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ZANMAI BLOG(新アドレス)

遊べや遊べ。
素晴らしいトラウトとの出逢いを綴ります。
タックルのお知らせもこちらからどうぞ。

`丹沢の釣り人大反省会`

2019年02月19日 | 森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト
週末は「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」へのチャリティーイベント、`丹沢の釣り人大反省会`に夕方からですが顔を出してきました。

着いてみると店外に人が溢れているじゃないか!

PJブログに簡単ですが様子をアップしました。

https://blog.goo.ne.jp/moritokawatoumiwotunagu

そこかしこで相模川や丹沢のこれからを語り合う釣り人たち。

まだ緒に就いたばかりの「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」、楽しく長ーい道程を歩いて行きましょう。

Report by 小平

「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」ブログ開設のお知らせ。

2019年01月30日 | 森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト
「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」ブログを作りました。

https://blog.goo.ne.jp/moritokawatoumiwotunagu

今朝もZANMAIブログに丹沢の釣り人大反省会のこと、Gijie誌レポート掲載号発売のお知らせをしたばかり。このようなお知らせを中心に掲載するための専用ブログです。

関連して取り上げて欲しい情報、お知らせがありましたら、小平まで一報ください。皆さんに役立つ情報をお待ちしています。

もちろんしばらくの間、重要なお知らせはZANMAIブログやCatch&Cleanブログにもあわせ掲載しますので、ご安心ください。

「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」ブログも皆さんどうぞよろしくお願いいたします。

小平


第3回丹沢の釣り人大反省会、Gijie新春号

2019年01月30日 | 森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト
来る2月17日に3回目の開催となる`丹沢の釣り人大反省会`が開催されます。

https://sakuramasu.jimdo.com/


反省会とは名ばかり、丹沢のヤマメや相模川のサクラマス復活を願う釣り人が集い、放流資金を募ったり、「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」の説明会を兼ねたり。

そんな気軽な集まりです。

2018年、まずやれることはやりました。今年ももちろん秋に二回目の放流会を予定していますし、他にもあんなこと、こんなこと。さてどこまでやれるかな。

まずは何よりも昨年の放流成果があるのか、否か。いよいよシーズンイン目前、楽しみですね。

 




Gijie新春号が発売になりました。

今号ではいつも力を貸してくれる若林氏が「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」第一回放流会の模様をレポートしてくれています。

若林さん有り難うございます。
 
 
また、EXPLORERSさん主催で第一回相模川サクラマスダービーが開催されます。

いま告知概要を練っているそうなので、届き次第掲載しますね。こちらも楽しみですね!


Photo&Report by小平



雑誌`渓流釣り2019`とかつてのGijie

2019年01月02日 | 森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト
発売になったばかりの雑誌`渓流釣り2019`に、「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」の記事が掲載されています。

執筆者は横塚鴻一さん。フィッシングライターとして著名ですが、相模川漁業組合連合会理事でもある横塚さん。





相模川をよく知る先輩による当記事、ぜひお目通しください。



私も拙文を寄せています。


横塚さんの名を聞くと、私はかつてGijie誌に掲載されたある記事を真っ先に思い出します。

本棚から引っ張り出してきました。





Gijie誌2007年11月号掲載、`神奈川県中津川 盆過ぎの大山女`。写真も文章も横塚さんによるものです。

このGijieからひと回り、12年を経て同じ亥年に発売になった渓流釣り2019とあわせて読んでみるのも一興ではないでしょうか。あらためて読んでみると興味深い記述がいくつもありますよ、お手元にある方はぜひ。



ページを開いてみて気がついたのですが、このころ私もGijieに連載を持っていまして、当号ではその第4回が掲載されています。

12年前の2007年はまったく別の記事で。2019年は同じサクラマス復活プロジェクトについて。同誌面に揃って名前を載せていただいていた偶然に昨日気がついて、いくらか感慨に耽っているところです。


12年かぁ。これからの12年もきっと面白いぞ。

Photo&Report by 小平



ルアーマガジン リバー発売になりました。

2018年12月22日 | 森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト
ルアーマガジン リバーが発売になりました。

木下進二郎さんがご自分の言葉で「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」について書いてくれています。

この季節になるとどちらもサクラマス特集を組みます。相模川も全国の名だたるサクラリバーに肩を並べて戻ってくる日が来ますように。ページをめくる度にうらやましさ、悔しさが入り交じった複雑な心境になります。

木下さん、ありがとう。







先のハンドクラフトエキシビジョンについても掲載されていますね。あらためて来場いただいた皆さんに感謝です。


今日22日は横浜・元町のエクスプローラーズさんにお邪魔します。

ゆっくり話ができる絶好の機会です。釣り具のこともそうですが、「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」についても何なりとご質問ください。

12:00~22:00(閉店は22:30)です。

小平

二度目の放流も無事に終わりました。

2018年12月09日 | 森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト
昨日12/8、「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」による今秋二度目の放流を無事に終えました。







今回は放流車を借りて積み込み、運搬もすべて自分たちの手で行いました。



お嬢さんも頑張りました。ヤマメもサクラマスも同じですが、サクラマスの発眼卵から孵化させ育てた場合にはサクラマス幼魚、同様にヤマメから採卵した場合にはヤマメ幼魚と区別して呼ぶことにしています。

今回はヤマメ幼魚です。急遽予算を組んで、平均して15~6cm、40gのヤマメ幼魚1.500匹放流できました。





相模川本流での放流を終え、ヤマメたちをいつまでも見守る皆さん。降海するまで鵜、サギなどの鳥類、スズキ、ナマズ、バスなどの魚類。人間。多くの天敵をすり抜け、一匹でも多く生き延びてくれますように。

運搬のやり方、放流のタイミング。勉強になったことがたくさんありました。

放流車を養魚場に返し、また放流場所に戻ってひとりでしばらく様子を見ましたが、この日は鵜なども寄ってこず、ヤマメの姿もほとんど見られなかったのですでに流れに入って行ったのだと思います。よい旅路を。



手伝っていただいた皆さんお疲れ様でした。ヤマメの選別など尽力いただいた回帰マス連絡会の皆さん、有り難うございました。

https://catchandclean.naturum.ne.jp/

今回の放流でヤマメ・サクラマス用の予算がほぼ底をついてしまいました。来秋の放流に向けて、またコツコツ資金集めです。

お小遣いを寄付していただける方は上記キャッチ&クリーンお知らせページ`稚魚放流のお願い`をご覧いただけますか。

お金のことは書きにくいものですが、長く活動できなければなんの意味もありません。どうぞよろしくお願いいたします。


「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」より

再放流のお知らせ

2018年12月04日 | 森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト
「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」より再放流とご寄付のお知らせです。

降海しやすいと考えられるタイプのヤマメ幼魚1.500匹が急遽入手出来たため、12/8(土)に再度の放流を行います。
12/2にお申し出をいただいた「回帰マス連絡会」の皆さんにより養魚場にてヤマメ選別作業を終え、相模漁連さんにも放流計画書を提出済みです。

12/8当日の養魚場での積み込み~放流を手伝っていただける方は、メールにて私まで、もしくはキャッチ&クリーン事務局までメールにてご連絡ください。参加費などは必要ありません、担当より折り返し集合場所などの詳細をお返事いたします。


私宛のメールアドレスです。
kodaira@basil.ocn.ne.jp

Catch&Cleanお知らせページ
https://catchandclean.naturum.ne.jp/

当日の簡単なスケジュール
8:45 厚木市七沢付近集合
9:00 養魚場にて積み込み作業、終了次第放流車および各自の車にて移動
13:00 相模川にて放流開始
14:00 終了

また12/2のハンドクラフトエキシビジョンなど、私が参加した展示会で主催者さんに許可をいただき設置した募金箱へ¥25.696のご寄付をいただきました。すでにキャッチ&クリーンに預けてあります。お小遣いを入れていただいた皆様、誠に有り難うございました。

全額を「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」放流資金として有効活用いたします。

「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」小平より

タウンニュースにも。

2018年12月01日 | 森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト
25日に開催された「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」第一回サクラマス幼魚放流会。

メディアが紹介してくれています。





地域情報紙タウンニュースです。愛川・清川版では一面に取り上げていただき、厚木版でも縮小版が掲載されています。

https://www.townnews.co.jp/0407/2018/11/30/459973.html

上記リンクはタウンニュースweb版。



先に紹介した25日の神奈川新聞ですが、本社に連絡すると購入できるようです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181125-00031363-kana-sctch

ヤフーニュースです。

http://www.kanaloco.jp/sp/article/373855

http://www.kanaloco.jp/article/374230?fbclid=IwAR1ui2NA2pONhXhHdvrg7wB96Vfx7YnC7JCEGVtOzrRZ2CNvEq8zPHR6YwQ

カナロコweb版の記事をふたつ。




「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」第一回放流会は無事に終了いたしました。

2018年11月27日 | 森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト
先週末25日に相模川で開催されました「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」第一回サクラマス幼魚放流会は晴天のもと、84名の参加者さん、来賓を加えると90名を越える来場者をもって無事に終了いたしました。

Catch&Cleanお知らせページでも簡単に掲載いたしましたが、こちらでも写真を中心にざっとご報告したいと思います。
Catch&Cleanページはこちらからどうぞ
https://catchandclean.naturum.ne.jp/



まず皆さんの間でも持ちきりでした、当活動を当日25日朝に発売された神奈川新聞一面に掲載いただきました。大きく写っている魚の写真がレインボーに見えると少し話題になったようですね。私もパッと見た瞬間はあれと思いましたが、写真提供した相模原市の水族館`相模川ふれあい科学館`さんや、サクラマスを研究してきた識者によるとサクラマスで間違いないそうです。こういうよく似た個体はさほど珍しくないそうですよ。







受付を終え開会式です。

まず相模川漁業協同組合連合会 木藤照雄代表理事会長、相模川第二漁業協同組合 栗原信二代表理事組合長、相模川漁業協同組合連合会 横塚鴻一理事など組合の皆様から。続いて神奈川県内水面試験場からは遠藤健斗研究員に、1990年代から18年間に渡り相模川のサクラマス回帰運動に取り組んでこられた「回帰マス連絡会」伊藤公雄代表にもご挨拶をいただきました。

青いジャンパーを着ている方が木藤代表理事会長です。





放流車も現地着。サクラマス発眼卵を取り寄せてもらい、忍野にある養魚場の専用池でここまで育てられた幼魚たち。加えてヤマメの中でも降海しやすいと推測される、ビリと呼ばれるある時期まで大きくなれなかったヤマメを選別して持ってきてもらいました。

サイスは14~15cm、体重約40gのサクラマス幼魚を約2.500~3.000匹、もう少し小さなビリヤマメが約500~1.000匹の計3.500匹ほどが今回の放流魚です。もちろん、皆さんから寄せていただいた募金で育てられた魚たちです。



あっという間に皆さんに取り囲まれて、幼魚たちもきっとまんざらでは無かったことでしょう。



体重などの測定後、標識魚を選別しアブラビレカットの準備です。回帰マス連絡会の伊藤さんにやり方をレクチャーいただきました。

知人の若手ヤマメ研究者から、DNA解析をした上で保存しておいてくれるとの申し出をいただいていたので、カットしたアブラビレの一部を預ける予定です。



さあ放流。地元のパームス飯田さんです。回帰マス連絡会のころから活動に参加してこられた飯田さんも嬉しそうです。







お子さんたちも放流に参加してくれました。きっと無事に帰って来いよ、皆さんの熱い願いを知ってか知らずか、盛んにライズを繰り返す幼魚たちでした。





無事に放流も終了。皆さんまだ余韻に浸っている様子でしたが、さあパイプ椅子を持ち出しての野外講座です。

講師は神奈川県内水面試験場から来場いただいた、勝呂尚之専門研究員にお願いしました。勝呂尚之専門研究員はご存じのとおり、当活動の正式名称「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」の名付け親でもあります。



パネルもご用意いただき、丹沢や相模川の生態についてはもちろん、当活動が最終的な目標としている`放流に頼らない自然回帰`に向けてこれからの課題を話していただきました。産卵場の選定、整備、保護は現在の相模川水系ではなかなか困難ですが、解決しなければならない問題です。

いくつものダムや堰堤を抱えた相模川水系、簡単ではないがこれらの撤去が世界的潮流であること。まずは改良が必要な魚道のこと。実は誰もが知っているこれらの諸問題。問題の解決には多くの困難が予想され、多くの時間も必要でしょう。またたくさんの理解とたくさんの情熱が、知恵が必要とされることでしょう。

けれどもちろん希望はあります。例えば勝呂氏からはすぐのダム撤去が難しければ迂回水路を作ってはどうか。そんな次善策提案もありました。



質疑応答では勝呂氏に向けて多くの質問がありました。やはり皆さんこれから具体的に何をしていったらよいのか、そこに興味が集まっていたようです。







資金集めに尽力してくれた「丹沢大反省会」チームが温かい豚汁を作ってくれました。

主催者の力不足を参加者さんが補ってくれた、手前味噌ですが手作り感溢れるよいイベントだったと思います。





どこかで諦めてきたたくさんのこと。便利さと引き換えに失ってきた環境のこと。この日が神奈川の現状とこれからを考えるひとつの機会になってくれたのなら、望外の喜びです。

我々はもともと太公望の集まりです。素晴らしい魚が釣りたい、そんな釣り場をより良くしていきたいという原点を大切にしつつ、ただ放流に頼るだけではない力強い自然をいつか取り戻せたら。

試験場など研究者の皆さんには、かつては相模川サクラマスの種となってきた丹沢ヤマメの正体をぜひとも解明いただき、努力あってそれらが増え、ふたたび丹沢や水系に放たれる日が来ますように。それらが生存競争の結果、降海し、大きくなって再び相模川に戻ってきてくれる、そんなかつては当たり前だった光景が少しでも戻ってきますように。その時こそ、これこそが相模サクラと胸を張って言えるのでしょう。

今回皆さんの尽力があって放たれた幼魚から、一匹でも多くのサクラマスが戻ってきてくれ、たくさんの歓声が相模川河川敷に響くようになったら、まずは最高ですね。


2012年でしたか、Catch&Clean総会でサクラマス復活運動に取り組んでみないか。そんな提案をしてから6年以上が経ってしまいました。けれどその間に、特に表立って活動をスタートさせたこの一年間は多くの方に力添えをいただきました。

資金集めに尽力いただいた「丹沢大反省会」の皆さん。開催告知チラシを作っては釣具屋さんなどを回ってくれたKさん。いつも私が仕事のイベントで置かせてもらう募金箱にチャリンとお小遣いを入れてくれる釣り人の皆さん。準備活動の掲載を申し出てくれた釣り雑誌、取材申し込みをいただいたいくつものメディア。積み重ねた経験が心強い、伊藤さんをはじめ回帰マス連絡会の皆さん、前向きでいてくださる漁協の方々、いつもアドバイスいただく内水面試験場の皆さん。

心から御礼申し上げます。

みなで無事の回帰を祈りましょう。そして各々が出来ることを継続してやっていきましょう。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。


「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」発起人 小平