私は今、母の入院、お嫁さんの病気など逃れられないしがらみに毎日を忙しく過しています。
そのしらがみから逃れて気持ちをリフレッシュするために日曜日は東京へと足が向きます。
昨日は「浜離宮」へ行きました。去年の今頃「黄花コスモス」を見て嬉しかったのを思い出しました。
「浜離宮」へは新橋から汐留を通って歩いて行きます。
汐留の日本テレビ(日テレ)のビルに大きな時計があり初めて見ました。時間でカラクリがあるのでしょう。次回はそのカラクリを見たいと思いました。
ビルに写るビル、都会の風景(汐留)
高層ビルの裾にものススキが植栽されている
(浜離宮)東京湾の海水を引く潮入りの池
1654年徳川将軍家鷹狩の場としての庭園で関東大震災や戦災によって損傷しましたが昭和20年東京都に下賜され、昭和27年に国の特別名勝、特別史跡に指定されました。
庭園には多くの松の樹があります。秋の名残の彼岸花も咲いて。
お目当ての黄花コスモスは終わりに近かったのですが沢山の花が咲いていました。元気をもらったようです。
「お伝い橋」
潮入の池の岸から中島と小の宇島を結ぶ延長118mもある総檜造りの橋で1997年5月に架け替えられました。
鴨場池
池はコケで緑色しています。鴨が沢山のんびりと。
丁度、真正面には東京タワーが見えます。
アメリカデイゴの大木
将軍お上がり場の近くにありました。
アメリカデイゴの花
樹齢300年の松
約300年前六代将軍が庭園を大改修した時その偉業をたたえて植えられた松。今なお枝が張り出し堂々たる姿を誇っています。
浜離宮のシンボルツリーですね。
思いを300年前に馳せて、この樹がよくもここまで生き延びて堂々たる姿を人々に大いなる安らぎと希望を与えてきたか。この松の樹の前では神々しいものを感じました。
私は再び現実に戻り、毎日を精一杯生活するのみ。こうして私の心の糧に触れられた日曜日、ドライブしてくれる主人にも感謝しました。