goo blog サービス終了のお知らせ 

ZANMAI BLOG(新アドレス)

遊べや遊べ。
素晴らしいトラウトとの出逢いを綴ります。
タックルのお知らせもこちらからどうぞ。

フォトアルバムを作っています。

2016年12月28日 | 渓流・本流2016年
工房仕事の合間に、皆さんからお預かりしたメモリアルワンの写真を整理しています。

イベント時に使うフォトアルバム、フォトフレームなどで使わせていただくためです。また来年こそはホームページを大幅更新し、ここで皆さんのメモリアルワンのページを用意したく。



‘今年もZANMAIのミノーたちにはお世話になりました‘そんなコメントとともに、ミノー修理依頼をいただいた東京の内田さん。昨日送っていただいた今年7月のヤマメはしっかり32㎝。

ミノーはソリストシャッド50、ランディングネットはうちのオリジナル コラボネット(ストレート花梨)。

皆さんよい釣りしてるなあ。

 
こんな訳で、皆さんがZANMAIのミノー、レヴェルトラウトなどのタックルでキャッチしたお気に入りの写真を少しずつ集めています。

よかったら下記まで送ってみませんか。

何枚でも、いつの釣果でも構いません。写真は出来るだけオリジナルか、それに近いサイズでお願いします。簡単に日時やタックルデータなども添えていただけますか。川の詳細は伏せますのでご安心を。

メールアドレス kodaira@basil.ocn.ne.jp ZANMAI小平まで、お気軽にどうぞ。


では皆さんよい年末を。



シーズン最後のヤマメ

2016年10月21日 | 渓流・本流2016年
10/14、いよいよ神奈川の最終日。

連日の山入りで疲れもいくらかあったけれど、この日も一時間ほどをかけて山に登り、源流を目指した。













丹沢の流れというのは支流、源流に限らず数多くの堰堤で分断され、閉鎖された水域となってしまっている。

そんな水域にもヤマメはいた。シーズン最後となるヤマメだった。

 
シーズン中にお世話になった皆さん、ありがとうございました。

また来年、元気にあの流れで会いましょう!

 
タックル
ロッド:レヴェルトラウト50MT
ミノー:ソリスト50MD2 FS、ソリスト40DD etc

Photo&Report by 小平





丹沢、細流のヤマメ

2016年10月19日 | 渓流・本流2016年
神奈川の渓流、本流も14日をもってシーズンを終了、終わっちゃったんだな、寂しい限りだな。

先日も少し触れたけれど、今年の丹沢では例年以上に細流にこだわってみた。理由は単純で、足で稼ぎ、目視を重視する釣りがもともと好きだからだ。

湖や本流など水量が多ければ、よい魚が潜む確率がグッと上がるのはまあ当然と言えば当然なのだろう。けれど天候の影響を受けやすく、魚の出入りが激しいため、いるかどうかもわからない流れを歩くというのは、数やサイズよりも一匹の価値を求めたい釣り人にとって、これもまた酔狂なんじゃないかな。本流には本流の、細流には細流の浪漫があるのだ。

そもそも私は湖にも通うし、サクラマスの季節には本流にも通うので、ヤマメやイワナでは大場所の釣りもいいけれど、細流を選んでしまう傾向があるのだと思う。

さてシーズン終了数日前のこと。前日は県内某所でハコネサンショウウオの棲息調査のお手伝いをし、午前中は工房仕事をこなし、午後からのんびり重役出勤で丹沢某所へと出掛けた。





この日も本流と悩んだ挙句、細流を選んだ。細流と言ってもいろいろだ、源流はもちろん、支流やボサ川、夏場の枯れかけた流れも場合によっては細流と呼べるかもしれない。

一匹目はこんなヤマメだった。少し細い印象だったけれど、秋色が出始めたヤマメ。胸鰭の黄色いラインがお洒落でしょ。

この時期のヤマメで時折り見かけるのだけれど、目尻に傷のような跡が出るのは何なのだろう。婚姻色の一部なのか、左右どちらにも対称するように存在するので、まず擦り傷ではない。傷に似た何か、だ。

ミノーはソリスト50DD、カラーはこの季節に効果的なことがよくある、ピンクバックチャート。渓流用のネットはメンテ中なので、いつもより一回り大きなものを持ち歩いていた。


ひとつ釣れたので、ヤマメが釣りたいと言う妻に先行を代わる。すると小さな落ち込みでドン。グイグイやってギラッと光るヤマメは後ろから見ていてもなかなかのサイズ。

けれどそんなヤマメに、妻が焦っちゃった。強引に一直線に巻き取って、走られて、ポロリ。ああ、アア、嗚呼。ドシンときたよ、と絞り出すように言って、泣きそうな顔してる。ミノーはソリストシャッド50だったと思うけれど、聞くとシングルフックをしばらく取り換えていなかったらしい。
 
気を取り直して釣り進むが、魚影は薄い。もともと決して魚影が濃いわけではない丹沢水系のこと、シーズン最終盤ともなればなおさらだ。丹沢の川はおしなべてそうだが、この川もまだ少し水温が高いのだろう。ペアリングしている個体を見かけることはなかった。


今シーズンは高確率でよいヤマメが出てきた、有望な場所までやって来た。ここまでは先のヤマメがひとつだけ。午後から出勤だったこともあり、周囲が薄暮に包まれるのも早い。この日ほぼ最後といったところだ。

手短にポイントの説明をしたのち、妻がキャストする。一投、二投、反応はない。三投目でキャストミス、覆う枝に引っ掛けてしまったようだ。簡単には外せないようで、潰してしまう前に投げてと言う。

交代しての一投目は無反応。薄暮もあり、ヤマメは目視できない。いないのかな。ミノーは50MD2のFS、コースを少しだけ変えての二投目、不意にきた。







禁漁まで数日を残してはいたが、今シーズンの締めくくりのようなヤマメだった。ネットは妻のもの、オリジナルネットよりこちらも一回り大きいので、ジャスト尺ぐらいだと思う。丹沢の、ひょいと軽く跨げるようなこの流れでは、望めるほぼ最大といっても差し支えないだろう。

嬉しかったのは確かなのだが、私はほとんど嬉しそうな顔をしなかったらしい。妻になぜかと不思議そうに尋ねられたが、見事な婚姻色を目の当たりにし、命の営みをまざまざと見せつけられ、それがなんとなくシーズン終了を告げる合図のような気がしたからなのだろうか。よくわからない。

温暖な神奈川の渓だから、禁漁を迎える直前でもこのあたりでは、まだ夏を引きずっているような渓魚も多い。この日、妻がバラシたヤマメもそんなヤマメだった。

これまでも色付いた魚はサケ、ヤマメ、イワナ問わずいろいろと釣ってきた。けれどサイズ的にはそう大きくはないものの、自宅のある横浜から車ですぐ、大都市近郊の丹沢で見事に生き抜き、その生き様を見せつけたかのようなこのヤマメは、私にとって記憶に残る一匹となったことは間違いないだろう。



婚姻色の出た魚を掲載していいものかどうか、私はこの季節になるといつも少しだけ悩む。

それからこうも思う。漁期内とはいえ、婚姻色の出た魚を釣ることにもし問題があるのならば、夏場の産卵前の魚も当然ダメだろうし、初夏の大きくなろうと荒食いする魚も、春先の越冬してサビの残る魚だってもちろん釣ってはならないということになる。様々を経て、産卵期にまでたどり着くのだから。

この時期はいつもに増して、目視が効くはず。ペアリング個体を見つけたらルアーなんて投げずにそっとしておく、出来るならば、ペアリングを多く見かけた川では黙って竿をたたむぐらいの勇気も持ち合わせていたい。私的にはいつだって当然のことだけれど、シーズン最終盤まで生き抜いた渓魚たちは、大小を問わず持ち帰らない。フックは特別な理由でもない限り、出来るだけシングルバーブレスとする。

このあたりはそれぞれに委ねられている部分が大きい。ヤマメたちは命をまっとうすべく闘っている。そんなヤマメやイワナに敬意を払えるかどうか、そこが肝心であり、分かれ目だと思うのだ。渓魚は獲物とは違う、もしそう思うのならば。

ちゃんと居るんだよ。そう伝えたくなる、初秋を生きるヤマメだった。


タックル
ロッド:レヴェルトラウト50MT 2000番にナイロン5lb
ミノー:ソリスト50MD2 FS/ヤマメ、ソリスト50DD/ピンクバックチャート(シングルバーブレス)
偏光サングラス:Talexイーズグリーン(宅配のめがねやさん)

Photo&Report by 小平



岩手のヤマメ、前川さんです。

2016年10月17日 | 渓流・本流2016年
神奈川の渓流、本流もついに14日でシーズンを終了しました。

ラストスパートは連日、釣りはもちろん竿を持たない調査のお手伝いで山に入ったり、今年特にこだわった細流をさまよう日々。これから寂しくなるなあ。

さて、岩手から前川さんが便りをくれました。今年は大型台風の直撃もあって心配された東北、北海道。さすがに台風後は厳しかったようです、来シーズンに期待したいですね。







精悍な顔つきのヤマメたち。FSを活躍させてくれたようです。



イワナは可愛いな。




「岩手県に帰ってきてから最初のシーズンが無事終了しました。

8月中旬は友人の親戚と3人で遊びに行った川で、良いサイズのヤマメと可愛いイワナが遊んでくれました。

8月末には岩手県に台風が上陸し、中々釣りに行けませんでしたが、最終週に台風の影響をさほど受けなかった川で可愛いヤマメ、イワナと遊んできました。

引っ越しと台風上陸で満足出来るほど釣りに行くことは出来ませんでしたが、地元の魚たちと遊べて楽しいシーズンでした。

来シーズンが今から待ち遠しいです。」

ヒットルアー: ソリストMD2 FS オイカワ
ソリストMD2 FS ツートンイワナ
ソリストMD2 FS ダークアユ


Photo&Report by 前川さん



相模の釣り師さん、本流ヤマメ38です。

2016年10月12日 | 渓流・本流2016年
丹沢水系本流ヤマメ38㎝を相模の釣り師さんがキャッチしました。

今年もギリギリでやりましたね、通いに通って最後にしっかりと結果を出すあたり、さすがです。

ロッドはレヴェエルトラウト68MT、ミノーは60MD。最後にこんな素晴らしいヤマメをありがとうございます。











「アップで対岸際ギリギリに着水させ、
弧を描いたPEラインを流れに乗せて出来るだけ対岸に這わせてトゥイッチしながら引いて来た時にヒットしました。

キビキビ動いてくれる60MDを、多少のラインスラッグを利用して軽いタッチで動かしてみました。」

ロッド:レヴェルトラウト68MT
ミノー:60MD ヤマメ

Photo&Report by 相模の釣り師さん


信州の尺ヤマト、相模の釣り師さんです。

2016年10月07日 | 渓流・本流2016年
相模の釣り師さんより、禁漁に入る直前の信州、尺ヤマトイワナのレポートをお預かりしました。

ソリスト40DDが大活躍だったそうで、カッコいいヤマトたちをたくさん連れてきてくれたみたいです。ご本人からこのあたりをコメントいただきましたので、最後に掲載しています。ご一読ください。

源流、渓流では欠かせない40DDですが、ご存知の通り今年から40DDにはFS(フラットサイド)もラインナップされています。

このFSも40㎜、50㎜問わずハマると・・ぜひ使い分けてみてください。





黒ずんだ源流尺ヤマト、この雰囲気。ヌメッとした魚体に橙点も最高ですが、個人的には胸鰭のコントラストにやられるなあ。









「相模の釣師です。

今回は2年ぶりにテント泊北アルプス遠征を予定していましたが台風で中止。

日を改めて信州へ弾丸ツアーをして来ました。今回は数年ぶりにヤマトイワナ宝庫の沢へ。

手に入れたばかりのZANMAIソリスト40DDを中心に、尺ヤマトイワナを含む多くのヤマトイワナを釣りました。

すでに地元丹沢源流で40DD特性は把握してから使い込みました。源流で求められるルアーは、サイズ云々ではなく如何に小さなポイントでアピールしてヒットさせるか。

ソリストDDの大きめリップが生み出す抵抗を短い距離で多くのトリッキーなアクション、手元に伝わる感触でレンジをイメージしながらヒットさせるタイミングを作る。

レンジ操作はミノーにかかる負荷でイメージ出来るのでアングラーに多くのアイディアをくれるソリスト40DDだと思います。」


Photo&Report by 相模の釣り師さん

10月の丹沢、爪痕とイワナたち

2016年10月04日 | 渓流・本流2016年
昨日は地元の丹沢へと、イワナのご機嫌伺いに出かけてみた。

9月の最終日は長野釣行を考えていたのだけれど、制作の追い込みからどうしても逃れられずに断念した。有給休暇をとってラスト釣行を楽しむ仲間たちがうらやましかったな。よく釣り具制作を生業にしていていいですね、自由にいつでも釣りに行けるでしょう、そう聞かれるけれど、そうはいかないときだって多々あるのだ。

それでもパッケージまでやり切ったところで、地元の釣りにしては珍しくまだ暗い早朝からのそのそと起き出し、嫁さんが作ってくれたおにぎりとコーヒーのポットを持って出かけた。



丹沢といっても広い、場所にもよるけれど早朝なら一時間と少しで着く。この日はまず目的があった。8月末から9月にかけて神奈川に上陸したり、大雨を降らせた台風の痕跡を確認しておきたかったのだ。9月のある日のこと、所要があり相模原にいた私は、渓の様子が気になり山まで車を走らせた。雨は落ち着いていたが峠道が通行止めの準備をする中、荒れ狂う流れを目の当たりにし、6月に皆で苦労して放流したヤマメの幼魚たちのことを考えて気持ちが沈んだ。
 
久し振りに入渓してみると、やはり爪痕は大きかった。流れは変わり、釜は土砂で埋もれ、まだ緑の葉をつけたブナなどの倒木も目立った。予想はしていたものの、河岸段丘のように川岸に積った新しい土砂の多さに一瞬立ちすくんだ。

あのヤマメたち、なんとか生き延びてくれただろうか。
 


気を取り直してかなり上まで詰めてみたけれど、この日もかなり高水だったこともあってか渓魚たちからの反応は鈍かった。時折り遊んでくれるイワナはいるがどうも小さい、いつも出てくるサイズがなかなか出てこない。
 




積もった土砂が新たな雨で流れ、元の姿を取り戻すまでそれなりの時間が必要なのだろうが、それでも生き延びたイワナたちに出会え、少し安堵もしていったん林道を下った。

川を変えてみることにした。今度はかなり明確にイワナの川だ。

すると入渓直後からイワナたちが次々と飛び出してくる。途中、餌師の二人組が川虫を捕っていた一区間はさすがに無反応だったけれど、それ以外では釜の落ち込み、岩陰、流心、瀬尻、ありとあらゆる場所からミノーに食らいついてきた。

この川もかなりの砂が出ていて台風の痕跡がいたるところに見受けられたけれど、イワナたちの反応はさっきの川とは大違いだ。これはどういうことなんだろう、もしかすると前日の日曜日に釣り人が入ったかどうかの差だけなのかもしれないぞ。そう思うとこの川での反応の良さもあり、また少し気持ちが軽くなった。

気持ちが軽くなると足取りも軽くなる。20㎝ぐらいのイワナが多かったけれど、反応だけを見て楽しむかのように、早いテンポで釣り上がった。大都市圏にある丹沢でも条件が揃えば、イワナってこんなにいるんだと実感できる反応の濃さだった。途中からはこのサイズはできるだけフッキングさせないように心掛けて釣り登ったけれど、それでもツヌケた上にさらにツヌケたあたりで、雨脚が強まってきた。

さらに良い条件になった。濁る前にもう少し大きなイワナに逢いたいな。





雨のお陰か、少しサイズアップするようになった。

それにしてもソリスト50MD2のFSが絶好調だ。誘い、食わせ、適度なアピール力と適切なレンジ。ヤマメ、サビアユなどカラーはいろいろ変えた、カラーの差ではないだろう。試しにFSをMD2のヘビーシンキングやソリストシャッドに変えてみる、もちろんヒットもするけれど、この日この時は断然FSだとしみじみ実感する。マッチし過ぎていて、これでは40㎜の出番がない。

時計を見ると15:30、歩き通しなので少し疲れてきた。腹も減ったしそろそろ上がろうかと思いつつ、FSのヤマメを遠目から落ち込みに放り込む。異なる場所から二匹のイワナが飛び出してきた、ひとつは尺あるかないかぐらい、もうひとつはアベレージ。一瞬、しまったと思ったのもつかの間、アベレージサイズがミノーを追いつつも少し躊躇している隙に、あとから追ってきた大きい方が割って入るようにガツン。





私が選んで釣ったわけではなく、たまたま大きい方が。



このサイズは数え切れないほど出てきた。



10月に入り、神奈川在住のトラウトアングラーである幸せが実感できた一日だった。

これだけのイワナがいるのだ、このうちの一割とは言わないが数パーセントでも、どうすれば大きく育ってくれるのだろう。可能性はあるはずだ。

山や、森や、多すぎる堰堤やら。つらつらと思いを巡らせながら、再び林道を下った。


タックル
ロッド:レヴェルトラウト50MT 2.000番+ナイロン5lb
ミノー:ソリスト50MD2 FS(フラットサイド)、MD2、DD、シャッド50(すべてシングルバーブレス)

Photo&Report by 小平

MINIさん、シーズンラストは木曽川へ

2016年10月02日 | 渓流・本流2016年
愛知のMINIさんより、シーズンラストとなる釣行記が届きました。

ラストはMINIさんにとって思い出深い木曽川へ。私も30日は長野予定だったのですが、制作の追い込みがずれ込んでどうしても出掛けられず、断念。ほぞを噛む思いでした。

さてMINIさん、今年も多忙だったようですが、ラストを楽しめてホントによかったですね。来年こそはどこかの流れをご一緒しましょう。







「9月30日、有休が取れたのでシーズンラスト、どこの川へ行くか悩んだ末、信州の木曽川へ行ってきました。

前日まで続いた雨で増水していることはテレメータでも確認し、知っていましたが、現地に着くと予想以上の増水で、河原の草木をなぎ倒すほどの押しの強い流れになっていました。

しかし、水の色は笹濁りのエメラルドグリーンで竿さえだせれば、なんとかなるのではと、最初は本流に入るも川岸の草まで流れが来ていて、キャストするためのポジションが確保できず、1投だけして上流へ移動。

そこは以前、小平さんに案内していただいた場所で、なんとか釣りは出来そうだったので、岸際の緩流部をダウンで流すとやっと手のひらサイズのイワナをキャッチ!これでボウズは回避。

次は車で少し下流へ移動、そこで20cm程のイワナをキャッチ。

この状況を小平さんとメールでやり取りをしたのち、開田高原方面へ大きく移動、支流に入りました。

何本か支流、その枝沢に入るものの、本流よりは釣りが可能な状態でしたが、どこも流れが強く、渓流最終日にもかかわらず川で出合って、話をさせていただいたルアーマンが2人だけ。

最後に大き目の支流へ入ると、水の色、水量ともに良い雰囲気!

一投目、油断していたら足元まで目測35オーバーのイワナが猛チェイス。食わせられず。

その後、尺サイズのイワナもバラしてしまいましたが、そのポイントでイワナ5本キャッチすることが出来ました。

連日の雨による増水で、思うよう釣りはできませんでしたが、秋晴れの抜けるような青空の下、一日川歩きをして、綺麗なイワナにも出会うことができ、楽しい渓流ラストデーとなりました。」

ロッド:本流 レヴェルトラウト62MT+リール2500番+ナイロン5LB
    支流 5.6FT+ナイロン4LB
ミノー:Solist50MD2、50DD、ソリストシャッド50S

Photo&Report by MINIさん



日川釣り大会へ

2016年09月21日 | 渓流・本流2016年
三連休最終日は、山梨の日川にて開催された釣り大会へ参加してきた。

この大会、昨年に続き二度目の開催だが、私は初参加となる。ここのリバーキーパーを務める若林氏が主催し、釣り大会ではあっても当然のように放流など一切しない。

もともと発眼卵に力を入れていて、成魚放流とはまず無縁であるこの日川のこと。シーズン最終盤の気難しい魚を相手に、しかも連休最終日ときたら。さらに日川本流筋の某所から某所までと釣り可能エリアを限定し、支流や枝沢での釣りも禁止ときた。

漁協さんが主催なのにボーズ上等ということか。いや、発眼卵から日川が育て上げた美しいイワナをぜひ釣って欲しい、そういうことなのだ。そうきたか。

当日はフライマンが4名、ルアーが10名、計14名が参加。限定された区間での釣りということもありバッティングを避けるために、集合時に若林氏がペアで組み分けとエリア分けをして、さあスタート。



私はZANMAIユーザーでもある、田中氏とペアとなった。ペアとはいってもお互い離れて釣るのは自由なのだが、せっかくの機会なので付かず離れずの距離で釣ることに。ここはやはり、田中氏に先行していただこう。

とりあえず割り振りされたポイントに入渓するも、真新しい足跡がくっきりとある。これ今朝のだねえ、それでもまずは様子を見ることに。

しばし釣るも反応はほとんどない。首をかしげつつこのエリアのどん突きとなる堰堤まで行くと、やはり釣り人がいた。大会とは関係のない餌師のようだ。

一度退渓し、上流へと歩き適当なところで再入渓する。

反応はやはり芳しくないが、とあるポイントで田中氏にガツンとヒット。ミノーはソリスト50MD2だったか、DDかのどちらか。

ところがところが、この貴重なイワナをネットイン寸前で痛恨のバラシ。あと20㎝の距離で。田中氏いわく、尺ほどのイワナだったそう。釣れていれば優勝もあったかも、とかなり悔しそうだ。

 
私はといえば田中氏と適当な距離をとりながら、氏の背中を気にしつつアップで、クロスで、ダウンでと流すものの、時折りチビが走るのを見るにとどまる。氏が右岸を釣っていれば左岸へ、アップの釣りが多そうならダウン中心で、と同じミノーイングの釣りながらなんとか差を出そうと苦心していると、





ようやくヒット。8寸ほどだけれど、さすがに綺麗なイワナだ。

ソリスト50DD FS(未だプロト)をダウンで流し込んだら食いついた。



よい倒木があった。釣りそっちのけで撮りたくなる。

倒木に良いも悪いもあるものかと言われそうだが、ちゃんとある。

 
雨脚は強まったかと思えば、サッと日が差す瞬間もあったりする。なかなかよい反応を得られない我々、なんせほとんどチェイスすらないのだ。集合時間が迫ってきたこともあり、一旦車まで戻りその付近を釣って終了しようと決めた。



小振りだったけれど、田中氏最後の最後に釣った。一匹は一匹、昨年のこの大会はボに終わったというから、二年連続も頭をかすめたことだろう。悔しいバラシもあった、それでも胸を撫で下ろすキャッチに握手、笑顔。





うちの嫁さんは若林氏に案内していただき、お気に入りの50MDでやはり小振りながらも二匹のイワナをキャッチ。これはそのうちの一匹だけれど、かなり黒ずんだイワナだったそう。





この日川でかつて40オーバー、50オーバーのスーパーイワナを釣っている若林氏は余裕のキャッチといったところか。



14:00に上流部にある、ペンションすずらんさんに集合。昼食をいただいたのちに、さあ表彰式。

入賞商品のほか、参加者が各々一品を持ち寄り、上位から好きなものを持ち帰れるというのも、この大会らしくユニークだった。



優勝はやはりここ日川のリバーキーパーのIさん。さすが地元、32㎝のイワナは断トツの優勝。おめでとう。

ちなみに私の24㎝は同寸が2人おり、3人揃っての2位だった。



主催者さん大変お疲れ様でした。参加の皆さん、楽しい一日を共有させていただき有難うございました。

手作り感一杯の、心のこもった大会だったなあ。


*大会は人数に限りがあったため参加希望者を募ることはできなかったけれど、来る10/16にここ日川にてイワナやアマゴの産卵床の整備、ゴミ拾いなどに有志が集うので、日川に興味を持たれた方はいかがだろうか。

私も参加予定、8:15にペンションすずらんに集合。要事前申し込み、まずは私までどうぞ。

タックル
ロッド:レヴェルトラウト50MT+2000番+ナイロン6lb
ミノー:ソリスト40DD、同FS、ソリスト50MD2、同FS、ソリスト50DD FS(プロト)、ソリストシャッド50など
ランディングネット:オリジナル コラボネット28cm

Photo&Report by 小平




サンビームさんオリカラ大活躍、群馬のKanaiさんです。

2016年09月12日 | 渓流・本流2016年
群馬のKanaiさんから、ここ最近の釣果便りをお預かりしました。釣ってますねぇ。

北関東で毎週のように川歩きを楽しんでいるKanaiさん。音楽好きの同じ歳でもあり、なんだか親近感もあってブログに初登場していただきました。

いよいよシーズンも残り少なくなってきました、心残り無いよう楽しみましょう。





つい先日の1㎝欠けた泣き尺ヤマメ。地元のショップ、サンビームさんのオリカラですね。









イワナたち。イワナにもヤマメにも、このSBオリカラはよく効きますね。





脱走兵なのかオマケのニジマス、大きいな。フックをこれだけ曲げられたようですが、アイが無事でよかった。


「ここ最近の釣果です。

使用ルアーはソリスト40DD FS、ソリスト50MD2サンビームオリカラです。

アップはもちろんですが、ダウンも飛び出ないので重宝してます。」


Photo&Report by Kanaiさん