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遊べや遊べ。
素晴らしいトラウトとの出逢いを綴ります。
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芦ノ湖、シーズン最後のブラウン

2017年12月16日 | 湖 2017年
湖岸で雑談にうつつを抜かしていると、秋の日は釣瓶落とし。秋シーズンとは言うけれど、もうすぐ冬至とくれば冬の日の、か。

そろそろいい時間だね。誰かのひと声をきっかけとしたかのようにみな竿を手にし、俺あっち、俺ここね。適当に声を掛け合いながら好きな場所に入っていった。私も空いている場所へと入った。

落ちてゆく日につられて刻々と周囲の様子も変わりゆく。山稜や水面をうっすら赤く染める夕まずめもいいけれど、徐々にあたりを明るく照らしてゆく晴れた朝まずめがやっぱり好きだな。

誰かにロクマル出るかもね、誰かが釣りたいね、とさっきも何度か話に出た。それほどこの日はいい条件だった。完璧とまでは言えないにせよ、なにしろシーズン最後となる週末の夕まずめなのだ、そこまでは望むまい。

みなそれぞれ、思い思いのルアーを投げているようだ。私は迷わずビートアップを選んだ。ファットの水押し、波動も捨てがたいけれど、こんな日は誘って浮かせてガツンといきたいもんね。幸いこの日はさほど冷え込まず、ガイドの凍結もない。ビートアップの射程距離内に入ってきたら、絶対に食わせるぞ。







ヒットした時にはまだ十分に明るさが残っていた。でっぷりとしたブラウンだった。写真を撮るのを手伝ってくれた笛木さんがポケットからスケールを取り出す、55だねえ。

ロクマルには届かなかったが、そこは時の運。迫力ある魚体は十分に秋を感じさせてくれたし、貴子さんがバラシたあいつはもうひと回り大きかったと思うけれど、肩を落とす姿を思い出したら代わりに彼女の無念を少しだけでも晴らせたかな。そう思った。



感謝です、ありがとう。

この日の芦ノ湖タックル
ロッド:レヴェルトラウト82MTL
リール:ステラC3000にPE1号、ナイロンリーダー10lb
ヒットミノー:ビートアップ115 クリアーチャートGバックOB

Photo by 小平、笛木さん Report by 小平


20数年ぶりの芦ノ湖ブラウンは笛木さん

2017年12月15日 | 湖 2017年
芦ノ湖最後の週末は入れ替わりでユーザーさんがやってきて、楽しい最終章だった。

いったん帰宅した日曜日、早朝から工房仕事に励んでいるとメールが鳴る。‘やった、20数年ぶりの芦ノ湖でのブラウン‘とある。

おお。メールをくれた笛木さんにすぐに電話を掛ける、少し照れながらもやっぱり嬉しそう。笛木さんは往年の本栖湖モンスターブラウンの時代から湖でのミノーイングを楽しんできたベテランだけれど、なぜかあまり芦ノ湖に足を向けてこなかった。それがここ数年‘芦ノ湖でブラウンが釣りたい‘と言い出し、今秋は毎週末のように通っていた。

春には大きなレインボーをしっかり釣っていて、当初はそのポイントに通ったみたいだがことごとく不発。秋のポイントのこと、ルアーのこと、その時その時でフィールドをどう見極めたいか。芦ノ湖にいる笛木さんと工房にいる私、何度か長電話もした。



20数年ぶりとなる芦ノ湖ブラウンは太い45㎝、大好きなロングミノーで。

ロッド:レヴェルトラウト82MTL
リール:イグジスト2506
ライン:PE1号リーダー12ポンド
ヒットルアー:スリム130アワビ赤金
ランディングネット:ZANMAI×吉田氏コラボオリジナル38㎝


よし!工房仕事にひと区切りをつけ、商業誌ではないがこの日が締め切りだった原稿を仕上げて送り、急いで身支度をして芦ノ湖へ向かった。いずれにしても最後の週末だったから、あれこれを背負いながらも元気に湖岸に立つ仲間たちの顔を見に行くつもりでいたけれど、なんだかこうしちゃいられない。そんな気分だった。



20数年ぶりの釣り人に乾杯。ベテランにも嬉しい一本はある。おめでとう!

ビールの酔いを醒ましたら、さあ夕マズメ勝負だ。


Photo&Report by 笛木さん、小平






芦ノ湖最後の週末、土曜のブラウン

2017年12月13日 | 湖 2017年
芦ノ湖もいよいよ最終盤。

ユーザーさんらは元気に湖岸に立っている、私も習って最後の週末は両日とも芦ノ湖へ。制作はとうに繁忙期に突入しているけれど、自分が前へ進むためのガソリンだから、現場に立たないと。

朝はガイドがあっという間に凍り付く冷え込みの中、不発。NCNBと何もなかった。切り上げて観光したりのんびり過ごして夕マズメに賭けた。

夕マズメ、ファットを投げていた貴子さんにヒット。バラさないよう慎重にやり取り。

というのも実はこの前、かなりの大きさと思しきブラウンをヒットさせ、足元まで寄せたのだけど、慌ててしまってネットが出せずテンションを変えてしまって無念のフックアウト、ということがあったばかり。大きい!の声に待ってて!と答えて10メートルぐらいの距離を急いで駆けつけたけれど、ドバドバと凄い水音を立ててお帰りになった。肩を落とす妻は慰めようもないほどで、残念な結果となってしまった。妻はトラブルが嫌でできるだけシングル・バーブレスを使うので、テンションが変わるとどうしても抜けてしまうことがある。しっかりフッキングさせていたらシングルも抜けることは少ないのだけれど。

今度の貴子さんのブラウンは可愛いサイズだったけれど、救われた気がしたなあ。写真を撮り始めたので私もキャストすると、ビートアップにすぐにヒット。



こちらも可愛いな。ヒットは17:00になる少し前ぐらいだったかな、まさにプライムタイムの恩恵。





せっかくなので並べて撮ってみた。

何にせよ、貴子さんに釣れてよかった。最後の週末だし明日も皆さん頑張るみたい、貴子さんは仕事なのでいったん帰宅、私もやることがあるので片付いたら夕マズメだけでもまた来よう。

貴子さんのタックル
ロッド:レヴェルトラウト76MT ステラ3000にナイロン10lb
ミノー:ファット70Type1キンクロ

私のタックル
ロッド:レヴェルトラウト82MTL ステラc3000にPE1号+ナイロンリーダー10lb
ミノー:ビートアップ115 クリアーチャートGバックOB

Photo&Report by 小平







芦ノ湖レインボーとブラウン、八橋さんです。

2017年12月06日 | 湖 2017年
3日のハンドクラフト展にご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
ユーザーさんよりお預かりしていた釣果写真を先に掲載させてください、イベントの様子はまた後日に。

八橋さんからの芦ノ湖便りです。水も落ち着いてきた先の週末、朝一番によいコンディションのレインボーがファット70に。ブラウンはファット85だったそうです。

本来はロングミノー好きの八橋さんですが、コンディションに合わせてファットでしっかりと。やはり使い分けですね。





「朝マズメ2投か3投目で釣れたのは40cmちょっとのレインボー。シッポもちろん、ヒレは全てピンと綺麗で秋らいしシルエット。

写真では死んだ目をしていますが、フラッシュによるもの。写真を撮った後、すくリリースして元気に泳いで帰りました。」



ブラウンも同じようなサイズだったそうです。

タックル
ロッド:レヴェルトラウト76MT ナイロン8lb
ミノー:ファット70Type1 ファット85Type1

Photo&Report by 八橋さん



丸沼のレインボー70。

2017年11月27日 | 湖 2017年
ケンタ君からの3連続レポート、最終回は週末にレンタルボートで出撃した丸沼のレインボー70㎝です。

「今年一番の引きでした」

70レインボーを受け止めたのはレヴェルトラウト82MTL。今回のミノーは130ストレート。

ファット70などの小さめのミノーからロングミノーまでしっかり投げ分け、ビッグトラウトを取り込むパワーを併せ持つ82MTL。そういえば今春の芦ノ湖ウェーディングで私がキャッチした70ほどのレインボーも82MTLでした。

極寒の丸沼、最終盤にこのストロングスタイルとはカッコイイな!おめでとうケンタ。



ボートなので写真はこれ一枚。右下に写っている130ストレートが小さいなあ。

「今日また丸沼に行ったら、釣れてしまいました。

ビートアップの13㎝でブラウンを狙っていたら、何かミノーの後ろに銀色のデカイ魚がチェイスして来たのですが反転してしまい、何回かコースやスピード変えて巻いてみても出てこないので、13㎝ストレートGGオーロラに変えて数投して駄目かな―と思った瞬間にいきなりバイトしてきました。

サイズは70㎝でした。これは絶対にバラせないという気持ちの中、久々にスリルのある ファイトでした。」

タックル
ロッド:レヴェルトラウト82MTL
ステラC3000にPE1号、ナイロンリーダー12.5ポンド
ミノー:130ストレート オーロラグリーンゴールド

Photo&Report by ケンタ君


秋の東古屋湖、続けてケンタ君です。

2017年11月26日 | 湖 2017年
丸沼に続き、東古屋湖の便りがケンタ君から届きました。

久しぶりの東古屋でもファット85Type2でしっかりキャッチ、ロングミノーとはしっかり使い分け。このサイズが出るといいですね。









「久しぶりの東古屋は渋いとゆうか、デカイ魚は一日中浮いて来ない感じでした。唯一濁りの薄い場所で57㎝のヒレが戻りつつある、なかなか綺麗なレインボーが釣れました。

小さいのは浮いているみたいですが、まだ水の濁りが落ち着かないと駄目な日は駄目ですね。いい日もあるみたいですが、今日はキツかったです。タックルは丸沼と同じです。」

ロッド:レヴェルトラウト82MTL
リール:ステラC3000 PE1号にリーダーナイロン12.5ポンド
ミノー:ファット85type2 アカキン

Photo&Report by ケンタ

雪の丸沼。

2017年11月25日 | 湖 2017年
栃木のケンタ君から便りが届きました。

各湖秋の陣も芦ノ湖、東古屋湖、本栖湖とレポートを紹介してきましたが、残るはそう、丸沼ですね。

この雪で釣り人にとっても厳しいコンディションだったようですが、それでもロングミノーのミノーイングで価値のある1本を獲るあたり、さすがケンタ。





「朝から雪が降る中、丸沼に行きました。

マイナス8度スタートで、午前中は横殴りの雪、午後からは強い風が吹き、白波が立ってしまった状況の中、何とか50㎝あるかないか位のレインボーが1匹、ヤマメも1匹出てきてくれました。」

ロッド:レヴェルトラウト82MTL
リール:ステラC3000 PE1号 リーダーナイロン12ポンド
ヒットルアー:13㎝ストレートGGオーロラ、13㎝ストレートキンクロアワビ ダイヤカット

Photo&Report by ケンタ君

先日の芦ノ湖

2017年11月24日 | 湖 2017年
グッと冷え込んだ先日、今秋も遥々と三重からかっつおさんが芦ノ湖にやってきた。

かっつおさんがかつて東京にいたころから、春か秋か、またはその両方か芦ノ湖を一緒するのが恒例行事となって久しく、釣れたり釣れなかったり、共有している思い出は多い。

ビートアップをキャストしていたかっつおさん、私はうしろでのんびり釣りを見ていると何やらヒットの様子。しかし残念、のらなかったみたい。しばしののち、再びヒット。ええい、バラせバラせ。





ここ数年、外さないかっつおさん。もともとが琵琶湖をホームとしているバスマンなのでボートでの釣りが得意だけれど、ウェーディングでもしっかりと。

なんでもビートアップアップでは初めてのトラウトだったらしく、かっつおさんも嬉しそう。よかったよかった。

タックル
ロッド:レヴェルトラウト76MT
ミノー:ビートアップ115 グリーンゴールド





かっつおさんがビートアップだったので、私は意識してファット85Type1を結んだ。

すぐにヒット。かっつおさんのブラウンは少し茶色味を帯びていたけれど、こちらはメタリックブルーのブラウンだった。



そのあとも少しポイントを変えてブラウンがもう一本ヒットしたのだけれど、浅かったようでバラしてしまった。モグモグ、ポロリ。



かっつおさんの誕生日をお祝いしようと、原さんにお願いしてケーキを焼いてもらった。

原さんがご家族と営むレストラン、‘ロア‘。ブラウンのクッキーが添えてあったりする心使いがなんとも嬉しいね。

箱根彫刻の森美術館のそばにあるロアは気軽に入れる洋食屋さん。先日も芦ノ湖の釣果レポートを送ってくれた原さん、近くまで行った際には皆さんぜひぜひ。

私のタックル
ロッド:レヴェルトラウト76MT
リール:ステラC3000+PE1号にナイロンリーダー10Lb
ミノー:ファット85Type1 メキシコアワビ クリアーレッドベース

Photo&Report by 小平

本栖湖、ファット70で楽しいスタート

2017年11月20日 | 湖 2017年
千葉の井上さんより便りをいただきました。

昨年同様、渓流が終わると本栖湖通いが始まる井上さん。サイズは出ていないものの、今年もファットでよいスタートを切ったようですね。

小さくともよく飛び、よく泳ぐファット。使いこなすのに難しい理屈もテクニックも必要ないと、制作者としては思っています。レンジさえ合っていれば魚を引き寄せる力は抜群ですから。

写真は一枚だけパッと撮って、ほかはすぐにリリースしたそうです。



「私の本栖湖開幕戦は、10月末の暴風雨。

かなりの風で苦戦しましたが、薄濁りの入る風下で打ち寄せる波のスピードにあわせてFAT70を泳がせ、「ツ抜け」で開幕。

しかし、FATは本当によく飛びますね。FATに出会うまでは間違いなくこの風ではフローティングミノーは考えられませんでした。

また、「どのスピードでも良く泳ぐ」「特にスローでも良く泳ぐ」FAT。

特にこの日は、波の中でスローでもしっかりと泳ぎ続け、アピール&食わせの間をつくれるFATが威力を発揮しました。

魚は小さかったですが、まさに警戒心のない状況で「エサ」を捕食するような喰い方ばかりでした・・・

(暴風雨に耐えられずスマホが壊れました・・・防水タイプ?・・・思いっきり水が浸入してました)



第2戦目は今週。風が吹く予報もいざ着くとほぼ無風から予報とは逆風。

朝は風予報の風下に入るも風は吹かずバイトはありませんでしたが、何とか風が吹き始めそうなエリアに移動しFATのみを巻き続けました。

しばらくして風も時たま入り、幾つかバイトが出ますがフッキングに至らず。そこで巻きスピードに変化をつけるとようやくキャッチできました。

相変わらずサイズは小さいですが、何とか7本。小さいながらもブルーバックのきれいな魚達ばかりでした。

この日もFATに助けられました・・・

どんな巻きスピードを変えても本当に良く泳いでくれるFAT。この日はショートバイト対策で超スロー引きが功を奏しました。

この日の翌日には大きいサイズを含めた放流があるとのこと。

本栖ブルーに早く染まって、本栖ブルーバックとともに早く出会いたいなと思います。

もちろん、FATで!」



Photo&Report by 井上さん




芦ノ湖秋の陣、原さんブラウンを

2017年10月31日 | 湖 2017年
箱根のロコアングラー、原さんより便りが届きました。

今朝一番にビートアップ115でブラウン50㎝ほどをキャッチしたそうです。原さんはシングルバーブレスにこだわりがあるアングラー。実はつい先日もビートアップ130でなかなかサイズをかけたのですが、やり取り途中で痛恨のバラシがあったそうです。

今朝のブラウンもシングルバーブレスで、今度はしっかりキャッチ。フッキングはどうかと聞かれれば、渓流はともかく湖のミノーイングではミノーサイズも大きいですし、やはりトリプルに分があることは否めないと思います。

バラシても、それでもシングルにこだわる原さんのスタイル、いいじゃないですか。こだわりがあるからこそ、喜びも大きいというもの。原さんおめでとうございました。





「今日の朝にブラウンを釣りました!

朝イチの薄暗い時間帯にビートアップ115GGをスローのただ巻きからジャークでガツンとヒットと、気持ちいい出方でした。

無事にレヴェルトラウト8.2MTLも入魂出来ました!

写真は同じブラウンです。まだ薄暗かったのでうまく撮れませんでした。」

タックル
ロッド:レヴェルトラウト8.2MTL
ミノー:ビートアップ115 GG
ランディングネット:ZANMAI×吉田氏コラボオリジナル48㎝

Photo&Report by 原さん