伊勢松坂の商人、小津清左衛門の江戸大橋棚の支配人理兵衛の「大寶得」と「日嘉得」が七冊ほど手元にあります。残念ながら、天気は十日分ほどしか書いていませんでした。
難読なので、そのままにしていたのですが、小津本家の「小津清左衛門長柱日記」を読み、それでは番頭さんの手記もと思い読み始めました。
はじめに処世訓のようなものがありましたので写します。
父母に孝行に、法度を守り、謙(へりくたり)り、奢らずして家職を勤
正直を面々の本とする事
誰も存じたる事なれとも、いよいよ能あい心得候様下々へ教申し聞ものなり。
とあります。今も昔も言うは易く行うは難し、と言ったところでしょうか。
ところで、慶応三年の控に「店へ置候覚」があり、中に鍵と印形の置き場所があります。
何となく興味がありますので紹介します。
鍵(どこの鍵かは不明)はタンスの下の引出しの風呂敷包みの中へ袋に入れて 置いています。
印形は、帳場の硯箱の引き出しの中にあります。
また、二丁目、花たんすのかぎは、伊勢半へ預けています。
鍵が店内になければ、内部の不正は無く、花たんすが、壊さない限りは盗まれないので、なるほどと思いました。
タイムマシンが出来ましても、皆様には「法度を守り」くれぐれも盗みに入らない様お願いします。
難読なので、そのままにしていたのですが、小津本家の「小津清左衛門長柱日記」を読み、それでは番頭さんの手記もと思い読み始めました。
はじめに処世訓のようなものがありましたので写します。
父母に孝行に、法度を守り、謙(へりくたり)り、奢らずして家職を勤
正直を面々の本とする事
誰も存じたる事なれとも、いよいよ能あい心得候様下々へ教申し聞ものなり。
とあります。今も昔も言うは易く行うは難し、と言ったところでしょうか。
ところで、慶応三年の控に「店へ置候覚」があり、中に鍵と印形の置き場所があります。
何となく興味がありますので紹介します。
鍵(どこの鍵かは不明)はタンスの下の引出しの風呂敷包みの中へ袋に入れて 置いています。
印形は、帳場の硯箱の引き出しの中にあります。
また、二丁目、花たんすのかぎは、伊勢半へ預けています。
鍵が店内になければ、内部の不正は無く、花たんすが、壊さない限りは盗まれないので、なるほどと思いました。
タイムマシンが出来ましても、皆様には「法度を守り」くれぐれも盗みに入らない様お願いします。
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