岡山県には後楽園という日本三大公園の一つがありますが、東京にも「小石川後楽園」という特別史跡 特別名勝に指定されている名園があります。
江戸時代(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が造り、二代藩主光圀が完成しました。池を中心に回遊式築山泉水庭になっています。
春の枝垂桜が有名ですが、紅葉も良いでしょうと訪ねて見ましたが、まだ全体が紅葉するまでには至っていませんでした。
「後楽園」の名前の由来が「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」という中国の儒教から来る言葉によっています。私はこの言葉の由来に感心しました。
地下鉄丸の内線「後楽園」駅から入り口までの道の銀杏はまだ紅葉していません。
入り口を入るといきなり「冬桜」が満開でした。
この冬桜の後ろは大きなけやきが黄色く紅葉しています。
晴れていればもっと鮮やかに池に写っていたでしょう。
池に枝垂れる「はぜ」の紅葉、いいですね。池に鮮やかに反映しています。
私も知らなかったいわれですが昔の人の偉さはここにありますね。「自分よりも天下人を先に楽しませる」その精神が今の公僕には欠けていますね。庭を造って風流を楽しむ精神も欠けていますね。
映っている「はぜ」これが東京のど真ん中とはとても
思えません。素晴らしい紅葉有難うございました。
いつも有難うございます。
庭園の紅葉はしっとりしていて良いですね。特に池があるともっとステキに見えます。昔の人はちゃんと計算して木々を植えたのですね。桜より紅葉シーズンは長いので嬉しいです。