公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

クイーンエリザベス二世カップ展望

2007-04-24 00:51:30 | 競馬

29日、シャティン競馬場でクイーンエリザベス二世カップが行われる。

ともにドバイ国際レースを勝ったアドマイヤムーンヴェンジャンスオブレインの一騎打ちが予想され、まさに「頂上決戦」となりそう。

アドマイヤムーンは今、馬が一番充実しており、競り合いになってもまず負けない様相。シャティンのコースについても昨年の香港カップで経験済みという点もあり、ここは本命視されても十分おかしくない。メンバー的なことを考えてもドバイデューティフリーよりもくみやすい相手であり、G1連勝の可能性は大。

一方、昨年の香港カップでは、2着のアドマイヤに大きく離されての3着だったヴェンジャンスオブレインだが、香港G1のゴールドカップ、そして強力メンバーが名を連ねたドバイシーマクラシックで見せた長い脚を使っての勝利を見るかぎり、こちらも今、馬が非常に充実している様相がうかがえる。

他には、香港ダービーを勝ったヴァイタルキング、香港ゴールドカップでヴェンジャンスオブレインをきわどく追い詰めたヴィヴァパタカの地元勢が虎視眈々と圏内を目指すものと思われるが、中心はアドマイヤとヴェンジャンスの2頭。

そしてアドマイヤにとって、もしここも勝てるようだったら、恐らく次は宝塚記念が予定されているとはいえ、例えば、8月に行われるインターナショナルSや9月の愛チャンピオンSでも十分勝負できそうだし、そして陣営に意思があるのなら、凱旋門賞への挑戦も十分視野に入れることができると思う。

とにかく、ヴェンジャンスオブレインはかなり強敵。果たして敵地にてその強敵を一蹴できるかどうか期待される。


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