昆虫観察をしているクヌギの木でやっとクワガタのメスを見つけました。大きさからいって、ノコギリクワガタのメスにちがいありません。見つけたところが、私の身長の2m高いところだったので、望遠レンズをつけて撮影しました。
クヌギの木も10年前とは、ずいぶんと大きくなってきて、おいしい樹液がでるのが、上の幹のほうにいったようで、なかなかクワガタがいてもわからなくなっています。
子どものころは、まず手が届くところを観察し、クワガタやカブトがいないかみます。そのあと、幹を蹴って振動させ、クワガタを落として捕まえます。時々うまくいっていました。大きなドサッという音がすれば、心弾んだものです。藪の中からそれを見つけたときは、猛烈にうれしかったものです。その方法でミヤマクワガタなどを捕まえていました。
他の昆虫では、オオムラサキ以外、オスとメスの区別はできません。クワガタ、カブトは、特別です。オスに憧れます。昔は、それが強かったのですが、今は、なにかメスのほうが大事になってきました。
クヌギの木にきていたノコギリクワガタのメスは、うまくオスにであえるでしょうか。個体数は、相当少なくなってきています。