goo blog サービス終了のお知らせ 

公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

優駿牝馬回顧

2011-05-22 17:31:18 | 大レース回顧集
第72回 優駿牝馬が22日、東京競馬場で行なわれた。

1番人気は、9 マルセリーナで2.2倍、2番人気は、12 ホエールキャプチャで3.0倍。10倍以下の単勝人気は以上2頭。

スタートはばらつき、ホエールキャプチャが立ち遅れた。7 ライステラス、13 シシリアンブリーズが出を伺うが、18 ピュアブリーゼが1角付近で先頭に立った。1 ハブルバブルが4番手。14 スピードリッパーが7、8番手。4 エリンコートが内を通ってほぼ中団。その後ろにホエールキャプチャと17 マイネイサベル。さらに16 グルヴェイグが続き、マルセリーナは後方から3~4頭目あたり。

縦長の隊列がそのまま続き、直線へと向かう。

直線に入り、マルセリーナとホエールキャプチャが外から突っ込むが、坂上で、馬場の真ん中を通ってエリンコートが抜け出しを図るところ、ピュアブリーゼが粘り腰を見せ、ホエールキャプチャと3頭の先頭争い。マルセリーナは坂を下ってからいささか伸びを欠く。ゴール直前、エリンコートが制して優勝。2着は写真判定となったが、ハナ差、ピュアブリーゼがホエールキャプチャを退け2着。マルセリーナは上位3頭から2馬身半遅れの4着。5着にスピードリッパー。

<短評>

・エリンコート・・・発馬はまずまず良かったが、スタート直後に位置を下げ、終始内を通る競馬に徹した。直線ではピュアブリーゼの動きがよかったため、馬場の真ん中を選んで抜け出しにかかったが、雨で視界が悪い上に、馬場が幾分雨により柔化しつつあったせいか、ホエールキャプチャとマルセリーナよりも先に抜け出したことが勝因に繋がった。また、道中内へ入れていたことも勝因となった。

・ピュアブリーゼ・・・成り行き先行となったが、後続がもがいていたことも要因となって、最後の最後まで粘り腰を見せた。これまでずっと、1800m以上のレースを使ってことから見ても、オークスへの意気込みが戦前から感じられたが、惜しい2着だった。

・ホエールキャプチャ・・・スタートの立ち遅れは誤算だった。その後は直線勝負へと持ち込んだが、馬場の柔化により思ったほどの切れが見られず3着。

・マルセリーナ・・・道中後方待機だったが、直線で外を回ったことや、馬場の柔化もあってか、直線で思ったほど伸びきれなかった。切れで勝負するタイプなだけに、パンパンでないと厳しかったか。

・スピードリッパー・・・終始前々勝負だったが、直線では力の差をみせつけられた格好。

・ハブルバブル(9着)・・・ 見せ場なかった。

・グルヴェイグ(16着)・・・馬場の問題に加え、レースキャリアの面から見ても力不足を感じた。

(追記)

土日のおさらいと、笠松けいばが開催されます☆

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5月21日の優勝戦・重賞結果 | トップ | オールスターオートレース回顧 »
最新の画像もっと見る

大レース回顧集」カテゴリの最新記事