「八つ花ごよみ」~~読書感想文です。 2012-09-23 | 本と雑誌 一日中雨の日曜日、何も予定がなかったので「読書三昧」~~♪ 本箱から選んだのは、「八つ花ごよみ」~♪(山本一力 著) 「ききょう」「おみなえし」「小梅」「桜」「菖蒲」「尾花」「紅花」「ひいらぎ」 この八つの花を、共に眺め愛でるのは「深い絆」で結ばれた人たち・・・。 「幾年もの年を重ねた老夫婦」や「ケンカをしながらも心は強く結ばれている夫婦」「苦楽を共にした友達」「店子を思う大家」・・・・、 江戸市井に住む人たちの「人情」や「家族の愛情」が温かく描かれ、その情景が想像できる深く心に沁みる短編集でした。