ベトナム

これからの活力ある国

上下に2極分化を始めた中産階級

2007-09-04 00:32:20 | 日本の今後は
さて、いよいよベトナムの連休や雨季が終了し、株の値上がりの時期を迎えました。
明日から約半月間の値動きが上下のどちらに行くか、上昇の傾向に傾くと思いつつ注目です。

さて、読売新聞によるとOECDが、日本の「格差問題」に言及したのはこれが初めて。

 報告書は、所得から税金などを差し引いた可処分所得が低い「相対的貧困層」の割合について、OECDの2000年の調査(18~65歳が対象)では、
日本がOECD加盟30か国のうち米国に次いで2番目に高いと指摘した。
「読売新聞より」

日本の生産工場の海外移動に伴い、
発展途上国製品と国内製品の価格競争によって途上国の安い賃金収入で暮らす人達と価格競争に巻き込まれた国民層と、

価格競争に巻き込まれずに付加価値の高い仕事によって高い収入で暮らす人々の差が益々広がって来ているように思います。

また若い労働者や企業が海外に移動して働き始めているためにデフレ現象と、
日本国内は収入が減少するのに医療費等生活費が沢山かかる高齢化が進んでいます。

政府もこれら階層の格差是正のために増税や各種の社会経費負担増など押し付け始めてます、悪循環の連鎖が起き始めている気がします。