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ZANMAI BLOG(新アドレス)

遊べや遊べ。
素晴らしいトラウトとの出逢いを綴ります。
タックルのお知らせもこちらからどうぞ。

ソリストシャッド&「つり人」

2023年03月31日 | 本と雑誌
長年親しまれてきた総合釣り雑誌、「つり人」の今号はヤマメ・アマゴが満載です。

渓流ハンドメイドミノーが特集されていて、ZANMAIからはソリストシャッド50がピックアップされています。

解説はザ・ナチュラリスト リバーサイドの毛利さん。







ソリストシャッド50は当初、リップが寝ていて長めでした。瀬をテンポよく叩いていくために作ったソリストシャッドですが、大規模本流~里川、源流まで幅広く出番をいただいているみたいです。

鱒の森4月号

2023年03月29日 | 本と雑誌
「鱒の森」4月号が発売になっています。

偶然ですが、40ストレートがふたりのアングラーによって紹介されています。







小川大輔さんによる「2gバルサのヤマメ釣り」では軽量バルサミノーを扱う楽しさと、小川さんなりの極意が丁寧に解説されています。僕も勉強になりました。



木岡弘充さんによる「丹沢源流にドラグを響かせた2尾の尺上。」こちらはでは地元・丹沢の源流釣行レポートが掲載されています。

渓流のヤマメと源流のイワナは似て非なるもの。40ストレート、やりますねぇ。

ぜひお目通しいただきたい一冊です。


Gijie特別編集号「限界の鱒族」

2023年03月20日 | 本と雑誌
Gijie特別編集号「限界の鱒族」が発売になりました。





「丹沢山塊の在来ヤマメ」では最新の情報をもとに大幅に書き換え、写真も追加しています。専門家による見解部分は神奈川県水産技術センター内水面試験場の勝呂さんに査読いただいた上での掲載です。

僕が推薦した3本の在来系と思われる沢のこと、保全の難しさなど丹沢ヤマメの話が盛りだくさん。
山梨の若林さんなんてイワナのこと3編で登場していますよ。ユニークな渓流魚たちの写真を眺めているだけで楽しい別冊、こういう本、売れて欲しいな。



今週末26日はサンビーム高崎店さんで展示即売イベントです。

今朝無事に最終コーティングを終えました、じっくり仕上げに掛かります。楽しみです。


Gijie最新号

2023年01月28日 | 本と雑誌
Gijie最新号。

「私的名品館」ではあんな名品やこんな名品、執筆陣の偏愛に満ち満ちていて読み応えたっぷりです。

小平は少し目線の違う名品を取り上げ、書いています。ぜひお買い求めの上、お目通しください。


Gijie、つり人

2022年03月30日 | 本と雑誌
Gijie春号・つり人最新号が発売になりました。





*Gijie春号 レイク&リザーバー2022
・北海道朱鞠内湖 遠征組が岸釣りでイトウと出会うために……小平 豊

・神奈川県芦ノ湖 ブラウンミノーイングの今……八橋浩二

奥只見山荘の星さんも銀山湖を書いていますし、盛りだくさんです。





*つり人最新号
昔から皆さんにお馴染みの総合釣り雑誌「つり人」です。
今号は渓流特集。特集内で渓流用ハンドメイドミノーたちが取り上げられていて、ZANMAIも登場しています。

紙媒体は目が疲れにくくていいですね。どちらもよろしくお願いいたします。

文豪・開高健

2021年12月09日 | 本と雑誌
今日12月9日は文豪、開高健の命日。
32年前のこの日、夕方玄関で靴を履いていたらうちのお袋が`開高さん亡くなったってニュースで流れてる`と。よく覚えている。

残念ながら開高さんにお目に掛かったことは一度も無いが、親父の学生時代の釣り仲間が開高さんが作家デビュー前に勤めていた寿屋(現サントリー)で開高さんとともに働いていて、サハリンでの釣りを一緒させてもらった際、毎晩のように聞いた開高さんの素顔。

釣り人にはオーパ!があまりにも有名だけど、文豪が書いた小説はどれも、特に「夏の闇」が好きだった。ドイツの湖でパイク釣りにうつつを抜かす開高さん自身の影。暮れてゆく北国の湖、パイクの跳躍。

そういえば開高さんが釣り歩いた世界の中で、偶然にも二度、私もまったく同じ場所で釣りをする機会があった。最初はアラスカ・キーナイ川でのキングサーモン。二度目はモンゴル・チュロート川でのタイメン。

オーパ!で散々見た同じ風景に自分が立っていることにハッと気が付く瞬間があった、タイムスリップってああいう感覚を言うのかな。モンゴルではなかなかよいタイメンが釣れなくて、いよいよ明日が最後っていう夜、ゲルの中でヒゲを剃って験担ぎしてみたら、翌日110cmが釣れたっけ。

「夏の闇」のことは鱒の森さんに。「モンゴル紀行」はGijieさんに連載をもらい、開高さんに少しだけ関われた、近づけた気がしたもの。
書き始めるとキリが無いな。そうだそうだ、久し振りに記念館に行こう。会ったことが無い開高さんに会いに。合掌。



チュロート川。文豪もこの崖を下ってタイメンに挑んだ。





ヒゲを剃って験を担いだら釣れた110cm。大物が釣れず最後まで苦労して、ようやくのメーターオーバーだった。



遊牧民の少年が自分たちのやり方で釣る。ひとりで釣っていた私に興味津々、近くに寄ってきたのでしばし一緒に釣った。別れ際にルアーを一個ずつ進呈したら凄く嬉しそうにしていたのを思い出す。



友の会に入るともらえた講演集と、好きだった夏の闇。

鱒の森 10月号

2021年09月18日 | 本と雑誌
外は強い雨、被害が出ませんように。

鱒の森10月号が発売になりましたね、とてもワクワクさせてくれる贅沢な誌面作りです。





特集内でZANMAIも取り上げられています。

在来ヤマメとは何か、それを増やすことの意味とは。神奈川県内水面試験場の勝呂専門研究員さんにじっくりお話しを伺ったのち、丹沢で実釣してきました。当日はイワナの方が高活性でしたが、ヤマメもポツポツ。

ちなみに誌面では二匹のヤマメがクローズアップされていますが、どちらも40MDでした。グワングワン追いかけてきてバン、とヒットしたのを思い出します。特に大きくはありませんが、よいヤマメでした。

ページをめくると、



北海道の榊原希望さんがソリスト40DDについてコラムを書いています。若き渓流アングラーの真っ直ぐな言葉に一気読みです。



おお、こちらには木岡弘充さんによる釣行記が。よいイワナばかりだなあ。

ともかく贅沢な鱒の森10月号、皆さんぜひぜひ。

「森と川、山と海 ヒグマの旅」二神慎之介

2021年09月12日 | 本と雑誌
友人の写真家、二神慎之介君が写真絵本「ヒグマの旅」を出版しました。
うちにも昨日届いたばかりです。



ヒグマのみならずツキノワグマなど、様々な野生動物を追いかけてきた二神君。
「ようやくここまで漕ぎ着けた」とご本人。

文一総合出版より絶賛発売中、皆さんぜひぜひ。

Gijie新春号

2021年01月29日 | 本と雑誌
ご存じ、トラウト専門誌Gijie新春号が発売になりました。



総力特集は`未来に残したい原風景・この場所で、この鱒族`

昨年、私もお手伝いをしている丹沢ヤマメ現場調査から戻る車中でのこと。いつものようにヤマメだったか、サクラマスだったかの話をひとしきりしたあと、魚の専門家である研究員がポツリ言いました。

「この環境変動で、日本のヤマメはあと10年ぐらいのうちに、これまでにない大きな曲がり角を迎えるかもしれないよ」

私はヤマメが姿を消してしまうのは嫌なので、微力であっても出来ることはやります。よき川が流れ、そこに美しい魚が泳いでいて初めて釣り道具は輝ける。これが私のすべてのベースです。


釣り場や好みの釣りは違えど、共有したい現在と未来が詰まったGijie最新号。
私も丹沢のヤマメを中心に原稿を書かせてもらっています。

そうそう。表紙に原種ヤマメとありますが、私は記事内では在来ヤマメと書いています。その場所固有、オリジナルのヤマメのことです。ニュアンスが少々異なる気がするので、念のため。

そうそうそう。Gijieさんは復刊10周年なんですね、おめでとうございます。あやふやな記憶を辿ると、あの頃市ヶ谷にあったGijie編集部を初めて訪れたのが確か2002年。

そのとき編集長とした雑談のなかで丹沢や芦ノ湖のみならず、相模川サクラマスにも話が及んだのを懐かしく思い起こしています。

小平