大阪・吹田市民病院で医療事故、医師が誤って動脈切断…40代男性患者が死亡 読売新聞 2024/04/15 21:19
大阪府吹田市の市立吹田市民病院は15日、2021年に実施した手術で医師が40歳代の男性患者の動脈を誤って切り、死亡させる医療事故があったと発表した。
発表によると、21年6月24日、腎臓がんだった男性の左の腎臓を 腹腔ふくくう 鏡を使って摘出する際、外科医が本来切る必要がない動脈2本を切った。男性は大量出血し、同日中に出血性ショックで亡くなったという。
同病院はミスを認め、今年3月に男性の遺族と和解が成立したことから公表した。内藤雅文院長は「二度とこのような事故を起こさないよう再発防止に努める」とコメントした。
同病院では20年10月にも、肺がんの内視鏡手術で、医師が男性患者の大動脈を傷つけ、その後、男性が死亡する医療事故が起きていた。
大阪府吹田市の市立吹田市民病院は15日、2021年に実施した手術で医師が40歳代の男性患者の動脈を誤って切り、死亡させる医療事故があったと発表した。
発表によると、21年6月24日、腎臓がんだった男性の左の腎臓を 腹腔ふくくう 鏡を使って摘出する際、外科医が本来切る必要がない動脈2本を切った。男性は大量出血し、同日中に出血性ショックで亡くなったという。
同病院はミスを認め、今年3月に男性の遺族と和解が成立したことから公表した。内藤雅文院長は「二度とこのような事故を起こさないよう再発防止に努める」とコメントした。
同病院では20年10月にも、肺がんの内視鏡手術で、医師が男性患者の大動脈を傷つけ、その後、男性が死亡する医療事故が起きていた。