僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.1183【 正 月 】

2017-01-04 09:50:06 | 
   正 月

      にのみや あきら


長閑だ
穏やかだ
時間が静かに流れる
噓のよう
これが正月の長閑さ
平和な街
平和な家庭
幸せでいっぱい
何事もない時間が
申し分のない時間が
躍動する
世の中
このまま平和であればいい
日常も正月のように
平穏であって欲しい
オトソを酌み交わし
お節料理に舌鼓を打つ

正月が終われば
世の中が動き出す
また激しい闘いの日々
正月気分を抜けきって
現実に戻らなければならない
年中正月気分
と言うわけにはいかない
それが現実
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