狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

機動隊員「土人」発言報道、沖縄2紙にブーメラン

2016-11-07 08:13:12 | 高江ヘリパッド

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沖縄タイムスの紙面から機動隊「土人」発言というオイシイ記事が消えて久しい。
 
高江の真実を報じる「ノーカット版動画」のアクセスが70万回を突破。 なお100万回に向かって驀進中だから、捏造記事にはブーメランが怖いのだろう。
 
唯一の例外は「識者インタビュー」の連載記事だが、いずれも義理で掲載したといった気の抜けたビールのような内容。
 
インタビュー受けた識者は針のむしろの状態で自分の記事を読んでいただろう。
 
・・・・と思って本日の紙面を探したが、消えていた。
 
ところが社会面の最下部にこんな小さな記事が・・・。
 
おことわり
連続インタビュー「機動隊『土人』発言」は休みました
 
こんなつまらないインタビュー記事を読まされる読者の身にもなって欲しい。
 
「休み」なんて言わずに、「中止」にして欲しいものだ。

 

 

 機動隊員「土人」発言報道、沖縄2紙にブーメラン

《 沖 縄 時 評 》

ネットの反撃受け撃沈

 

 「沖縄紙は沖縄の世論を反映しているにすぎない」

 これは偏向報道を批判された時の沖縄2紙の反論だ。

◆「世論作る」と豪語

 

機動隊員「土人」発言報道

10月21日付1面で松井一郎大阪府知事を攻撃する沖縄タイムス

 その一方、沖縄2紙は「沖縄の世論は我々が作るから」と嘯(うそぶ)く。「沖縄の真実」を取材する本土ジャーナリストに対して、沖縄2紙の記者が吐いた本音だ。事実、沖縄の主要選挙で争点は沖縄2紙が決めてきた。その結果、沖縄2紙が支援する候補者が勝利してきた。直近の参議院選挙では、選挙直前に起きた「元海兵隊の軍属」による女性遺体遺棄事件が「追い風」となり、現役の島尻安伊子沖縄担当大臣までもが敗北する事態となった。沖縄2紙は参院選の勝利を機に、辺野古違法確認訴訟でも「反基地」の民意を一気に盛り上げていくもくろみだった。だが、法律論で闘う法廷では「民意」は通用しなかった。

 9月16日、福岡高裁那覇支部は違法確認訴訟で県の全面敗訴の判決を下した。県は判決を不服として上告したが、沖縄2紙は判決を「国寄りの不当判決」などと連日批判した。ところが、沖縄タイムス自身、県が逆転勝訴する可能性は極めて低いと察知していた。最高裁では事実認定はせず、高裁判決の法令解釈の誤りや憲法違反を審議するという。10月16日付沖縄タイムスは「憲法違反や解釈の誤りを理由とする上告が認められ、最高裁判決で先の判決が破棄された例は、昨年までの過去5年の行政訴訟では41件。わずか0・84%にとどまっている」との記事を掲載、逆転勝訴の可能性に疑念を呈している。

 翁長雄志沖縄県知事の支援者である沖縄2紙は、工事が一時中止の辺野古から東村へと活動の場を移動し、高江近辺で米軍ヘリパッド工事に抗議している反対派抗議団に一縷(いちる)の望みを懸けた。反対派抗議団による「民意」の形成だ。

 つまり「権力を嵩(かさ)に普通の市民を暴力的に弾圧する機動隊」という構図をつくり上げ、「虐げられた沖縄県民」との民意形成に期待したのだ。ところが、沖縄2紙の報道とは逆に、抗議団の一員の添田充啓容疑者が暴力容疑で逮捕され、抗議団のリーダーである山城博治・平和センター議長が器物損壊の現行犯で逮捕されるなど、想定外の事件が続発した。「市民」とは名ばかりの抗議団は、池田克史県警本部長が指摘する「極左暴力集団」そのものであることが判明した。

 そんな折、四面楚歌(そか)の翁長知事にとって、閉塞(へいそく)感に風穴を開けるような一陣の「神風」が吹いた。

 機動隊員の「土人」発言だ。

 高江近辺で反対派活動家の警備に当たっていた大阪府警の若い機動隊員が、反対派の挑発に乗って「土人」と発言してしまったのだ。沖縄2紙は鬼の首でも取ったように「県民に対する差別」などと批判記事で紙面を飾った。沖縄2紙は「土人」発言を、翁長知事を取り巻く閉塞感を一気に吹き飛ばす千載一遇のチャンスと捉えた。これを契機に「反基地」の大きな世論を形成していけば、仮に最高裁で県側の敗訴が確定しても、翁長知事が主張する「あらゆる手段で辺野古阻止」に整合性を与えることができる。そうなれば法治国家の県知事としては信じがたい言動だが、最高裁判断に対抗して県民投票で「辺野古阻止」の信任を得ることができる。これまでも捏造(ねつぞう)報道で世論をリードしてきた沖縄2紙は、傲慢にも最高裁判断に挑戦する戦略を練った。

 ところが、沖縄2紙には大きな誤算があった。ネットの急速な普及、とりわけ高江現場の一部始終を放映する「動画」の普及である。機動隊「土人」発言でいったん沸き立った「反機動隊」の世論は「ノーカット版動画」の放映で、攻守ところを変えることになる。動画を見た国民はこう考えた。確かに機動隊の暴言は不適切だ。だが、その前後に機動隊員に暴言を浴びせた「市民」と称する反対派活動家は、池田県警本部長が指摘する通り「過激派といわれる極左暴力集団そのもの」ではないか。「挑発に乗った機動隊員も悪いが、彼らに浴びせられた人権無視の罵詈(ばり)雑言を聞けば、反基地活動家の方がより悪質だ」との声が巻き起こった。

◆大阪知事を標的に

 

 思わぬネット情報の反撃に、沖縄2紙の戦略は徹頭徹尾「高江の真実」を読者から遮断することだったが、勝ちを焦った。

 その一方、沖縄2紙は批判の標的を拡大。より影響力のある松井一郎大阪府知事の言葉尻を捉え攻撃した。松井知事は、「今回の警察官の発言は不適切であり反省すべき」とコメントした上で、大阪府知事としては当然の「出張ご苦労様」とねぎらいの言葉を述べたにすぎない。沖縄に派遣された大阪府警の機動隊が沖縄北部の山中で違法な暴徒の取り締まりを一生懸命務めていることが分かったので、機動隊の上司に当たる松井府知事としては当然のねぎらいの言葉であった。松井府知事の言葉は沖縄派遣の全機動隊員に対して送られたものであり、問題発言の機動隊員個人に送られたのではない。これは小学生でも理解できるはずだ。

 ところが沖縄2紙を筆頭にマスコミ各紙は松井知事の発言を歪曲(わいきょく)し、あたかも松井知事が「土人」発言を擁護しているかのような歪曲報道をした。10月21日付沖縄タイムスは1面トップを「大阪知事機動隊員を擁護」と大見出しで攻撃している。

 そもそも沖縄県の治安維持の最高責任者は翁長県知事であり、県公安委員長の人事権は県知事にある。その公安委員長の要請により沖縄県の警備任務のため派遣された機動隊員に翁長知事が感謝やねぎらいの言葉を伝えた事実を筆者は寡聞にして知らない。ねぎらいどころか翁長知事の口をついて出る言葉は機動隊に対する批判の言葉のみである。本来は翁長知事がねぎらうべきだが、大阪府警の最高責任者の松井府知事が代わりにねぎらったにすぎないのだ。

 メディアの偏向報道に対して、松井府知事はツイッターで次のように反撃している。

松井一郎@gogoichiro 10月21日

MBSのこの編集は酷いな、僕は昨日も今朝も取材の冒頭で、今回の警察官の発言は不適切であり反省すべきと申し上げてから、問題の本質について僕の意見を述べています。しかし、冒頭の不適切反省はカット、とにかく、極悪知事に仕立て上げたいのようですが、全く挫けませんしファイトが湧いてきた。(原文ママ)

◆反対派の暴言公開

 

 沖縄の政治家は、沖縄2紙の偏向報道に対して真正面から反撃する人はいない。新聞を敵に回したら選挙の際、バッシングの標的にされるのを恐れるからだ。2014年の沖縄知事選の前、仲井眞弘多前知事は「(沖縄2紙は)特定勢力のコマーシャルペーパーだから購読しない」と明らかな新聞批判をしたため「金で沖縄を売った最悪の知事」などとバッシングを受け知事選で敗北した。

 ところが機動隊「土人」発言で世論の流れが変わってきた。ネット情報を追い風に、沖縄2紙に堂々と反撃を加える政治家が登場してきた。

 沖縄2紙はもう一つ読者に隠蔽しておきたいことがあった。28日の沖縄県議会で自民党県議が反対派抗議団による「暴言集」を全て公開すると産経紙が報道したのだ。県議会の質疑は議事録に記録される。沖縄2紙が必死になって隠蔽(いんぺい)する「不都合な高江の真実」が県議会の議事録に記録されては、今後の翁長知事擁護の民意形成に大きな障害となる。ところが、またしても伏兵が現れた。沖縄2紙の隠蔽工作が妨害されたのだ。

 ネットテレビのチャンネル桜「沖縄の声」が、県議会で写真パネルを提示しながら、「暴言集」の全てを公開する自民党県議の説明を暴露した。ネットテレビにより、沖縄2紙の読者に対する隠蔽工作は見事に打ち砕かれた。機動隊「土人」発言は、ある意味、沖縄の世論形成の分水嶺(ぶんすいれい)であった。当初、狂喜した沖縄2紙の記者は「ネット動画」により、天国から地獄へと突き落とされた。もはや、沖縄2紙が報じる「高江の一般市民を弾圧する強権的機動隊」などの捏造報道を信じる者は誰もいない。

 ネットが捏造新聞に勝利した瞬間である。

(コラムニスト・江崎 孝)

                                            ☆

 

ネット動画が「高江の真実」を読者に暴いてしまった。

沖縄2紙の捏造報道が全国に晒されたのだ。

沖縄2紙が「凶暴な機動隊vs善良な市民」という嘘を報道したら、巨大なブーメランとなって自らを粉砕する。

書けば書くほど、ネット動画のアクセスが増え、自ら墓穴を掘ることになる。

沖縄2紙が思い出したように機動隊「土人」発言の捏造記事を書こうものなら、「ネット動画」のアクセスを誘引し、墓穴がさらに深くなる。

【ノーカット配信】沖縄ヘリパッド移設反対派リーダーが逮捕~これが暴力行為の決定的証拠だ!【ザ・ファク】ト (アクセス回数 70万回突破!さらに拡散を)

記事は書きたし、ブーメラン怖し!

物言えば唇寒し秋の空。

沖縄2紙の今日この頃である。

 

台湾之塔ご支援のお願い

一般社団法人日本台湾平和基金会    

        
  塔の完成に引き続き、参道等の周辺整備を行って参ります。これまで寄せられた主として台湾関係者からのご厚志に加えて、日本側の誠を合わせて完成したいと考えております。衷心からご支援をお願い申し上げます。

 

  平成二十八年九月
     会長:愛知和男 理事長:許 光輝
 〒901-0155 沖縄県那覇市金城5-1-15-203 
 電話098(851)4182 080-6497-2304     
        
振込先 ゆうちょ銀行 普通預金(総合口座)記号 17070 番号 17931141 名義 一般社団法人日本台湾平和基金会
※通信欄に「寄付金として」とお書き添え下さい。他銀行から振り込む場合は 店名七〇八(ナナゼロハチ)店番708 
普通預金 口座番号 1793114 口座名義 一般社団法人日本台湾平和基金会(イッパンシャダンホウジン ニッポンタイワンヘイワキキンカイ) 
※振り込まれたことをご氏名・住所とともにEmail:nittai.heiwakikinkai@gmail.com あてご連絡ください。  基金会
ホームページhttp://nittai-heiwakikinkai.org/
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コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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Unknown (東子)
2016-11-07 10:58:10
「日米両政府が12月20日に返還式典を調整 北部訓練場の過半 ヘリパッド2カ所は完成間近 2016.11.7 07:11」
http://www.sankei.com/politics/news/161107/plt1611070013-n1.html

>反対派の妨害を受けながらも順調に進み、予定している4カ所のうち2カ所はすでに完成間近
>米側も年内返還に応じる構え。
>4カ所のうちN1地区の2カ所は完成間近で、G、H両地区は造成中。
>作業を加速するため、追加の重機を再びヘリで空輸する。

ダンプを遅らせる妨害は、なーーんも役立ってなかったということ。
阻止どころか、遅延さえできてなかったということ。
抗議活動しているオジー、オバーは、脱力でしょうね。

高江の行動は、反対派の暴力性が暴かれただけ。
Unknown (宜野湾より)
2016-11-07 13:15:36
「ネットでは」「報道では」「週刊誌では」どっちもどっちだというが権力を持つ行政側と市民側を同列視してはいけない、という人でも、これまで反対派市民側の行為を自分で確認して、市民側に問題は無いとかそんな行為は無かったと言い切った人はいない。
直近の沖縄タイムス連載のように、2つの事象を同列視できないと結論付けるのに一方の事象については伝聞ソースで事実の観察無し、それで「琉大院生」を名乗られるとガッカリする人もいることだろう。


危険なので現場へフィールドワークに行かれなくても、誰でもすぐ見ることができる加工無しの動画資料があるが、それを使った事象の観察・検討すらすっ飛ばしている

反対派市民に迷惑行為、不適切行為や違法行為が有ったとも無かったとも、判らないともいわない

動画を見て「反対派市民の行為だって酷いぞ」と批判している日本国民に対して「それとこれを一緒くたにするな」といっている

↑このことから、日本国民から批判されるような事は反対派市民もやっているのはわかっているがそこは日本の権力を持つ側と同じ物差しで測ってはいけないのだ!といっていると考えられる。

その上で、日本の法律に基づいて違法行為事実で摘発されると「弾圧」といい、先の渡辺豪の記事にあるように「実は日本人が沖縄の人々から見放されつつある」という、どのような手順で導き出しどの程度統計的裏付けがあるのかわからない見解を発表したので、「同列視してはいけない」反対派市民とその擁護者の人たちは、喧嘩しても何とかして皆で折り合っていくとかはあり得ない!、日本にいる日本人だが(だよね?)日本と日本人が大嫌いで打ち負かしたいの!ということがまたよく伝わってくる。
そのような人たちと同列視されるのは、確かに私はお断りー ( ´θ`)ノ~~~
本日の沖縄タイムス投稿欄 (カウンター58)
2016-11-07 13:41:25
 
オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒限定の「ぼくも私も」除く)。

「人権の問題に 与野党はない」の糸満市・岸本定政さん(68)は、1月4、25日、2月1日、3月8、24日、4月5、16、27日、5月10、24日、6月5、23、26日、7月13、23日、8月5、14、29日、9月11、21日、10月4、9日に続き今年23回目の掲載。
「深刻な感染症 結核に注意を」の那覇市・本郷彰さん(65)は、1月9日、3月4、30日、4月12日、5月1日、8月6日に続き今年7回目の掲載。
「正子さんの絵 勇気もらった」の那覇市・島袋定さん(64)は、2月5、18日、3月5、25日、5月14、28日、6月22日、7月10日、8月7、26日、9月5日、10月1、17日に続き今年14回目の掲載。
「犬のジャンプ 思わず大笑い」の那覇市・玉城百代さん(69)は、1月24日、3月16日、8月10日、9月5日に続き今年5回目の掲載。
「沖縄型の地震対策必要」の出口宝さんは、今年初掲載。
「8本足の悪魔」の与那原町・森山次雄さん(71)は、1月10日、4月25日、5月13日、6月28日、10月14日に続き今年6回目の掲載。
 
カギカッコは投稿欄における見出し。

与那原町・森山さんは4月7日のタイムス社会面に、前日のキャンプ瑞慶覧ゲート前集会の参加者として登場。

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