僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.628【 夜明けの繫華街 】改訂版

2024-04-02 05:25:29 | 
( 再投稿 )

   夜明けの繁華街

          にのみや あきら

大都会の街で

ビルの目覚めが始まる

前夜の盛況のなごりを

薄霞が静かに持ち去ろうとしている

夜明けの薄明かりが

ビルとビルの間を這う

人々の目覚める前に

都会の軽い騒音が

ビルを柔らかく包む

新しい人間ドラマの幕開け

その前の静寂

鳥の甲高い鳴き声がそれを破る

1999.6.27.作
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