いやね、ひそかに「期待」は、してましたよ。
しかし、試合開始前から、もう、もう、ハイテンション、小野塚康之ショー!には、ひっくり返った。
全国的な、熱暑、猛暑を、開口一番、振っておいて・・・
「熱く、暑く、熱い戦いが、初日から、ここ、甲子園球場では展開されて、おりますうう!」
「ここ、甲子園球場は、西宮市にありまして、わたくし、実は、球場近くに住んでおります、まぎれもない西宮市民でありまして、この高校野球は誇り!でもありますっ!」
もう、のっけから、ハイハイ、ハイテンション!
投げる、打つ、守る、走る。その基本的事実は、絶対に間違わず、はずさず。
ソレをクチにして、聴く者に、その「緊迫感漂う今」をキチンと伝え続けながら、10パーセントのエンターテインメントをかぶせる。
すごいなあ、名調子。
すごいなあ、このうまさ。
くっきり、その場面がアタマに浮かんでくるんだもん!
小野塚康之。もう、この時を迎える瞬間が、楽しみで、楽しみで、仕方なかったんだろうなあ。
明日、遠足に行く、さながら、幼稚園児のように。
時間に余裕のある方、試しにラジオ、聴いてみてくださいな
こんなことも、言ってのける小野塚アナ。
慶應の大応援を背に、バッターボックスに立つ広瀬打者に
「勇気凛々、広瀬」
今大会。小野塚、ベースボール、実況エンターテインメント・ショー。
「おや? おやです」
その、疑問の口調。
全出場マイク前、登板試合。聴いてしまいそうだわい
「さあ、楽しみです。投球、みてみましょう」 聴きましょう
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同日、夕暮れ・・・・・・
いやあ、小野塚アナが、実況するにふさわしい好ゲームでしたっ!
「ホントに、カミ、紙、紙、紙、紙一重の試合でした」と、アナウンス。
彼のしゃべりも相まって、最高のサヨナラゲームだった
山本、山田、山本、山田、山本、山田の、小刻みな継投の、中越。
みんな坊主ヘア。
片や、慶應。
みんな長髪。いかにも、慶應ボーイに・・・・・・