幕末気象台

おりにふれて、幕末の日々の天気やエピソードを紹介します。

似ていない、大塩父子

2012-05-27 12:02:25 | Weblog
 ようやく「三輪田米山日記」の天気記事の入力がおわりました。

パソコンのモニターから、パソコンの天気データベ-スへの入力は
眼力の消耗が甚だしく、記事の書き込みも休んでおりました。

あちこちになりますが、今は滋賀県野洲市南桜村の庄屋、桜井武兵衛
の日記から天候記事を入力しています。
大変読みやすい日記で、しかも紙からの入力ですので、幾許か眼力が
回復いたしました。

入力していますと、天保八年の記事に「大塩平八郎」と「大塩格之助」
父子の人相書がありました。


 人相書 大塩平八郎
   一、年四十五六歳  一、顔細長ク色白ク  一、眉毛細ク薄キ方 一、額開キ月代青方 一、鼻常躰、、


   肖像画も上手く書けてますね、一方格之助のほうは

 人相書 大塩格之助 
   一、年二十七才斗  一、顔細短ク色黒キ方  一、眉毛厚キ方 一、言舌静成方 一、鼻常躰




とありまして、顔が全く違うことに気ずきました。

それでは、格之助は、奥さんに似たのかなと思いました。


よく調べて見ますと、格之助は、平八郎の養子でした。

改めて、人相書きは良く出来ているなと感心させられました。
ところで、大塩平八郎の奥さんはいたのでしょうか。
謹厳実直な大塩平八郎氏ですから、奥さんは居なかったのかも知れませんね。
今度調べてみましょう。

私事ですが、今日は商工会元町支部の移動総会で松島泊まりです。
仄聞するところによると、コンパニオンも来るようです。

大塩先生に聞こえたら、厳しくお叱りをいただくことでしょうな。
コメント
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