銀山ミノーイング。実は解禁から連敗中だった笛木さんが53cm、やってくれました。
今年から僕がお勧めしている`ボートでもロングロッドスタイル`で初挑戦。最盛期ながら雪代濁りが入り全体的にタフコン、貴重なワンチャンスを獲れるか否か、が大きく成果を分けました。
「レヴェルトラウト8.7の感想は小平さんも言ってましたが、魚に違和感を与えず食わせ、インレットの強い流れの中での53cmにも負けないパワーでした。」
ガンガンのインレットで食わせた53cmはもちろんですが、僕にはもっと印象的なキャッチシーンがありました。
壁際ぎりぎりで時折りパシャ!とライズしているイワナ、壁10cm以内にキャストを決めないとヒットしてくれません。
距離をとりながら70MDをしっかり壁際に落とし、トンという浅い食い上げをバラさずキャッチ。レヴェルトラウト87を使う真髄がここに詰まっていましたね、この場面は最高でした。
雪代濁りガンガンの流れ込みでワカサギを追いかけ回しているパワー溢れる53cmと、同じく雪代の中、浅くピンポイントで喰い上げているイワナ。
正反対の食い気ですから、ロッドパワーと繊細さどちらも大切。こう書くと聞き慣れた表現でしょうけれど、これ以上無いほど高い次元でバランスを取ったレヴェルトラウト8.7fスリーピース、最高の仕事をしてくれました。
笛木さん、おめでとうございました!
ロッド:レヴェルトラウト8.7fスリーピース
リール&ライン:3000番にPE0.8号、ナイロンリーダー12lb
ミノー:スリム115ワカサギ、70MDコットンキャンディー
雪代ガンガンから引っ張り出した53cm、グッドコンディション。
スリム115ワカサギ