていますが、図らずもこんなところで書けました。ところどころに貼ってある写真が若いのは当然ですが、文字も若いなあと感じます。






コメント
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