僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.562【 凡 人 】改訂版

2024-01-26 05:00:05 | 
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   凡 人

      にのみや あきら

そんなに注目しないでください
僕は平凡な人間なんです
あなたから見たら
魅力があるかも知れませんが
僕にはなにもない
無能力な人間なんです

買いかぶらないでください
ごく普通の人間なんです
なにかありそうに見えるかもしれませんが
見せかけなんです
期待をかけないでください
僕にはなにもない
蝉の抜け殻のような人間なんです

1999.1.4.作
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僕の詩集No.556【 墓場への友 】改訂版

2024-01-25 05:00:09 | 
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   墓場への友

        にのみや あきら

面白くないと馬鹿にされても
なんの価値もないと愚弄されても
金にもならないのにと笑われても
私は詩を書き続ける

狂人扱いにされても
無益な徒労だと言われても
駄作ばかりだと軽蔑されても
私は私の詩を書き続ける

他人には馬鹿げて見えても
一生 日の目を見なくても
詩を書き続けるのは
私には掛け替えのない生き方

書いた詩は
私の墓場の友とする

1998.12.8.作
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僕の詩集No.555【 人 生 ( 7 ) 】再投稿

2024-01-24 05:00:13 | 
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   人 生 ( 7 )

        にのみや あきら

お祭り騒ぎは

もうたくさん

じっくり

人生を

考えたい

静かに

人生を

語りたい

1993.7.25.作
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僕の詩集No.3230【 宝の持ち腐れ 】

2024-01-23 05:00:05 | 
   宝の持ち腐れ

         にのみや あきら

本を購入して
読まないで机の上に積んで置く
俗に言う「 ツンドク 」
これでは何のために買ったのか
全く無駄な行為だ
これが「宝の持ち腐れ」

本は読んでこそ
血となり肉となり役に立つ
「 ツンドク 」では
何の役にも立たない

何のために買ったのか
振り返り反省すべきだ
せっかく買ったのだ
自分が生きる糧にすべきだ

「 ツンドク 」だけでは
その人自身が
宝の持ち腐れになる
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僕の詩集No.553【 落 胆 】改訂版

2024-01-22 05:00:05 | 
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   落 胆

      にのみや あきら

いま鑑賞した芝居より

夜空に聳え建つ

Mデパートの

壁面の曲線の方が素晴らしく

感動を覚えるのは

なぜだろう

演劇は総合芸術

それが壁面の曲線に負けるとは

1993.7.22.作
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