狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「セカンドレイプ大会」が民意とは

2008-03-24 08:32:59 | ★米兵事件

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米兵事件で沖縄県民大会、自民県連は組織参加見送り・知事欠席 (3月23日 21:55)

 沖縄県内で米兵の犯罪が相次いだことを受け、「米兵によるあらゆる事件・事故に抗議する県民大会」が23日、同県北谷(ちゃたん)町の北谷公園野球場前広場で開かれた。

 主催者発表で約6000人が参加し、日米地位協定の抜本改正や米軍基地の整理縮小など4項目を日米両政府に求める決議を採択した。

 99団体で組織する実行委員会(委員長・県子ども会育成連絡協議会の玉寄(たまよせ)哲永(てつえい)会長)が主催。超党派の大会を目指したが、自民党県連は組織参加を見送り、仲井真弘多(ひろかず)知事も姿を見せなかった。

 玉寄委員長は「沖縄の怒りを日米両政府にぶつけよう。(基地被害を受け続けている県民の)人権回復の第一歩だ」とあいさつした。

 石垣、宮古島両市でも離島会場として大会が開かれ、主催者発表で計約600人が参加した。実行委は4月、首相官邸や在日米大使館などに要請行動する予定。

(2008年3月23日21時55分  読売新聞)
                                               

                                            ◇

2000名足らず(当日記予測)の動員に号外 とは良くやるね!

沖縄タイムスさん!琉球新報さん!


やれやれ、ご丁寧に沖縄タイムスはネット号外まで。

>>PDF版1面(421KB)
>>PDF版2面(705KB)

「大会」の決議内容に興味を持つ者は誰もいない。

全国の興味の焦点はただ参加者数のみ。

まさか前回の半分の6万人?

前回と違って、地元テレビは生中継をしなかった。

筆者が初めて確認したのはNHK6時のニュース。

主催者発表は6000人と出た! 警察発表が無いのは沖縄では慣例化するつもりなのか。

沖縄というと島ぐるみでサヨクとの印象をサヨクマスコミが撒き散らしているが、

沖縄県は1998年以来三期連続保守系の県知事であり、与党の自民党は県議会の最大会派である。

沖縄は元々保守的気風の強い県である。

昨年の異常な「11万人」集会には、県知事も自民党会派もマスコミ主導のキャンペーンに引きずり込まれ参加を余儀なくされた。

今回は開催寸前で踏みとどまって不参加を決めた。

その点、上記読売記事の見出しは「大会」の性格を良く表わしてGJ。

大会は2月11日、米兵が女子中学生に暴行したとして逮捕されたことを例によってマスコミが針小棒大に扇動し、市民団体らが計画した。

「事件」は不起訴により存在しないので本来なら「大会」も中止すべきが筋というもの。

県知事の不参加の理由は「そっとしておきたい」というが、

「左翼団体に政治的に利用されたくない」というのが本音。

で、実際の参加人数だが、1800人前後がいいところだろう。

「11万人」集会の例で言えば実数の5.5倍で、6000人なら実数は1100人程度になるのだが。

1800人の根拠は「11万人」集会の三ヶ月前に同じ「教科書記述問題」をテーマに県民大会が開かれていたが、その時は共同配信が1000人で、地元二紙は主催者発表3500人をそのまま垂れ流した。

その時の掛け率は3・5倍で、6000人の実数は1800人前後に落ち着く。

3500人集会を一面で報じる沖縄タイムス。(くれぐれも「11万人」集会とお間違えの無いように)↓

歴史歪曲 3500人抗議/「集団自決」修正【写真】 (2007年6月10日 沖縄タイムス朝刊 1面 )  


「集団自決」の記述から日本軍の関与が削除された教科書検定の撤回を求め、ガンバロー三唱をする参加者ら=9日午後、那覇市・県民広場(大野亨恭撮影) 
 
63団体が県民大会/検定意見撤回求め決議
 文部科学省の高校歴史教科書検定で、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」に日本軍が関与したとする記述が削除、修正されたことに抗議する「6・9沖縄戦の歴史歪曲を許さない!県民大会」(主催・同実行委員会)が九日、那覇市の県民広場で開かれた。約三千五百人(主催者発表)が参加。文科省に対し、検定意見の撤回を求める大会決議を採択した。
 六十三団体でつくる実行委員会を代表し、あいさつした高嶋伸欣琉球大学教授は「生徒がこの教科書を使う来年四月までまだ時間がある。県民の声を文科省にぶつけて検定意見を撤回させることは一九八二年の前例もあり、十分可能だ」と強調。「会場の熱気に勇気づけられた。来週予定している伊吹文明大臣との交渉では、過去の経緯などを含めて厳しく追及し、成果につなげたい」と力を込めた。 (略)
                   

三ヶ月ごとの「県民大会」は多すぎるでしょう

                    ◇

一つの嘘が次の嘘を作る。

昨年9月29日の「11万人」集会のカウント根拠は13年前の「少女暴行事件抗議県民大会」の8万5千人をベースにしての目視カウントだという。

数字が巨大化するはずだ。

8万5千人は誰の検証も受けず実数として垂れ流されたが、同じ目的の今回の「県民大会」が6000人なら、今回は主催者発表だけで計算しも十四分の一にしかならない。

今大会は大失敗ではないのか。

「11万人」集会に比べたら実に約二十分の一!

これでは、やはり左翼集会と言われても仕方ない。

ところが我が家の琉球新報は、社会面の特集記事で「解説」で次のような四段の見出し。

民意示した「県民党」大会

いやはや「県民大会」とか「民意」とか「県民党」とか、一県民としてはまったく迷惑な話だ。

琉球新報の一面で「6000人」の民意を報じるすぐ側の記事が、

7992人完走 なんぶトリム

二つの写真を比べると「県民大会」の人と人の間の隙間に比べて、

マラソンの方は人と人の間がびっしりの寿司詰め状態。

これには笑える。

8971人がエントリーしたトリムマラソンの記事だがこちらは登録なので全てが実数。

それを2000人足らずの動員で「民意」とは本当に笑わせてくれる。

ちなみに「なんぶトリム」は沖縄では比較的マイナーな大会で最大はNAHAマラソンでエントリーは約2万人。

【おまけ】

昨夜は琉球新報3月13日「声」欄の宮平氏の「声」に関してコメント欄が活発だった。

これに懲りずに上記宮平氏に対する反論が同じ「声」欄に同15日に掲載されたので、上記と併せて掲載する。

琉球新報 3月16日 「声」欄

ナンセンスな「基地撤去」批判

渡嘉敷村 源 哲彦 (61歳)

12日「声」欄に掲載された「基地地撤去は論理の飛躍」を読んで多くの人がびっくりしたのではなかろうか。 これほど論理が破綻した文章は過去に一度も読んだことはなかった。 人生いろいろ、男もいろいろ、考え方もいろいろである。 論理が矛盾しているというよりも「論理がむちゃくちゃというべきである。 まず、「この種の事件をなくすには基地撤去しかない」との主張に対し、「あまりにも論理の飛躍で、凶悪事件は米軍人の専売特許ではない」と言うが、米軍基地が撤去されれば米兵はいないわけだから米兵による「この種の事件」は起こらない。
第二に米兵より沖縄県民が凶悪犯罪を起こす件数が多いという指摘は、県民による県民に対するわいせつ事件が頻発しているのだから米兵がわいせつ事件を起こしても“当然”というかのようであり、だから米軍批判はナンセンスという「論理」はあまりにも屈折している。
「県民大会はもってのほか」と言うが、それこそ「もってのほか」である。
  

参考までに宮平氏の「声」も

琉球新報朝刊 3月12日 オピニオン面 「声」欄

「基地撤去」は論理の飛躍

那覇市 宮平修 (地方公務員、42歳)

米兵による女子中学生暴行事件が波紋を広げているが、「この種の事件をなくすには基地撤去しかない」はあまりにも論理の飛躍で、凶悪事件は米国軍人の専売特許ではない。
沖縄県警によると、昨年一年間の凶悪犯認知件数は101件で、うち米軍関係者のそれは6件であった。 つまり、凶悪事件の大多数は、沖縄県民が引き起こしているのである。
とすると、基地の有無とは関係なく「この種の事件」は起こり続けるということになる。 事実、今回の事件とほぼ同時期に、県民による県民に対する少女わいせつ事件や未成年買春事件が頻発している。
このことからいっても、今回の事件による米軍批判はナンセンスであり、国防に直結する米軍再編問題に反対を叫ぶロジックなどすり替え論以外の何物でもない。
一般市民団体が県民大会の開催を決定したとの報道もあるが。「この種の報道」を見聞きするにつけ赤面してしまうのは筆者だけではあるまい。
今回の事件を政治利用するなど言語道断であり、県民大会の開催などもってのほかである。

                      ◇

どなたか源さんに噛み付く人はいませんか。

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6 コメント

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Unknown (沖縄県民、)
2008-03-24 09:00:22
狼魔人様
おはようございます。昨夜は失礼しました。
世間の冷たい視線が雨となった中での大会だった
ようですね。「踊る阿呆!」ってやつでしょうか?

基地撤去論争について (戦後教育を悲しむ)
2008-03-24 10:44:50
成る程、原文を御紹介いただいて、内容がよく解りました。
源さんの論理を敷衍すると、全ての犯罪を絶滅させるためには、人間は住んではいけない、と言う極論になってしまいそうですね。
お年にしてはナンセンスな感じ。
はじめまして (ハル吉)
2008-03-24 11:47:09
新聞日付は忘れましたが宮平さんの源さんへの再反論が投稿されてましたね。
源さんの「基本的な読解力不足」だと。
思わず笑ってしまいましたがその通りだと思います。
源氏 (ヒロシ)
2008-03-24 12:30:17
地元紙は取っていないので原文掲載ありがとうございます。
渡嘉敷村 源氏の名前に見覚えがあったのですが、例の「富山氏は生前「真実は今や私だけが知っている。 その真実は墓場まで私が持っていく」といったのを直接聞いた事がある。」と語った方ですね。
ここにありました。
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/61374ccbeb34ab86f7e0fb69e8b396ac

>真実は墓場まで私が持っていく
という言葉の意味が分かっていない方のようですから、日本語の読解力は十分ではない(不足ぎみ)なのだと思います。

地元新聞でお名前を拝見させていただく方ですが、このお名前も本土風なのでしょうか?
軍命令は「あった」と信じ込んでいらっしゃるようなので不都合な真実には耳を傾けないのでしょう。
村に住んでいながら戦争を経験された先輩のお話を聞いてあるけば自分が正しいかどうかわかると思うのですが。
Unknown (狼魔人)
2008-03-24 14:03:40
◆沖縄県民さん

昨日はご苦労さんでした。

allallallallさん、納得できないようでしたが。(笑)

読解力の問題だと思うのですが、そうなるとどこまでも平行線ですね。

源さんに噛み付いて見ませんか。(笑)

噛み殺したりして。(爆)



◆戦後教育を悲しむさん

源氏、このお方は沖縄紙のオピニオン欄でよく見る方ですが、昨日の方と同じように読解力の問題だと思います。

>お年にしてはナンセンスな感じ。

逆にお年のせいで思い込みが激しいともおもうのですが、かく言う自分も毎日が反省の日々です。 


◆ハル吉さん

>新聞日付は忘れましたが宮平さんの源さんへの再反論が投稿されてましたね。

3月12日に掲載されています。源氏への宮平氏の再反論、明日掲載予定です。

お楽しみに。

ところが同じ日の同じ欄で(宮平氏の再反論のすぐ下に別の人物に宮平氏を批判させています。

沖縄紙が良く使う汚い手です。


◆ヒロシさん

>渡嘉敷村 源氏の名前に見覚えがあったのですが、例の「富山氏は生前「真実は今や私だけが知っている。

良く覚えていましたね。 書いた者としては感激です。

仰るとおり、源氏は去年の9月2日付け沖縄タイムス「論壇」で次のように書いています。

≪当時の村長や兵事主任はすでに故人となり。生の声で「証言」を聞くことは出来ないが、富山氏は生前「真実は今や私だけが知っている。その真実は墓場まで私が持って行く」直接聞いたことがある。≫

源氏はこの言葉の持つ重大な意味を理解していないのでしょうか。

「真実は今や私だけが知っている。その真実は墓場まで私が持って行く」

⇒「現在流布している富山証言は嘘である」

>このお名前も本土風なのでしょうか?

渡嘉敷島では、古波蔵⇒源と言う改姓が多いですが、本土風苗字でも現代では珍しい「源」に改正した理由は、私見ですが戦時中渡嘉敷に駐留した皆本(みなもと)中尉(大阪裁判の証人)の名前から取ったのではと想像します。

この方は戦後生まれのようですが、「集団自決」で証言が誤解で繋がっていく様子を研究した文献があります。 近くアップの予定です。



源といえば (ヒロシ)
2008-03-24 16:52:32
源といえば源静香、ドラえもんのしずかちゃんの名字と同じです。
関係ない話ですみません。(笑)
文献、楽しみにしています。

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