読書ノート 目で見る科学1 藤田恒夫・牛木辰夫著 「細胞紳士録」 (岩波新書カラー版 2004年3月 ) 2014年02月12日 | 書評 さまざまな形態と機能を持つ57の細胞の顔 第8回ー象牙芽細胞ー 発見者・研究者 :J・トームス(1858) 存在する組織 :歯髄の象牙質細管 細胞の構造と機能 :豊富な粗面小胞体と大きなゴルジ体を持ち、カルシウムを分泌する。細管の中にトームス繊維という細胞突起を有する。葉の形成が終わると休眠し、虫歯が進行すると修復活動を行う。象牙芽細胞には神経が接しており痛みを伝える。 (つづく)