応援の気持ちを頂いて

昨日は、介護実習生が家に来ました。

介護の勉強をされている真っ最中の、主婦の方でした。
私よりも人生の先輩であろう方ですが、新しくヘルパーに挑戦されているお姿に尊敬の念を覚えます。

ゆうやが帰宅してからの様子を見学して頂きました。
トイレを済ませてから、再度車椅子に乗って外へ出ました。

そして足漕ぎ車椅子に乗りかえ、駅に向かいました。

しばらく進むと、風のように誰かが飛んで来ました。

「あ！お父さん！」

ゆうやも私もビックリしました。
ゆうやのパパは、仕事中にちょうど通りかかったところ、ゆうやが足漕ぎ車椅子に乗っているところを見つけて来てくれたのでした。

しばらく付き添ってから、ゆうやのパパは仕事に戻りました。
サプライズもあり、ゆうやは調子良くペダルを回しました。

寒くなってくると、気持ちが消極的になるかなと思っていましたが、ゆうやは寒くなっても足漕ぎ車椅子に乗りたい気持ちは変わらないようです。

実習生の方に横で見学してもらっていると、ゆうやも寒さなど吹き飛んでしまうのでしょうか。
張り切って進みます。

ゆうやは足漕ぎ車椅子が好きだけれど、応援してくれる人がそばでいてくれると、さらに頑張ります。
応援してくださる人が沢山いて、とても有り難いと思います。

頂いた温かい気持ちは、ゆうやの中で大きく積み上がっています。
ゆうやは今、応援してもらってばかりだけれど、将来、他の人を応援できるようになれたらと思います。

「頑張れ～。」


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