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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私777>日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

歩かせるべきか,否か・・

2003-09-27 | インポート
ここ数年、日本中で、市町村合併、あるいは学校の統廃合という動きがあります。
私の町でも、二つの小学校を統合しようということから、いろいろな話し合いが行われています。

で、私も「小学校統廃合推進協議会」のメンバーですので、すでに、何回かの会合に出席してきました。
小規模校と中規模校がいっしょになるのですが、予算の関係から、建物を新しくするというわけにはいかず、既存の中規模校をそのまま使用することになります。
そのため、小さい方の学校の保護者には「吸収される」という意識があり、当初は心情的にも「反対」が多かったようです。

町や、学校や、教育委員会や、保護者、住民が、何度も集まって話し合いをし、協議をしてきた結果、ようやく「統合に向かって、考えてみよう」という考えの方が7~8割達したところです。
そして、「もし統合となれば・・・こんなことはどうなるんだろう」という、考えられる問題点をピックアップして、教育委員会側の回答を聞きたい・・・というところまできました。

特に大きな問題となるのは「通学距離」です。
小学生が、どこまでの通学距離が妥当であるか・・・
文部科学省の「統合の指針」では、「小学校では4km、中学校では6kmが適正だが・・云々」と書かれています。

多くの保護者は、現在通っている学校から、「遠くなる」という理由で、スクールバスの運行を希望しています。
低学年や、身体的な理由からバス通学もやむおえない子どももあるでしょう。

現在すでに、同じような距離を徒歩で通っている子どもいますし・・・
体力作りの面からも、徒歩通学させるべきという意見も多いし・・・
最近の世情を考えると、通学途上での安全面からも、バスをともいえますし・・・

この件に関しても、これから様々な意見交換をし、場合によっては、一度、私自身で通学路を歩いてみて、確認してみる必要があるかなと思っています。

大きな流れの中で、変りゆくもの・・・
寂しさと、期待と・・・

子ども達の将来が幸多いものであることを、祈っている気持ちは、皆同じだと思います。