ブログ 「ごまめの歯軋り」

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読書ノート 目で見る科学1 藤田恒夫・牛木辰夫著 「細胞紳士録」 (岩波新書カラー版 2004年3月 )

2014年02月20日 | 書評
さまざまな形態と機能を持つ57の細胞の顔 第16回 ーケラチノサイトー

存在する組織 :皮膚表面(基底層・有棘層・顆粒層・角質層)
細胞の構造と機能 :ケラチノサイトとは皮膚表面細胞の上に移動する成長と老化の過程である。基底層は結合組織に足を打ち込み、顆粒層にはメラニン色素を持ち光を吸収し、有棘層は細胞をケラチンというたんぱく質で爪などの角質を形成し、鱗状の突起をもち最後には剥離する。垢である。

(つづく)