中田英選手が引退を発表しました。
正直まだやれる!とは共通した意見でしょう、今大会のうっぷんを晴らすべくいま一度立ち上がってくれれば・・・と思っていたのですが。
今大会後の彼自身の身の振り方に関しては、様々に噂がありましたが僕らサッカーファンにとってはもっとも残念な結果となってしまいましたね。
再びの長い道のりですが、Jの監督を経て、日本代表監督としての姿が見てみたいなあ。
ともあれ、長い間お疲れ様でした!
勝敗に関わらない客観的な批評と言うものはやはり的を得ているもので。
日本に関して、我々が思う以上に限られた情報しか持たないヨーロッパや世界の人々(勿論サッカー以外も含めてですよ)は、日本人のイメージをこういった試合から求めるのは至極当然のこと、と勝手に僕は思う。
例えば僕は行った事の無いアイルランド、前回大会における彼らの戦い振りには心打たれるものがありました。(日本とは正反対?のサッカーするんだよな、足元は皆イマイチ。放り込みも多い、でも体力気力は凄かった、頭からゴールネットに飛び込む勇気とか、ここだ!という時の爆発的なダッシュとか。)
当然、アイルランド人恐るべし、との結論に達する。わずかな情報からすべてをイメージする。ヒトなんてその程度に短絡的だと思う。
で、この度の結果。
地元ドイツでの各誌における日本vsクロアチアの批評は大変厳しいものでした。彼らの目に、いや世界中の人々の目に我々日本人がどのように写ったのか、、、
vsブラジル戦を残すのみ。
どう戦えばよいのか、今回ばかりはどうしようもないほどハッキリしています。
ハッキリしている以上、納得できる試合を見せて頂きたいものです。
ジーコジャパンの検証はすべてが終ってから。この4年間、どこか冷めてしまっている頭を最高に熱くしてくれたら、、、全部チャラにしても良い?、、、やっぱダメか(笑)
たかがサッカー、されどサッカー。4年間の集大成。
日本の初戦、vsオージーは皆様ご存知の通り1-3の完敗・・・しかも逆転負け。
悔しすぎ、痛すぎる1敗。昨晩はろくに寝れませんでした。サッカーでこれだけ悔しいのは’98フランス予選のホームの韓国戦、逆転負けを喰らって以来でしょうか?
勝負を決するキーとなったプレーは勿論ありました。
ですが、選手個々のワンプレー、ワンプレーをどうこういう気は無いですし、個々のレベルではよく頑張っていたとは思います・・・しかし監督采配での差はハッキリあったと思います。日本はいつも後手後手。対処療法に終始、これでは相手の思うつぼ。有効な采配をバシバシ打たれた結果が、コレ。守備のコンセンサスは宮本に任せっきりだったツケはコレほどまでに大きい。
今の日本、押し込まれたら防ぎきれないってわかっているのに!
日本は残念ながらチームとしてまとまりきれませんでしたね、本番までに。これほどまでに時間かけた上での準備不足、一番危惧されていた点ですが、ズバリですね。チーム戦術、戦うハート、悔しいですがオージーの方が上回っていました。後半先にバテたのも日本。全体としてどこかぼんやりしたまま、曖昧なまま試合に臨んでしまった気がしてなりません。
決勝T進出は相当に厳しくなりましたが、、、残り2試合、すべてを出し切って欲しいものです。
W杯雑感。
ポーランドvsエクアドル 0-2
古豪ポーランド、A組ではドイツに次ぐ存在と見られていましたが結果完敗。後半も終了間際になってようやく持ち味の前線への早い放り込みなど良い攻撃が見られましたが遅すぎ。エクアドルをなめてかかったか?ホームの雰囲気の中、余裕を持ちすぎ?
玉離れは遅いし、一昔前のスター頼り?のサッカーに写った。団体競技でいかに’意図’が大事か。
それにしても高所から降りてきた(笑)エクアドル、攻守と共に見事な戦いでした。完全アウェーと言っても良い雰囲気の中、完勝でした。でも2点目はオフサイドくさかった(笑)
イングランドvsパラグアイ 1-0
期待ハズレの凡戦に終始。正直がっかり、まったく噛み合いませんでした。
イングランド、持ち味の攻撃力まったく生かせず。堅い守備陣に助けられましたが相手が攻撃力の無いパラグアイだったから持ちこたえられたまで。もう少しましな攻撃力を持つチームが相手だったらと思うと・・・次戦に期待です
ルーニー不在は意外と大きいのか?にもましてジェラードの調子が上がっていないようで・・・イングランドの心臓です、今後に不安。
パラグアイは不運もありましたが、、、もう少し攻撃のバリエーションがないと先は無いですよ、復帰のサンタクルスもまったく機能してませんでした。ただひとりバイエルン所属?の18番ひとりが目立っていましたね。
ドイツvsコスタリカでようやく開幕です!
ドイツ、バラック抜きでも良い攻撃力ですね~
日本代表とドイツなど強豪国との大きな違いのひとつはシュート力にあり!と改めて実感。
放たれるシュートがどれも素晴らしい。
ほとんど枠に飛ぶ精度、そのパワー。
さあ、寝不足の日々が始まリました!(笑)
今週末からいよいよW杯開幕です!!
我が代表はどうでしょうか?!
中身の濃かったドイツ戦、何のモチベーションも感じられなかったマルタ戦。
勝手な予想をここで。
・我が日本、トータルで予選リーグ突破の可能性は5分5分と予想します。
第1戦目、vsオーストラリアに勝てば確率は7割以上にアップ。引き分けで4割にダウン。負けることになれば、、、1割というところでしょうか?
それほどvsオージーは大事!必勝です。
・優勝候補はやはりダントツでブラジルでしょうねえ。動かし難し、言うことなし。それにしてもアドリアーノやカカはまだ24歳・・・日本代表なら駒野や茂庭とほぼ同じの最年少とは改めて才能の豊富さに驚かされます。
対抗はイングランド。揃っていますね~ここも。うらやましいぐらいに(笑)
で、次の2ndグループにアルゼンチン、ドイツ、イタリア。
穴的な3rdグループはチェコ、オランダ、スウェーデン、フランスあたり・・・アメリカも入れたいなあ。
前回、日韓大会は幸運にも日本vsロシアを横浜国際(当時)で生で観戦できた。稲本のゴールには心底震えた。今回はTV観戦ですがあの興奮よ、いま一度!
サッカーW杯日本代表が決まりましたね~
大体において予想通りでしょうか?
一言で言えば人材豊富なMF陣、どうも得点のイメージが上手く描けないFW陣。
守備には不安の残るSB、身長の無いCBはアドリアーノやビドゥカは恐いなあ、、
それにしてもやっぱり久保。
F・マリノスサポとしては残念の一言。よほど体調悪いのでしょうね。でもJリーグ最終節(ジーコも視察に来ていた)やキリンカップ・ブルガリア戦での本人の自己申告による先発辞退もW杯本番を睨んでいたからこその判断だったかと。
こういった事態になるのなら、無理してでもアピールしておきたかった、というのが本心なのじゃないでしょうか?なんだか割り切れない気持ちでしょう。本人が選考までに体調戻せなかっただけ、という批判も聞こえてきそうですが。
巻選手、頑張った甲斐がありましたねえ~
それなりに結果も出していましたし、こういったが頑張りが報われるのは、見ていて嬉しいものです。
個々の人選はこれぐらいにして、もっとも気になるのは、、、
若い世代からのチョイスが無かったこと。
最年少が駒野の24歳ですか、、アテネ五輪代表から選ばれたのも彼1人。
下の世代からの突き上げが無かった、といえばそれまでですが惜しい選手も多々。
松井、茂庭、トゥーリオ、阿部、田中(達)、長谷部etc。うーん1人2人入れて欲しかったなあ。
次の4年間が早くもかなり心配です。完全に’隙間’が出来てしまった感がある。
ジーコがくれた’ピッチ上での自由’を消化出来るだけの成長が、本番までの残りわずかな時間で可能なのでしょうか?
’自由’ほど厄介なものも無いでしょうから。
それでも、期待してます!