僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.538【 ダイヤモンド 】

2024-01-09 05:00:04 | 
( 再投稿 )

   ダイヤモンド

        にのみや あきら

私は
ダイヤモンドとガラスの
区別がつかない
私には
どちらでもいいことだ
両方とも
なんの魅力もない

静かに
口を利かず
存在している高価な個体の
ダイヤモンド
価値を評価できない私には
詩を書く
資格がないのだろうか

1993.11.2.作
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 僕の詩集No.536【 予 想 外 ... | トップ | 僕の詩集No.3227【 人 生 ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (1948219suisen)
2024-01-09 05:59:04
その人の大事に思えるものが、その人のダイヤモンドではないでしょうか?

石炭と同じ化学構造のダイヤモンドを有り難く思えない人がいても不思議ではありません。

コメントを投稿