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ZANMAI BLOG(新アドレス)

遊べや遊べ。
素晴らしいトラウトとの出逢いを綴ります。
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先週、今週と丹沢調査

2018年12月12日 | 渓流・本流2018
芦ノ湖釣行や丹沢調査などでフィールドと工房を往復する毎日です。

先週、今週と神奈川県内水面試験場による丹沢ヤマメ生息調査がありました。これらは渓畔林調査でヤマメやイワナを調べるのとは少々異なり、純粋なヤマメ生息状況調査です。

まずは先週の調査から。



まだいくらか紅葉が残る丹沢山中。







2本の沢を調べましたが、想像通りに。いや想像以上にイワナが多い印象でした。

この周辺らしく、外見からだけではヤマメともアマゴとも判別がつきかねる、朱点を持つ個体が交じりました。これから試験場がヒレの一部からDNA検査をします。いわゆるアマゴの朱点と比べ、黒点が朱点に変わったもの、レッドバンドが散って朱点のように見えるものが多い気がしますが、これはあくまでも私見です。

 
昨日の調査では先週と隣接した沢を2本調べました。小雪がちらつく中、寒い一日でした。



沢水も手を切るかのような冷たさです。



この沢では1匹のイワナ幼魚を除きすべてヤマメでした。先週はイワナとヤマメが半々、隣接しているこの沢ではヤマメ。さてさてどういうことでしょうか。


私が一番印象に残ったヤマメは上写真の個体です。パーマークがエラに半ば隠れたのを入れると13個もあります。他にも11~12個ぐらいある幼魚が数匹はいました。



パーマークが引っ張られた、見慣れたヤマメですね。今回のヤマメはおチビさんから泣き尺まで、しっかりバラツキがあった点が何よりでした。



カジカ。堰堤を幾つか越えても姿が見られたので、ある程度ではあるものの沢の健全性が保たれているのでは。と試験場の研究者さんが言っていました。厳しい話ばかりの丹沢ですが、そう聞くと何だか嬉しくなりますね。

ちなみにこの日、20数年ぶりにこの沢を訪れたという研究者さんはあまりの変貌、荒れっぷり、谷を埋めた土砂の多さに驚きを隠そうとしませんでした。

毎度のことながらいろいろと考えさせられます。


Photo&Report by 小平


丹沢ヤマメ調査へ

2018年11月16日 | 渓流・本流2018
先日は神奈川県内水面試験場による、丹沢のヤマメ生息状況を調べる調査がありました。


(勝呂尚之氏撮影)

この日は計2本の沢を調査。どちらも釣りで歩いたことがある沢なので、どのような結果が出るかが楽しみでした。

1本目の沢、この小渓にはまったくそぐわない大きな堰堤が数基立ちそびえています。一度だけ釣り上ったことがありますが、芳しくない釣果だったことを思い出します。

けれどこの日は前回数年前の調査をずっと上回るヤマメが確認でき、一同ひと安心。



同じようなパーマークを持ったヤマメが揃いました。ヒレの一部をカットしてこれから研究員さんがDNA検査をします。



2本目の沢。こちらは特に砂が多く出てしまい、石に隙間が無いほど沢を埋めていました。

取水堰堤の上下を調査しましたが、小さなヤマメがかろうじて1匹確認できただけと、非常に残念な結果となってしまいました。



たぶんナガレタゴガエル。ブヨっとしていて可愛いカエルです。かつては一緒くたにアカガエルと呼んでいた人が多かったと思いますが、現在ではヤマアカガエル、タゴガエル、ナガレタゴガエルなどに分類されています。



この日のカマドウマ、キリギリス。入水直後、岸際を漂っていた個体です。ハリガネムシにコントロールされていたであろう、秋の虫たち。



山の中で机を広げての個体調査。調査に協力してもらったあと、ヤマメたちはすべて元の流れに帰って行きました。

それにしてもやっぱり山はいいですね。


Photo&Report by 小平


岩崎さん、締めくくりのアマゴに大イワナ。

2018年10月25日 | 渓流・本流2018
ミライさんによる桂川清掃の告知に続きまして、岐阜の岩崎さんより届いたシーズン締めくくりの便りをご紹介します。

50ストレートでキャッチしたアマゴ、スプーン7gでの大イワナと、素晴らしい締めくくりでしたねえ。おめでとうございました!

レヴェルトラウトはミノーイングを快適に楽しむために設計しましたが、もちろんスプーニングだって十分に楽しんでいただけるロッドなのです。


「さて、少し前の話ですが、今シーズンラストを締めくくるに十二分な魚に出逢えました。

今年は何かと時間がなく例年の半分も川に足を運べませんでしたでしたが、最終日いつもの仲間と1年遊ばせて貰った川に感謝を込めて、ワイワイ楽しんできましたよ!

渓を遊んで、綺麗なアマゴに出逢い満足して車まで戻る途中の最後の最後、仲間と最後はあそこでと決めていた渓へと流れ込む枝沢の入口、水深のある淵でボトムを探るとドスン!素晴らしい53㎝のイワナが口を使ってくれました。

終わりよければなんとやらですが、出来すぎでしたね。

手にしたロッドはレヴェルトラウト5.6MT、このレングスのロッドにはこのサイズの魚という僕の未熟な固定観念を見事に打ち破って、魚とのやりとりに微塵のストレスも無く見事にキャッチさせてくれました!

このロッドを手にして2シーズン目、改めてロッドのポテンシャルに驚かされました。」





このアマゴでもよい締めくくりだったことでしょう、







いやいやそれでは終わらずに、ドンと出たのは53cmの大イワナ。




ロッド:レヴェルトラウト5.6MT
リール:2,000番
ライン:pe0.6号
ルアー:ストレート50㎜(アマゴの写真)、7gスプーン(イワナの写真)

Photo&Report by 岩崎さん

秋の第5回丹沢渓流・渓畔林調査

2018年10月23日 | 渓流・本流2018
続きまして、先週実施された秋の第5回丹沢渓流・渓畔林調査のお話しです。

この沢は一昨年にも同じ調査で訪れました。数は少ないながらよいヤマメもいたのですが、この調査後の台風で砂が大量に出て沢を埋めてしまい、昨年は調査が行われませんでした。今年はどうでしょうか。



ちょっとした山登りといったところ。この沢の調査のためには登山道を1時間ほど歩く必要があります。身軽ならどうってことない山道ですが、調査器具が大きな負担になります。体力に応じてそれぞれが背負い、調査地点を目指しました。





大汗をかいてベースとなる山小屋まで。早速調査開始です。





神奈川では貴重な存在となってしまったカジカ。カジカが多く生息しているということは、それだけ環境が守られている証です。





ヤマメですが、当歳魚がまったく見当たりませんでした。前回調査でもまったく同様だったと思います。



大雨のたびに大量の砂が出るこの沢、石の隙間は砂で埋まり、隠れ場がほとんどありません。数年後にはもしかするとこの沢からヤマメが消えてしまうかもしれない。ヤマメの姿が見られた安堵感とともに、当歳魚が見つからなかったことに大きな不安を抱えて下山しました。

Photo&Report by 小平

秋の第4回丹沢渓流・渓畔林調査

2018年10月23日 | 渓流・本流2018
10月に入ってから神奈川県内水面試験場による、秋の第4回および第5回丹沢渓流・渓畔林調査が行われました。

まずは第4回調査をざっとお話しします。



希に釣りでも訪れる川ですが、調査エリアに入ったのは個人的には初めてでした。堰堤ばかりですが浚渫されないため、砂利が川床を埋めてしまい、控えめに書いても荒れた川です。

それでも、え、というような流れでヤマメたちは細々とではありますが、しっかりと生き延びていました。



パーマークをご覧ください。少し期待の持てるヤマメだと感じましたが、さてどうでしょうか。DNA調査の結果を待ちたいと思います。



ハコネサンショウウオも姿を見せてくれました。少し足が出てきましたね。



ヤマメの食性を調べ、保存しているところです。カマドウマも出てきましたよ。サンショウウオを補食しているヤマメもいると思いましたが、すぐには判別できませんでした。



調査に協力してもらったヤマメたち。少し落ち着かせてから、もとの流れに返します。


こんな厳しい環境の川でよくヤマメもサンショウウオも生き延びていてくれたな、というのが第4回調査の感想でした。川そのものは劣悪と言った方が適切でしょう。魚類班とは別に落下昆虫や水生昆虫を調べる環境班によれば、とても残念な結果だったそうです。

ヤマメたちには逃げ場がありませんからここで何とか生き延びるしかないのですが、頑張れ、頑張れと念を送って渓をあとにしました。


Photo&Report by 小平


M.Oさんの丹沢締めくくり釣行

2018年10月17日 | 渓流・本流2018
神奈川および丹沢も14日を持ってしばしの禁漁に入りました。今シーズンも楽しかっただけに寂しいですね。

今週末21日はいよいよキャッチ&クリーン丹沢・中津川です。一昨日は下見に行きました、台風の影響があるのでダム上など清掃場所を変更して実施します。集合時間などは変更ありません、金曜日あたりに最終をアップしたいと思います。

参加を希望される方は kodaira@basil.ocn.ne.jp までフルネーム、年齢を添えてお気軽にどうぞ!


さて丹沢のお膝元でもある平塚市の釣具屋、つり具やまださんより釣行記をいただきました。

お店の常連さんのM.Oさんと一緒に禁漁間際の丹沢を歩いてきたそうです。ソリストシャッドが活躍してくれたみたいです。









「お客様は、ザンマイのルアーをローテーションして楽しんでいました。

今回は台風の爪跡が残る林道を歩きました。前回と比べて渓相が変わってしまった場所もあったのですが、水の色はクリアーで、水位は思った程は高くなかったので、無事に今期の渓流を納められました!」

とつり具やまださんからコメントをいただいています。

M.Oさん、つり具やまださん、便りをいただきありがとうございました。今シーズンに、丹沢に感謝ですね。


ミノー:ソリストシャッド50SS アマゴ・オレンジゴールドヤマメ 
Photo by O.Mさん



ヤマメ産卵床作りへ

2018年10月13日 | 渓流・本流2018
数日前も丹沢へ。今回は釣りでも渓畔林調査でもなく、ヤマメ産卵床作りです。

丹沢某所に集まったのはヤマメ研究の第一線で活躍している学者・研究者さんやその卵の学生さん、神奈川の環境を考えるNPOの皆さん、「丹沢物語」の著者など多士済々、17名での作業となりました。声をかけてもらった私も`チームただの釣り好き`として馳せ参じました。







産卵床に適した小石を現場で確保するため、ふるいにかけて砂利を落とし、さらに目視で選別します。



中腰での作業が多いこともあり、これがなかなかの重労働。下地作りを終えたら、苦労して集めた小石を敷き詰めます。



こんな感じに仕上げます。これでなんとかツーペアーぐらいが産卵床として使えるスペースだそうです。



人海戦術で計17カ所の産卵床を作りました。

`いやね、この前初めてカマドウマが川に飛び込む瞬間を目撃したよ。やっぱりね、足下がおぼつかない様子だったよ。`と、作業中に話してくれたのはヤマメを研究している学者さん。

先日もブログで触れましたが、ハリガネムシに寄生されたカマドウマの話です。こんな話を聞きながらの作業ですからね、楽しいに決まっています。

 
実は今秋、丹沢の別河川でも産卵床作りが出来ないものかと検討しました。今年は間に合いませんでしたが、来秋には実行に移せないものか、さらに検討を進めたいと思います。

丹沢がもっともっと豊かになりますように。皆さんお疲れ様でした。

Photo&Report by 小平


Uさん渓流に初挑戦。なんと一匹目が・・

2018年10月11日 | 渓流・本流2018
先の三連休は神奈川のUさんとともに丹沢に。

渓流初挑戦のお手伝いという重責を担っていたので、いろいろ考えましたよ。渓流のダイナミックさを感じてもらいつつも、歩きやすい川であって欲しい。あまり人が多くなくて、気持ちのよい川がいいな。もちろん、できれば魚の顔も見たいのが正直なところです。



Uさんしばしのキャスト練習ののち、すぐにイワナをキャッチ。おおっ。

かわいいサイズでしたが、人生初のイワナだそうです。



ネットに入ったイワナを見ると、なんと。ハリガネムシ付きイワナではありませんか。

ハリガネムシはご存じですか。夏~秋になるとカマドウマなどに寄生し、コントロールして川に飛び込ませるという驚異の生態を持つ寄生虫です。川で繁殖するためですが、自力では川に辿り着けないので寄生し行動をコントロールするんだそうです。

うわあすげえ。

私もこれまでに数匹しか釣ったことがないハリガネムシ付きイワナ。まったく余談ですがエラから出ているのと、お尻から出ているのがいます。

カマドウマが入水すると、目的を果たしたハリガネムシは本来すぐに脱出するとのことですが、中には逃げ遅れてイワナやヤマメにカマドウマもろとも捕食されてしまうことがあり、この場合ハリガネムシ付きイワナとなるらしいです。ハリガネムシは別にイワナに寄生して、さらに何かをしたいわけではないそうです。意図せずに食べられてしまっただけなので、ハリガネムシ付きイワナは例外の産物、希なケースなんですね。

まさに自然の驚異。なんと、秋の渓流魚が捕食している6割程度がハリガネムシにコントロールされたカマドウマらだ、という研究結果が発表されています。実は産卵を控えた渓流魚にとって、カマドウマらは貴重な栄養源となっているわけです。



ハリガネムシです。そーっと抜いてやりました。

いやあ、人生初イワナがハリガネムシ付きとは、Uさん持ってるなあ。尺なんかよりずっと希だぞ。などとひとり悦に入る私を尻目に、何言ってるんだか、といった表情のUさんでしたけれど。ともかくめでたい。



勢いに乗ったか、Uさんすぐに二匹目のイワナもキャッチ。

今度はハリガネムシなんて付いていません。人生初のハリガネムシ無しイワナ、おめでとう。

ロッドはこの日が初おろしのレヴェルトラウト5.6MT、ミノーは`ピンときた`というソリスト50MD2オリーブイエロー。サンビーム高崎さんオリカラのオリーブイエロー、ここでもよい仕事をしてくれました。



ひと息ついたので、最後は私も少し釣らせてもらいました。



初めての渓流でお疲れ気味のUさんはここで退渓。雨が降ってきましたが、一時間ほどひとりで歩いてきました。

デジカメを忘れガラケーしか持っていなかったので、写真はこれしかありません。50ストレートが楽しかったですよ。


渓流タックル
ロッド:レヴェルトラウト5.0MT
リール&ライン:2000番にナイロン5lb
ミノー:50ストレート、ソリスト50MD2フラットサイドなど

Report by 小平

丹沢へ田中さんと。

2018年10月05日 | 渓流・本流2018
9月末、田中さんを案内して丹沢を歩いてきました。

この日は久しぶりに晴れる予報だったこともあり、往復25kmコースを選択。今シーズン初めて訪れる沢域なのできっと暗中模索だけど、それもいいかなって。



いざ釣らん。過去に実績のある場所から入渓です。

期待していたポイントから、田中さん一投目でイワナをキャッチ。おおっ。実際のところ、一投目で釣れることってなかなかないでしょ。喜ぶ田中さん、かなり安堵する私。いやあよかった。

時給アップを約束するから当日はしっかりと働いてくれたまえ。全日本岩魚労働組合に電話をかけて、お願いしておいた甲斐があったみたい。



田中さんが写真を撮っている間、私も抜け目なくこの日の一匹目を。いい色に変わりつつあるイワナでした。



すぐにヤマメも顔を見せてくれました。







気持ちよく晴れ渡り、言うことなしです。



かわいいヤマメだったけれど、ダブルヒットでした。



ウェットゲーターで感じる季節の移ろい。親分がびっくりして縮み上がるから、朝一番はそーっと入水したいものです。



今回も途中からは60mmのテストを兼ねて。面白いです、このミノー。



この日のハイライト。かなり大きい、中ぐらい、かわいいの、と大きさがまったく異なる3匹が40DDフラットサイドを猛烈にチェイス、一投目で`かなり大きい`が足下まで追ったけど食わせられずじまい。二投目ですぐにヒットしたのは中ぐらい。

かなり大きい、は二度と出てきてくれなかったけれど、2人から丸見えでちょびっと興奮した場面でした。大きいだけあって時給に不満だったようです。





田中さんはゴーロクで、私はゴーマルで楽しみました。


渓流タックル
ロッド:レヴェルトラウト5.0MT 
リール&ライン:2000番にナイロン5lb
ミノー:ソリスト50MD2フラットサイド、ソリスト40DDフラットサイド、ソリストシャッド50、ソリスト50DD、60mmテストモデルなど

Report by 小平
Photo by 田中さん&小平

日川釣り大会

2018年10月03日 | 渓流・本流2018
禁漁直前となる9月最後の三連休、最終日に毎年開催される日川釣り大会。

日程が日程です。お魚はすでにスッレスレにもかかわらず、入渓する場所にも困るほどの賑わい。そこをなんとか釣っておいでというこの大会に、今年も協賛品を持ってお邪魔してきました。



日川でこのタイプのアマゴが釣れるとは、少々驚きでした。



水が高く苦戦しましたが、



これ幸いとばかり、来年に予定している新作のテストをやりながら楽しみました。



ペンションすずらんさんで賑やかな表彰式。

優勝はフライマンのHさん、29cmのかっこいいアマゴをキャッチしていました。入賞された皆さん、おめでとうございました。



表彰式後は泣きの延長戦、Tさんのお供で沢へ。よいイワナをキャッチしたのを見届けて楽しい一日も終了です。

皆さん有り難うございました。


ロッド:レヴェルトラウト5.0MT
リール&ライン:2000番にナイロン5lb
ミノー:ソリスト50MD2フラットサイド、50DD、ソリストシャッド50、60mmプロトなど

Photo&Report by 小平