幕末気象台

おりにふれて、幕末の日々の天気やエピソードを紹介します。

献春

2021-01-16 16:54:33 | Weblog
あけましておめでとうございます。
と言いましても、今日は新暦では1月16日で、旧歴では12月4日と師走も始まったばかりです。



今年は、地元の画家 東東洋描くところの三幅対を飾ってみました。最初は中幅は 寿老人かと思ったのですが、
左が冬景色で静寂、右が早春で躍動を感じさせる画でしたので、真ん中は 大年神様 と考えたほうが良いようです。

今年の、旧暦1月1日は 新暦の2月12日です。画は旧暦1月1日にぴったりです。

ところで、正月明けの寒さは格別でした。庭の松に霜のようなものが付いていました。樹氷でしょうか霧氷でしょうか
わかる方はご教示ください。



        



どうも今年はコロナでぱっとしませんから、七福神もお出ましになられました。
一人ひとりなどとケチなことは申しません、イッキにお出ましです。



ひとたび、祈るときんば、金はわさわさ、良縁続々、不老長寿、すべての願いが叶う事ゆめうたがうなかれとぞ、
皆様、我先に御拝とげられましょう。
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3 コメント

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安政文久年間の台風の記録(関西) (八軒家絵巻)
2021-02-04 16:51:32
いろは丸様。ご無沙汰しております。その節はたいへんお世話になり感謝しております。さて、今回は、台風の記録について伺わせていただきます。

「浪花百景」の中に「江口の君堂」と題する作品があり、淀川の川面を舞う大きな鳥が描かれています。専門家にお聞きしたところ「この鳥は、・全体に白っぽい・くちばしは真っ直ぐで少し長め・首を曲げて飛んでいる・脚は短め という特徴からすると、ペリカン類であろうと考えられます。ペリカン類は、日本で3種が記録されていますが、迷ってやって来るだけの稀な鳥です」との回答をいただきました。そこで調査の依頼ですが、この作品が描かれたと思われる安政4年~文久年間に、南方の鳥が流されてくるような大型の台風で、大阪付近を通過した記録はありましたでしょうか。http://bit.ly/3oV3ovL

私の調べたことを参考までに。
・万延元年(1860)七月十一日「南風強吹、大時代、浜石垣破損」(瓜屋忠七文書)※兵庫県
・「文久二年 (1862) 壬戌秋八月 於尾張熱田沖 桜新田海岸 捕之」(清水淇川「ガランテウ図」落款)※愛知県 https://www.ndl.go.jp/nature/cha3/index.html

以上、よろしくお願いします。この場お借りします失礼お許しください。八軒家絵巻 拝
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いつもありがとうございます。 (いろは丸)
2021-02-06 19:12:56
いつもありがとうございます。
ちょうど、大坂西町奉行 新見正路日記を読んでおりました。

リクエスト頂きました、台風について調べてみたいと思っておりますが、安政四年から文久三年の七年では、かなりの数の台風が通過しているようにも思われます。もし可能でしたら、時期を絞ることが出来れば助かります。とにかく史料に当たってみます。
少し御時間をいただきます。
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Re: (八軒家絵巻)
2021-02-08 15:50:42
早速ありがとうございます。「浪花百景」は制作時期を推定するのが難しいのですが、前回、雪の時は文久年間でお願いしました。今回も文久年間に絞っていただければと存じます。よろしくお願いします。
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