仕事場に、山際で採ってきたフユイチゴを生けてもらいました。それを見た知人二人が会話していました。「なつかしいね」「昔は、よく食べていたねえ」というところ。今、山際に行けば、たくさんあります。近くに住んでいても、そこに行くことがないので、こういう会話になってしまいます。
「昔、秋に、ハチマキイチゴというのを採って食べたことあるけど、ハチマキイチゴというのを知っている?」飯南町出身の知人が言いました。私は「はあ?」と聞いていたのですが、もう一人地元の知人は、「子供のころここから、奥の方で、採ったことがあった」と答えていました。二人は、ハチマキイチゴというイチゴを知っているのに、私は、初めて聞いた言葉です。
「どんなイチゴ?」「黒いイチゴ」「桑の実じゃないの」「桑の実と全く違う」ということで、私がネットで調べてみると、ありました。
ナツハゼの実をこのあたりでは、ハチマキイチゴというのだそうです。上の文は、広島県熊野町の自然というページからコピーしたものです。
手元にもっている飯南町植物ガイドブックの中にも掲載されていました。
ナツハゼの名前は聞いたことはありますが、私は、認識したことがない木です。
来年は、どこかで、見つけたたいものです。ハチマキの形というのが、分からないのですが、実物を見ないと分からないのでしょう。
秋には、実も食べてみたいものです。
まだまだ知らないことのほうが多いですね。