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ZANMAI BLOG(新アドレス)

遊べや遊べ。
素晴らしいトラウトとの出逢いを綴ります。
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夏の水槽

2021年08月30日 | 水槽
先日、ヌマチチブが天に召されたので我が家で稼働している水槽は8槽。
このヌマチチブは餌慣れして可愛かったけど、サイズから見ても寿命でしょう。



少し前だけど、アフリカンシクジットのアーリーがやって来た。少々気が荒いらしいので単独。
熱帯魚でも日本の真夏には参るみたい。ここのところ水温が上がって少々バテ気味なので、扇風機を当てたり、マメに水替えしたりとケアしています。

餌は食べてくれているので大丈夫でしょう。それにしても綺麗なブルー。



90cm日淡を久し振りの大掃除。オイカワやタモロコたちも気持ちよさそう。



砂地で餌を探すカマツカ、まさに保護色ですね。

カマツカは近年カマツカ、ナガレカマツカ、スナゴカマツカの三種に分類され、県内は分布域からするとスナゴとのこと。けれど国内移入もあって断言できないみたいです。


カマツカ

2019年11月05日 | 水槽
相模川水系も落ち着いてきたので、我が家のカワアナゴやドンコなど肉食系の餌となるカワリヌマエビを獲りに行きました。例外のカワアナゴを除いて普段は人工飼料を与えていますが、それだけだと元気がなくなる気がするのでたまのご馳走です。

エビ目的でガサっていたらカマツカが入りました。



珍しくはないカマツカですが、丁度いいサイズだったので初めて3匹ほど飼育してみることに。数日間別水槽で落ち着かせたあと90cm日淡水槽へ、神経質だと聞いていましたが物陰に隠れてしまうことも無く、初日からしっかり餌をとってくれてひと安心。案外大きくなるので、しっかり育ててみようと思います。



ついでに魚たちの引っ越しをしました。我が家では現在日淡を中心に九つの水槽が稼働しているのですが、大きくなるにつれ他にちょっかいを出す魚が出てきたりするので、水槽内のバランスを見ながら定期的な引っ越しなどケアの必要があるのです。

今回引っ越の主原因となったのはカワムツ。数匹が20cm近くまで育っていましたが、先日妻がヨシノボリをくわえているカワムツがいるのを発見。ずっとうまく混泳してきたのに、90はバランスが崩れてしまったようです。

カワムツの引っ越しを終えてスッキリした日淡90cm。5魚種が写っています、わかりますか?



上物をスッキリさせたあと、他の60cmにいた底物たちをここへ引っ越しさせました。

大好きな底物たち。中でもかなり好きなゴクラクハゼ、背びれ、尾びれの色彩が鮮やかな中型。地味に美しいのが日本淡水魚の魅力です。







60cmにいたときは上物の影響か隠れてばかりいたシマヨシノボリ♂♀も、90cmを気に入ってくれたようです。ヨシノボリは縄張り争いをするので新たに隠れ家を作ってやりました。すると早速棲み分けて、時々顔を出しては周囲の様子を伺っています。

 
*90cmに写っているのはオイカワ♂と♀、ウグイ、タモロコ、シマヨシノボリ、マドジョウの5魚種(+マルタニシ)です。全部わかりましたか?

Photo by 小平


日淡、底物たち

2019年01月09日 | 水槽
塗装工程ど真ん中、一度目の塗装色止めを終えて乾燥させているところ。少々休憩。

我が家で水槽飼育している底物を少し紹介してみます。ここで言う底物とはハゼ科やカジカ科などの総称です。あまり泳ぎ回らずに底付近でじーっとしているタイプが多いですが、これが実に可愛い。神経質なくせに気が強く、貪欲な魚が多い気がしていますがどうでしょう。

私の底物好きにはいささかの歴史があり、横浜港でマハゼやチチブを釣っては持ち帰り飼育していた10代を原点としています。







いい顔してるでしょう、ドンコです。

もともと県内には生息しておらず、カワムツと同様に国内移入種となるドンコですが、徐々に生息範囲を広げているようです。

ほとんど底にべったりでじーっとしていますが、希に下の写真のように水草に乗っかってポケーッとしています。水中でサスペンドしているように見えますが、違うんです。身体をうまく水草に押し当ててじっとしているんです。

これを相模川水系で獲った時には一瞬アユカケかとぬか喜びしましたが、国内移入種のドンコでした。貪欲で可愛いヤツです。



こちらはカワアナゴ。穴子の仲間ではありません。

このように岩陰などから顔を出していると、見る角度によって穴子によく似ているからこの名が付いたと聞きました。この個体で20cmぐらい、ドンコに比べるとずっとナイーブな印象です。コイツはこれまで人工飼料に餌付いてくれないので、時々エビなどを獲ってこなくてはなりません。

長生きするともっと大きくなるので大切に育てたいと思っています。



こちらはニホンナマズ。3cmぐらいの幼魚から大切に飼っていますが、みるみるうちに大きく育っています。なんでも食べますがけっこう神経質ですね。同じ大きさの幼魚を2匹同じ水槽で飼っていましたが、すぐに優劣ができて片方をボロボロにしてしまい、気がついたときには手遅れでした。

こやつもそのうちもっと大きな水槽に引っ越しさせなければ。





ゴクラクハゼです。10cmぐらいあり、ゴクラクでは最大サイズと言っていいでしょう。やっぱり貪欲で周囲の小魚を蹴散らして我が物顔していますが、このふてぶてしい顔つき、たまりませんね。



これはスミウキゴリ。オス1匹、メス2匹をひとつの水槽で飼っています。オスは少し前に婚姻色が出ていて綺麗でしたが、臆病なのでなかなかよい写真を撮らせてもらえません。

底物では他にもドジョウ各種、ヨシノボリなどいろいろいますが、また今度。


Photo&Report by 小平

日淡たち

2019年01月08日 | 水槽
我が家では日本淡水魚を中心にして9~10個の水槽が稼働しています。

ほとんどが県内の川から釣りなどで採捕してきた個体で、特にオイカワと底物が好き。



90cm水槽で混泳するオイカワとカワムツ。



婚姻色が出ているオイカワが2匹いて、昨年夏からメスを追いかけ水槽内で何度も産卵行動を起こすほど元気だった個体がついにきのう、力尽きました。

上の写真は昨年9月。このオイカワがもっとも元気だった頃です。いったん婚姻色が出ると消耗が激しいため、自然環境下ではそれほど持たないのが普通ですが、このオイカワは8月に婚姻色が出てからずーっと頑張っていました。





年末に急に細くなり、そろそろかな・・とは思っていました。左の若いオイカワと比べると体色は黒ずみ、体高やハリに差があるのがわかります。

ありがとうオイカワさん。君は美しかった。