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公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

「小沢亡き」後の民主党

2012-07-09 03:05:07 | 政治経済問題
小沢元自治大臣がいた頃の民主党は、好きにしろ悪きしろ、「親小沢」VS「反小沢」という図式により、党内の緊張感があった。それが証拠に、2010年9月及び2011年8月の党代表選挙の盛り上がり方は、与党時代の自民党総裁選ですらなかったものだった。

しかし、小沢「元 代表」がいなくなった今、民主党内でそのような緊張感を高揚させるものが果たしてあるのだろうか?

思うに、前にも言ったが、ひょっとすると今後の民主党は「内ゲバ化」するような気がする。もっとも、連合赤軍のように武力行使、なんてことはしないだろうが、あと数か月も経てば、さらに離党する議員は増えていくのでないだろうか。

つまりは、小沢一郎という存在が立ちはだかっていたからこそ、民主党内は一応、一つの党としてまとまっていたということ。そんな「支柱」がいなくなった今の民主党を一つにまとめ上げられる人材がはたしているのだろうか?

ま、凌雲会の連中は、小沢グループが離党したことによって(わずかながら、残党はいるが)、これからは肩で風を切ることになっていくんだろう。しかしながら、凌雲の連中に皆、民主党の議員がついていくとはとても思えない。

さらに言うと、要は「小沢新党」の動向がまだ不透明なため、模様眺めしている議員が少なくないと見られる。さらにいえば、離党した小沢グループの面々はそれこそ以前より、「小沢シンパ」だった連中ばかり。したがって、必ずしもそうではない議員からすれば、とっつきにくいところがあるのは言うまでもなし。

さらに、震災事後処理の問題があり、出たくても出れない議員もいる様子である。

「国民の生活が第一」という、2009年時の政権交代時のキャッチコピーも小沢新党に奪われてしまった民主党に、果たしてどんな「売り」があるというのか?

ま、さしずめ、

『役人の生活が第一』

『自分の生活が第一』

『国民の生活は最後の最後』

てなところか?






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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (高知の住人)
2012-07-09 07:25:37
「亡き」って(苦笑)・・
まあ、右派と左派と中道をまとめられていたのは小沢一郎のお陰でしたから、
輿石の様な左派系の居場所が危ういでしょうかね、今の内閣や執行部では。
岡田や前原、樽床が勘違いしている民主党に未来があるとは・・・菅は論外。
鳩山の個人商店だった民主党を政権与党にしたのは間違いなく小沢一郎です。
そこを誰もが無かった事にしているのが笑える。前原、お前は何も出来ないだろと。
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Unknown (代品民)
2012-07-09 12:38:59
民主党が政権を取れたのは、どう考えても自民党が自爆したからでしょ。

政権取ったら、いきなりガソリン税引下げは
なかったことになったり、郵便・沖縄米軍基変換原理主義者と連立内閣を発足させ、あえなく沈没。
返信する

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