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ZANMAI BLOG(新アドレス)

遊べや遊べ。
素晴らしいトラウトとの出逢いを綴ります。
タックルのお知らせもこちらからどうぞ。

芦ノ湖よ今シーズンも有難う。

2012年12月17日 | 芦ノ湖2012年シーズン

禁漁を迎える直前の15~16日にかけて、芦ノ湖へ。
初日は朝から一日中雨が降り続き、二日目は一転して暖かい好天。芦ノ湖は最後まで様々な表情を見せてくれました。

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Beatup(ビートアップ)115/GGに出たのは美形の51ブラウン、貴重なワンチャンスでした。
シーズンラストワンがこのコンディションだったことが幸せ。 

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二日目はトローリング。朝一番に少し叩いた以外は昼過ぎまで、ほとんどの時間を引っ張り倒したんだけれどノーバイト。厳しいねえ。改めてシャローに入り込んでくるトラウトの貴重さ、有難さを痛感!
勉強は常に必要でも、自分の魚とは何かを思い知らされた気がしましたよ。

さて。今年の芦ノ湖は春から手強かったけれど、夏場以降の減水、ワカサギの不漁やらで総じて厳しいシーズンだったと思います。
それでも解禁のサービストラウトは別にして、本当に綺麗なトラウトが増えた。都心からすぐの芦ノ湖でヒレピンのレインボーやブラウンが釣れるようになってきたのは素晴らしいこと!キャッチ数は随分減ったけれど、これが本来の姿でしょう。

C&Cは山あり谷あり。それでも活動に賛同してくれるアングラーの皆さんや漁協さんとともに、これからも真摯に前を向いて歩いていきたい。絶対に結果に表れると、私は信じています。

フィールドでお会いした皆さん、楽しい時間を有難う!
来年も期待しましょう。

忘年会の様子はまた後日に。

私のこの日の芦ノ湖ウェーディングタックル
Rod:レヴェルトラウト76MT
Reel;ステラC3000+PE1号+ナイロンリーダー12lb
Lure:ファット70&85各種、Beatup115&130各種
偏光サングラス:Talexイーズグリーン


芦ノ湖で取材がありました。この時期にブラウンのオマケ。

2012年06月28日 | 芦ノ湖2012年シーズン

ここのところ不在がちだったので今日は二度目の更新です。

26日にルアーマガジンリバーさんの取材が急遽芦ノ湖で行われることが決まり、編集部の松田氏と共に出掛けてきました。リバーさん8月末発売号で湖の特集をやるとのことで、‘‘湖攻略のアレコレ‘‘について取材依頼をいただいた次第です。

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日頃から山登りなどで鍛えている、健脚の松田氏です。

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もうすぐ7月。芦ノ湖の表層水温は20℃近くあります。言うまでも無く、トラウトをキャスティングでキャッチするのはかなり困難です。

どこかもっと山奥の湖でやろうよ。

当初はそう申し出るも、現地で湖特有のポイントの画を押さえるのが目的で、サカナを出すためのガチンコ実釣取材ではないとのこと。了解、それでもせっかく行くのだから万が一?の可能性に賭けて朝一番にとある実績ポイントに、今シーズン初めて入ってみると、

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大きくはありませんが元気なブラウン45cmぐらいが遊びに来てくれました、ラッキーです。

ミノーは芦ノ湖で素晴らしい実績がある、ファット85type1/鏡面ワカサギ。シャローからブレイクに続く、少し沖目の表層でヒット。

表層20℃近くの中、よくもまあアタックしてくれました。いくらか幸運だったのはここ数日の梅雨寒で、上昇の一途だった水温が僅かながら下がったこと、でしょうか。

東岸、西岸をアチコチ歩いて画を押さえ取材も無事に終了。

この模様はルアマガリバーさん8月末売り号でどうぞご覧ください。特に芦ノ湖を特集している訳ではなく、あくまでも湖特集のようですよ。

湖はどうも広大で取っ掛かりが無い。そんなアングラーさんにぜひご覧いただきたいですね。

芦ノ湖は・・・梅雨が明けるまで雨が降って寒い時は、キャスティングでもワンチャンスぐらいあるのかも。 

 

私の当日の芦ノ湖タックル

Rod:ZANMAI Revel trouts7.6MT&7.6H

Reel:ステラC3000+ナイロン10lb、PE1号+リーダーナイロン20lb(北海道で使用したままだったため)

Lure:ファット70、85各タイプ、Beatup115,130

偏光サングラス:Talexイーズグリーン

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追記:昼過ぎに取材を終え、午後は川へ。川を釣って車に戻るとベストのポケットに入れていたミノーボックスが無い。どこかで落としたらしい。

あちらこちら、心当たりを戻って探すものの見つからず。40mmと50mmが10数本。

中には何シーズンも釣りを共にしてきた思い入れのあるミノーも数本あり、本当に残念で悲しかった。

ポケットのチャックが空いていたらしい。皆さんもくれぐれも気を付けて下さいね。


芦ノ湖ひだまりカップレポート~S木さんおめでとうございました!

2012年04月17日 | 芦ノ湖2012年シーズン

週末15日(日)、芦ノ湖にてSANSUIさん主催の‘Trout Biggame challenge ひだまりカップ‘が開催されました。

ミノー好き、スプーン好きの30名ほどが参加し、ビッグワンを求めて皆さん思い思いの釣りで優勝を狙いました。しかし当日はかなりのタフコンで苦戦を強いられる方が非常に多く、湾内で小型スプーンで探っても釣果がおぼつかないほどだったのはまったくの予想外でした。

そんな中、見事にスーパーレインボー68.5cmをキャッチしぶっちぎりの優勝を飾ったのはS木さん!準優勝は当日唯一のブラウン43cmをキャッチしたしゅうさん!三位はサイズ的に落ちてしまい32.5cmレインボーの同サイズでザザギさん、シェフのお二人が入りました。

30人が出撃してウェインが5人(!)という、重ねて予想外の釣果は幾分残念だったものの、大会自体は常に皆さんの笑顔で溢れ、爆笑に終始し、大成功だったと言えるのではないでしょうか。

大会優勝者のS木さん、準優勝のしゅうさんはお忙しいなか時間を見てレポートを送って下さるとのこと、届き次第アップしますのでお待ち下さい。

私個人としては今大会は操船者としてのサポート参加だったため、ほとんど竿を出すことはありませんでした。けれど準優勝だったしゅうさんと高橋板長、Takaさんと同船、参加者と同じ気持ちで攻略を考え実践してきましたので、今回はこのあたりも交えてのレポートとしてみます。

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優勝のS木さん、見事にレインボー68.5cmをBeatup115/鏡面ワカサギでキャッチ。スタート後すぐに関所付近にて。

S木さんは昨年のひだまりカップにもエントリーしていたものの、芦ノ湖を目前にしてアクシデント発生、ドタキャンとなってしまい二年越しでの優勝は喜びもひとしおだったのではないでしょうか。おめでとうございました!

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準優勝のしゅうさん。唯一のブラウン43cmがしゅうさんご自身にとっても芦ノ湖三年目にして初ブラウン!

湾外でしっかりキャッチはお見事でしたね。ショートバイトの多い中、Beatupにがっぷり食らいついたブラでした。

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6:30 箱根湾くろさわボートさん桟橋でミーティングを終え、いざ出撃!

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板長、初ブラウンキャッチなるか。朝一番はこの濃霧の中でスタート。

さて。各艇を見送った後、我々は最後尾からのんびりスタートします。皆さん西岸へ東岸へ散っていきましたが、これを追いかけてもつまらないのでしばらく時間をおくことにします。

まずは手堅くいこうと決まり、箱根湾出口あたりで板長&しゅうさんにソリスト60などシンキングミノーを投げていただき様子を見ますが・・・あれあれ?まったく反応がありません。おかしいな、サイズはともかくこの無反応ぶりはいったいどうしたことでしょう。

魚がいない訳はないのですが、今日は口を使わせるのにかなり苦労しそう。スタート直後から覚悟します。30分やってもノーバイト、掛けた保険はおりずじまい。

それでもここで気が付いたことがありました。私の魚探では水温も6℃~7℃ほどと想像以上に低かったことに加え、どうも水が悪い。ここのところ続いていた南の強風で底荒れした影響が残っているのでしょうか。水温、水質ともに不安定な状態のようです。

ワカサギに加え、水の良いエリアを探そう。

というわけで水通しが良くここから近い大島へ向かいます。途中、小島あたりでS木さんらの船に遭遇。S木さん我々に手を振ってくれたあと、両手を大きく左右に広げて何か言っています。

・・ンンジュウハッセンチぐらいありそう・・

え?ゴジュウハチ?ロクジュウハチ?

・・きっちり計っていないけれど68cmぐらい~・・

おお~

なんて素晴らしい!すでに釣る人は釣っているではありませんか。大声でおめでとうございますと声を掛け、大島を攻めるも不発。

以下、我々の迷走をどうぞ。

大島。水温6~7℃ほど、不発。

S木さんがビッグワンをキャッチしたという、関所前。水温7℃ほど、板長にレインボーがチェイスするもギリギリでターンされる。馬の背などで粘るが不発。

西岸を見渡すも各所にボートが張りついているので東岸を流すことに。それにしても今日はかなりの人出、湖尻でもフライの大会をやっているようだし、ウェーディングの釣り人も多い。カヌーもグループで気持ちよさそう。

神社。ローボートが多く入れず。

成蹊。水温7~8℃、朝、通りかかった時はワカサギがいそうだったものの、ウェーディングの釣り人が多く立ち込んでいて、遠慮がちに沖目をゆっくり流すが不発。やはり水色がいまひとつか。

プリンス前。水温7~8℃、小さな流れ込みに集まるワカサギ期待も姿は見えず。ここでおがっちょ艇と遭遇、朝イチはやはりワカサギがいたとのこと。 丁寧に流すも不発。

和田の角。水温8℃以上、おや、少し高いぞ。

和田~蛙石。すでに12:00、水温が比較的高いのは昼だからか。風当たりもあり、悪いなりにも他よりは幾分マシに思える水色。張り出しているシェードの奥々に突っ込めばブラウンが出るかも。ついでにこの緑がかった水色にはコパーがイイかも。私はエレキに専念しつつ、お二人にそう話した数分後。

しゅうさんから ‘ブラウンだ‘ の声。

見るとしゅうさんのBeatupから1mぐらい離れて50cmぐらいのブラウン。ん~やる気ないか?と思ったらその途端、やはり横でBeatupを引いてきていた板長のミノーへ突然方向転換、そのままカプッ。ヒット~

目の前でBeatupを咥えたブラウン、あまりに突然の出来事に板長思わずびっくりアワセ。まだブラウンが反転していなかったため、かえってミノーを口から引き離してしまい痛恨のバラシ!せめてロッドを跳ね上げてアワセていれば。ぐう~

気を取り直して船を流す。

和田~蛙~樹木園入口までのこのエリア、どこも水温が安定して高く、水流れも比較的良い。不安定な時はこの安定要素を見つけだすことが何より大事。普通、こういう場合はまず湧水ポイントを考えるべきなのだが、湧水ポイントは岸から近いことが多く、今日は釣り人の多さから近寄るのも難しい。

一流し目、ブラウンのバラシ。ここでこの日二匹目となる瀕死のワカサギを発見。

二流し目、思いきってより船を近づけての接近戦。具体的にはねじ込めるかどうか、ぎりぎりの距離。引っかけても構わないからねじ込んでと強調。西岸方面よりけんぢさん&ザザギさん艇、いそたろうさん&sirogisuさん艇が現れる。皆、一様に苦戦とのこと。

この流しでもしゅうさんにブラウンのチェイス。40cmぐらいだそう、エリアは間違っていないようなのであとはタイミング。

三流し目。今度は逆に、緩く流れる湖流にあえて逆らい、ミノーの入れ方を変えてみる。板長のファット70/コパーにレインボーのチェイス、食わせられず。

ここで和田の方からAさん&すぎさん艇が現れる。同じように岸際を向こうから流し始めたのでバッティングは避け、一旦場を休める意味もあり、西岸でイイ風があたっている立岩へ移動。

立岩。水温7℃、やはり少し低い。流れは良いがノーバイト。

他ボートも見えなくなったので再び和田~へ。

四流し目、水温9℃。流し始めてほどなく。

しゅうさん ‘ヒット~‘の声。水面でウネウネしているのはブラウン。大丈夫、がっちり喰っています。慎重に寄せて無事ネットイン。

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寄ってくるブラウン、あと少し。ネットを持って構える私、カメラを持つTakaさん、見守る板長みんなドキドキ。バレないで。

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しゅうさん記念すべき初ブラは銀系ブラウン43cmでした。

しゅうさんおめでとうございました!よくあのタフコンの中キャッチしましたね、私も本当に嬉しかった。ミノーはこの日大活躍のBeatup115/コパーでした。

この後、板長にレインボーがヒットするものの、やはりショートバイトですぐにバレ。

御殿場の勝間田さん&Sさん艇と遭遇、ポイントをシェアする。

結局このエリアだけでブラウンは違う個体が3つ追って来てイチバラシ、イチキャッチ。レインボーもふたつ追いましたが、残念キャッチには至らず。

何度も船を入れ直し、最後までこのエリアで粘った甲斐があったのでしょう。なんとかキャッチがあって良かった。風はもちろんだが水温が安定して高いこと、水色が良いこと。ルアーはねじ込んでかつスローに誘うこと。それから岸釣りのプレッシャーが無いエリアであること。

このあたりの要素を絡めて初めてキャッチに繋がったのでは。私的にはそう感じました。

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優勝:S木さん レインボー68.5cm ルアー/Beatup115/鏡面アルミ・ワカサギ/関所

準優勝:しゅうさん ブラウン43cm ルアー /Beatup115/鏡面コパー/和田~蛙石

3位:ザザギさん レインボー32.5cm ルアー/ファット85type3/鏡面ワカサギ/亀ヶ崎

同サイズ3位:シェフ レインボー32.5cm ルアー/ファット85type2/赤金/深良水門

5位:Oさん レインボー ルアー/スプーン5g/箱根湾内

 

入賞の皆さんおめでとうございました。データに誤りがあれば一報いただけますか。

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ご参加の皆さん、お疲れ様でした!

タフでしたが楽しかったですね。

また次回を楽しみにしています、それまで各々修行に励みましょう。


嗚呼!風が強すぎて。芦ノ湖編 

2012年04月01日 | 芦ノ湖2012年シーズン

30日の金曜日。昼間はいつも通りの工房仕事に励みますが、窓鳴りさせつつ時折り強く吹く南風にウズウズ、我慢。ウズウズ、我慢。

このままでは作業効率も上がらないでしょ。そう自身を無理やり納得させ15:00に自宅を出発、16:30に芦ノ湖着。

着いてみると良い風というよりは少し強過ぎるようです。それでもいそいそとウェーダーを履き、東岸のPから最も近いポイントへ直行します。

ここは狭いポイントなのですが木が湖面に張り出していてシェードを作り、足元には大岩がいくつか入っていてブラウンなどが付いていることがあります。南風の時はポンッとあっさり釣れてしまうこともありますし、この日のように強過ぎる南にもオーバーハングが強風を、大岩が底荒れを防いでくれるために短時間なら立ち寄る価値のあるポイントです。

信頼のBeatup115/GGを結び、数投目。

ドンッと喰いましたよ。ブラウンやっぱり付いていたな、などど思いつつ重いファイトをいなし、上がってきた魚を見るとどうも茶色くありません!

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黒々、でっぷりとしたバスでした。

ワカサギ定食のおかわりでもしているのでしょうか?もしかすると東岸にかなりワカサギが寄っているのかも、期待を込めてワカサギを探しつつ東岸の目ぼしいポイントをランガンしましたが、結局のところワカサギは一匹も発見できず。

しかも南風は強さを増すばかり。場所によっては底荒れしていますし湖上では小さな竜巻がいくつか発生、軽く立ち込んでいても油断するとよろけてしまう有様、薄暗くなった18:00頃には終了。

もう少しゆるく吹いてくれてワカサギがいれば最高だったのになあ。それからこんな条件下では76Hでも良かったな。ワカサギカモーン!

そんなことを考えながら翌日の魚野川修行に備え、家路を急ぎました。

 

私のタックル

Rod:ZANMAI Reveltrouts(レヴェルトラウト)7.6MT

Reel:ステラC3000+ナイロン8lb

Lure:Beatup115、130 ファット85type1