中村が完全優勝

京王閣ガールズケイリン決勝は、中村由香里が完全優勝。

勝負所で後閑‐中川に蓋をされ、その後も内に閉じ込められてしまったが、最終2センター付近で中川後位に入り込み、直線で中川を差した。前2走の大差勝ちとはまた違った意味での強さを披露。

さて、次回のガールズケイリンは13日開幕の松戸。

出場予定選手

「勝ち気満々」の加瀬、中山が再び登場。そして今回2着の「頭脳派レーサー」中川も参戦（ちなみに兄貴はあのちゃんねるで、「バ○川」と言われているみたいだが）。この他、荒牧や今回デビュー場所となる篠崎も登場。

ちなみに中村の次回は24日開幕の松戸。小林莉子との対決となりそう。

なぜ死亡事故になったのか？

ま、運動方程式の話になるんで、マジシャン先生に解説してもらったほうがいいかもしれないが、円運動（加速）中の物体を急激に方向変化させた場合、果たして、その物体の向かう先はどうなるのか？

円運動する物体は、円の中心に向かって力が働く。これを向心力という。また、常に速度の向きと垂直の向きの力が作用することにより等速円運動は継続する。

ということは、上記の命題に戻ると、（等速）円運動中の物体の方向を急激に方向変化させると、作用する力の向きも変わっていく。また、等速円運動の向心力は、質量(m)と速度(v)の2乗に比例し、半径(r)に反比例する。さらにいうと、質量(m)と半径(r)と角速度(ω)の2乗に比例するから、それ相当の力を働かさねば制御はできない。

さらに、衝突時における運動エネルギーは、質量(m)と速度(v)の2乗に1/2比例する。したがって、いくら緩衝材があるからといって、そのエネルギーに耐えうるだけの緩衝力がなければ、物体の損傷を防ぐことはできない。

さて、You Tubeでリプレイを見てみよう。

【競輪】小田原９Ｒ　坂本照雄選手(A2・73期)死亡事故

思うに、方向転換する地点が早すぎたのではないか。

もう少しギリギリのところで方向転換しておけば、衝突という事態は防げたかもしれない。

とはいうものの、そんな理屈はなかなか通らないよね。

ところで、写真判定用ミラーボックスの衝突例は過去にもあり、偶然にも同じ坂本姓で、1956年の全国争覇競輪で優勝した坂本昌仁が、とある年の大宮でそのような事態となり、瀕死の重傷となった。ま、昌仁のほうはその後奇跡的に競走復帰し、通算728勝の名選手となったわけだが、一方で、そのときの事故がなければ、もう少しタイトルが取れていたのではないかとも言われたとか。

しかしながら、事故というのは本人が予期せぬ形でやってくることが常だな。

ウィギンス、マイヨ奪取

ツール・ド・フランス第7ステージは、最終盤の登り坂で抜け出したクリス・フルームが勝った。

マイヨ・ジョーヌは、フルームの牽引に乗ったブラッドリー・ウィギンスが奪った。