僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.1204【 救 急 車 】

2017-01-26 09:50:07 | 
   救 急 車

      にのみや あきら


救急車のサイレンを聞くと
神経が逆撫でされ
身が引き締まる
我が身のことでなくても
嫌なものだ
何処の誰が
どうなってるのだろう
命は大丈夫だろうか
他人事ながら気にかかる
そして
わが身に降りかかって来た
時のことを想像して
不安な思いに落ち込む
地震速報もそうだが
警報にはドキッとする
鳴らさないで
済まないものだろうか
患者を運搬する時
通路を拡げれば
良いのではないか
どちらにしても
救急車のサイレンの響きは
勘弁してもらいたい
怯える生活は嫌だ
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