先の週末は静岡県 富士宮を流れる芝川で、芝川漁協さんが主催したイベントに参加してきました。
サツキマス放流、アマゴ発眼卵放流、キャッチ&リリース特区でのフリーフィッシング、そして秋キャンプと充実した二日間でした。ちなみにイベントそのものは三日間に渡り開催されましたが、我々は二日間のみの参加でした。
快晴じゃないか。俺は雨男じゃないぞ、フフフ。
初日は朝から芝川が流れ込む富士川河口付近へ放流車とともに移動、ここでサツキマスの放流を。
いったん降海したサツキがここのすぐ上流にある堰を遡上できるのか、といった調査目的での放流です。
遡上シーズンには一度出掛けてみようかな。
初日の放流も無事に終了。テント場へと戻り支度を済ませ、さあ特区でのフリーフィッシング。
芝川ではレインボーを対象としたキャッチ&リリース特区が設けられており、ここでは通年釣りが楽しめます。
夏に出掛けた芝川では、うちもブースを出していたので竿は出せませんでした。芝川では何度か釣りをしたことがありますが、特区では初めて竿を出します。
夕飯の支度があるので2~3時間ほどの釣りでしたが、30~60cmまでのレインボーがコンスタントにヒット。
緩い流れより瀬絡みで好反応、特にガンガン瀬で良型が揃った。ちょっとキツくて、竿抜けになりやすい流れ。
このようなC&Rではオフシーズンでもプロトルアーが試せるから有難い。もう2年ぐらい前から時折りテストしていたものの、そのままだった60mmミノーのプロトが2本、ボックスにあったのでこれを久し振りに結ぶ。
ダウンに送り込み、ボトム付近に定位していると思われるレインボーの鼻先で軽く踊らせるイメージで使うと、ドシン、ドシン。特区でのシングル、バーブレスというレギュレーションに加え、我々仲間内ではシングル1本のみというルールを作っての釣りだったから、当然ミノーのバランスは悪くなるのだけれど、それだけに勉強になった。
この60mmいけると思うけれど、ボディー厚が違う2本のどちらを採用するか、でなかなか結論が出ない。流れに強いのはこっちだけど、レスポンスの良さはこっちなんだよな・・そんなことをつらつら考えながら、レインボーに遊んでもらう幸せ。
結論が出たら、きっとリリースします。この60mm。
このイベントを一緒した永田さんも、ソリスト50MDⅡで綺麗な良型をキャッチです。
各社のテスターさんとして長きに渡り、多方面で活躍されている永田さん。それゆえに日頃はスプーンやインジェクションルアーでの釣りが中心なのでしょうね。バルサハンドメイドのスポーツカーと言いますか、じゃじゃ馬馴らしのような面白さが伝わっているといいなあ。
おっ こちらでもヒット!
秋の夜はつるべ落とし。焼き上がるのを待ち切れずに乾杯、乾杯!
永田さん持参のジンギスカン。長野県 遠山郷の名物らしい、知らなかったが美味かった!
こちらは埼玉の東松山名物、焼きトン。何度食べても美味いね。
焼きものに飽きたら、うちの嫁さんのトン汁の出番。前日も23時まで作業をしていた私はKO寸前、それでも日付けをまたいでの宴は続くのだった。
おはよう!朝は冷え込んだから、うどんで温まろう。
二日目は発眼卵の放流、出発前に漁協さんの説明に耳を傾ける参加者たち。
この後も釣りを楽しませてもらい、夕飯もBBQで再度盛り上がり、ようやく撤収。
日本の内水面は脆い。わずかな環境変化が、決定的なダメージにつながりかねない。それだけに参加できるフィールド作りには積極的でありたい、そう改めて感じました。
イベントを主催した漁協の方々、広報の木下さん、両日を一緒した皆さん有難うございました。
有意義な二日間でしたし、いろいろ勉強にもなりました。またぜひ参加したいと思います。
Photo by 木下さん、永田さん、嫁さん
Report by 小平
私のレインボータックル
ロッド:レヴェルトラウト62MT+ステラ3000+ナイロン8lb
ヒットミノー:60mmミノー(プロト)、ソリスト50DD、60DD、50MDⅡ