ベトナム

これからの活力ある国

インドと日本とエントロピー

2007-01-22 00:36:22 | 海外旅行
本題は第三の道、「立ち止るのも大きな進歩だ」と表のカバー帯に書いてあります、
糸川英夫著・CBSソニー出版、初版は1982年です。

この本を読んでからインドに行くと、人生の視点が変わるかもよ。

この本の裏のカバー帯には、
「自然に逆らうか、順応するかという二つの哲学がある」
「現代文明はエントロピーを加速度的に増大させる」
「エントロピーの法則で計ればインドは超先進国である」
「北の国は自然に逆らって崩壊し、南の国は自然の理に沿って生き残る」

25年も前に書かれた本ですが現代社会の問題を正確に言い当てていますね。

プロの写真家により各所にとても綺麗な写真が多く掲載されています、
現在のインドと対比するにはとても役にたちますね。
現代の進歩に併せて物凄く変化したところと、数百年~千年も何も変わらないところが良くわかります。

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2 コメント

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どちらの哲学ですか (imai)
2007-01-22 00:43:15
自然に逆らうか、順応するかという二つの哲学がある、面白いです。
ベトナムさんは、どちらの哲学ですか?
あと、すみません、初歩的な質問ですが、エントロピーって何でしょうか。熱力学ではないですよね。。。乱雑さ? でしょうか。教えてください。
今年もよろしくお願いいたします。
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オイルの神様漬け (ベトナム(たま))
2007-01-22 01:38:40
imaiさんこんにちは、
哲学は両方の狭間で、矛盾のなかで生きています。
現代文明はオイルが無尽蔵に出るという大前提で全てが成り立ってますが、
オイルが空になると全ての現代文明の火が消えてしまいます。

頼みの中東のオイル地帯が油田に海水を引き入れて原油を押し上げて汲み上げていますのでまもなく空になりますね。

エントロピーは熱エネルギー力学です。拡散や変質した物質を元に戻すには元の7倍ものエネルギーを必要とする法則があるようです、

エントロピーの法則から見ると、今やっているほとんどの環境問題解決方は、
まやかしの技術で、先延ばしをしているだけの技術となるようです。

ビカーの中の生物が自分の出した廃産物で自滅して行くのに似ていますかね。

昨年はとてもお世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。


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