goo blog サービス終了のお知らせ 

立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

蘇州拙政園・・・JingShangの中国だより

2008年09月21日 | JingShang君からの上海レポート
 蘇州拙政園(せっせいえん)です。拙政園は、城内の東北方角の東北街にあります。蘇州には名園が沢山ありますが、拙政園は随一のもので、ユネスコ世界遺産に指定されています。

 拙政園とは珍しい名前ですが、ある漢籍の中の「・・・・拙者之為政也」から取った名前とのことです。拙政園は1500年代に開かれ、その後3つの庭園に分かれ、1950年代にまた元の一つの庭園に戻ったのだそうです。この庭園には1980年代の終わりから数え切れない程、行っていますが、初めて知りました。東園、中園、西園に分かれていたのは知っていましたが、元は一つで、それが元の一つに戻ったのは知りませんでした。
 写真は東園です。真夏なので蓮が生い茂っていますが、蓮の隣には水面もあります。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝はとんでもない入道雲

2008年09月20日 | Zenblog
 今朝、東の方向には立山が見えていましたが、西空には入道雲が盛り上がっていてびっくりしました。夏がまだ名残を惜しんでいるようです。朝からすでに暑く今日も30度そこそこまで気温が上がりそうです。いい加減、夏とはお別れしたいですね。
 富山では、真冬にも入道雲(積乱雲)が発生しますが、これは明らかに夏の威力を見せつけるために現れています。

 「癌は手術も大変だけど、むしろ『癌との闘いはこれから』です」と厳しい激励のメールを友人からもらいました。そして身内の経験からとして「忍耐強い抗がん剤治療と定期的な検診が鍵と思います。zenさんの場合は、手術が軽い治療ですんでいるようで、ついついぼやき気味のコメントを書かれていますが、再生をかけた大手術を受けられたのですから、この程度で済んでよかったと思われるくらいがよいのではないかと思います。」えーっ?そこまでいうか!という気になりましたが、その通りだろうと思い直しました。とんでもない入道雲が現れたような気になりましたが、ありがたい忠告です。心して励もうと思っています。ありがとう。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

籾殻を焼く

2008年09月20日 | Zenblog
 籾殻が燃やされています。その煙の匂いと淡い煙の色が懐かしいです。

 しかし籾殻に至る過程は昔と違って、ずいぶん簡略化(合理化というか)されてしまいましたね。かつては、稲刈り→稲架(はさ)がけ→脱穀→庭でむしろを敷いての天日干し→籾摺り→屑米との選別→そしてやっと玄米になりました。その間に稲わらを干すためのはさがけやすすきんぼつくりなどの作業も入っていました。稲わらは必要な資源だったのです。八十八の手間がかけられるともいわれたのですね。
 今は、コンバイン→軽トラ→乾燥機→籾摺り機(玄米の袋詰めまで)で一挙に終わり人手にかかる部分はほとんどなくなりました。

 燃えている籾殻が哀れなような感傷がふと出ないでもありません。あまりにも年寄りくさい感傷です。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラスがほじくる

2008年09月20日 | Zenblog
 朝散歩に出ると、きまって刈り取ったあとの田んぼに残った稲粒をほじっているカラスに出会います。群れはなさず一羽こつこつと、ついばんでいるだけなので恐いと言うほどではありません。しかし近づいてもあまり逃げる気配を見せませんので、図々しくは思います。

 秋になって、多少曇っていても立山が必ず見えるようになりました。夏には立山はほとんど姿を現わしません。カラスも含めて風景全体の気配が、これということなしに季節の移り変わりを示しています。季節の国だなあと妙に感心しています。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蘇州の運河・・・JingShangの中国だより

2008年09月20日 | JingShang君からの上海レポート
 城内の東南部分にある蘇州飯店近くの十全街(じゅうぜんがい)沿いの運河です。作家司馬遼太郎の「街道を行く」シリーズは、中国にも及んでいます。彼は蘇州を訪れ、この蘇州飯店近くの小さな運河の風情がとてもよいと書いていますが、これがその運河です。以前、会社の役員に「司馬遼太郎の書いている運河に行きたい」と言われて、知りました。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立山にも台風接近の気配?

2008年09月19日 | Zenblog
 朝から何となく蒸し暑く、まだまだ台風は遠いのですが、空にも何かを感じさせるものがあります。秋の空とはいえ、いつもの空とはなにか違う気がします。

 何となくからだがだるく感じるのは、この台風接近の気象のためか、昨日から飲み始めた抗ガン剤のためか、よくわかりません。
 抗ガン剤の服用は、意外と面倒です。朝6時、昼14時、夜22時と一日を8時間間隔で飲み、服用の前後各1時間つまり2時間は水も含めて飲食一切ダメというものです。一日の生活時間が完全に抗ガン剤服用に支配されてしまっています。そしてその記録を記入しなければなりません。半ば入院生活のようなものです。やっぱり「生きる」のは大変です。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江蘇省蘇州市(こうそしょうそしゅうし)・・・JingShangの中国だより

2008年09月19日 | JingShang君からの上海レポート
蘇州は、上海の西隣に位置します。上海から車で1時間半程度で行けます。日本からの来た人を何回も案内していますが、8月末には、蘇州で見ていないところを見て回ろうと個人的に蘇州へ行きました。

 蘇州は、春秋戦国時代の呉の国があったところで、古い歴史があります。呉越同舟の呉です。因みに越は浙江省紹興市です。蘇州の旧市街には城壁があり、濠で囲まれています。この城壁の西南の角に盤門という門があります。この写真は城壁の内側から撮ったものです。向こう側に濠があり、城外です。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北陸線の鉄橋を渡る音

2008年09月18日 | Zenblog
 白岩川に架かる鉄橋を、通勤客を乗せた朝の各停電車が渡っていきます。今日は雨が降るのか少しうっとうしく、蒸し暑い感じです。鉄橋を渡る音も少し濁っているような気がします。
 私が生まれた家の裏を国鉄の単線が走っていて、すぐ近くに小さな川を渡る鉄橋がありました。蒸気機関車に引かれた列車は、轟音をたててその鉄橋を渡っていました。やがて、ジーゼルカーが走るようになって白岩川の鉄橋で聞くような軽々しい音になっていきました。あの鉄橋を渡る汽車の轟音も懐かしい思い出です。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

杭州市の六和塔・・・JingShangの中国だより

2008年09月18日 | JingShang君からの上海レポート
浙江省杭州市(せっこうしょうこうしゅうし)六和塔(liu he da=ろくわとう)です。

 六和塔は、西湖を囲む南側の山を越え、銭塘江の傍の小高い所に建てられています。中心(芯部分)は煉瓦造りですが、周囲は木造です。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名月の名残り

2008年09月17日 | Zenblog
 もちろん朝の散歩のときに見ました。刈り取りが終わり、季節が移っていきます。

 病院に行きました。癌の再発を防ぐために明日から抗ガン剤を飲むことになりました。飲み方を厳格に守ること、副作用の可能性が高いことを申し渡されました。またひとつ新たな決意をすることになりました。いつも冗談の多い先生から、やや顔つきを引き締めて説明されると、「生きる」ことの厳しさを感じざるを得ませんでした。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大同の懸空寺・・・JingShangの中国だより

2008年09月17日 | JingShang君からの上海レポート
大同郊外にある懸空寺です。ここも写真で見かけて、一度実物を見て見たいと思っていた所です。

(zen)鳥取県の三朝温泉から山の中に入ったところにある三仏寺の投入堂(平安時代藤原期の国宝・木造)を思い浮かべました。絶壁への特殊な思いが、何か分かるような、不思議な建造物ですね。似通うものがあって面白いです。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝雲が水に映えて

2008年09月16日 | Zenblog
 沖縄あたりで台風がウロウロし、太平洋側は天気が悪いようですが、ここでは今日も日が出て暑くなりそうです。朝日を受けて赤く染まった雲が、水面に映って揺れています。秋とはいえ、暑くなりそうな予感で、少し歩いただけで気分がフラフラしています。
 明日は、退院以来久しぶりの再診でどのように言われるのか、少し不安が頭をよぎっています。フラフラするのは、そのせいかもしれません。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大同の雲崗石窟・・・JingShangの中国だより

2008年09月16日 | JingShang君からの上海レポート
13日夜上海から飛行機で山西省大同市(shan xi sheng da tong shi=さんせいしょうだいどうし)に向かいました。大同は、鮮卑拓跋氏(せんぴたくばつし)の北魏(ほくぎ)の首都(平城と呼ばれたそうです)だったところで、その後、遼が陪都としたそうです。。

大同と言えばすぐに思い出される程有名な雲崗石窟です。これが旅の第一目的です。洛陽龍門石窟(らくようりゅうもんせっくつ)、敦煌莫高窟(とんこうばっこうくつ)は見たことがあるので、私はこれで中国三大石窟は全部見たことになります。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

杭州西湖三潭印月とは・・・JingShangの中国だより

2008年09月15日 | JingShang君からの上海レポート
 杭州西湖三潭印月からの風景です。三潭印月とは、西湖の中にある島では最大で、島の中に池があり、水面が堤により田の字形に分けられています。「小瀛洲」とも表示しますが、三潭印月の別称のようです。

 写真は三潭印月から南側を見たものです。湖上に石灯籠のようなものが見えます。全高2メートル程度の石塔で、一部が湖上にでています。写真では2つですが、3つあります。これが「三潭」の語源のようです。三潭は、現在使用されている「1元札」の図案にも使われています。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

病癒えて いざ生きめやも 秋の月

2008年09月15日 | Zenblog
 夕方から中秋の名月が拝めました。夜半になって眠れず団地の一郭を歩きました。月は西に動いて、秋の虫が鳴き競っていました。ほんとは、まだ「病癒えて」というところまではいきませんが、気分的にはそういうやや昂揚したところがあります。
 ちょっとタイミングが悪ければ(?)、あの世で中秋の名月を眺めていたかもしれません。今、この世で月を見ているのがふと妙な気分になったりします。一つのステップを越えたので、まだしばらくは生きるかな、という気分になっています。
 同じ月を眺めていても、人の心に去来するものはみなちがうでしょうね。

お気に召したらぜひブログランキング・にほログ村へ日記@BlogRankingにクリックを!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする