皆さんご存知の通り、
私には、ゴンザという夫がおり。
これでもれっきとした人妻であるが.....
今夜、私は出逢ってしまった。
とっても気になる男性(ひと)に。
どうしても忘れられない男性(ひと)に。
ああ、この後あんな出逢いさえなければ、
私は変わらず平凡な日々を送り、
ただただ、このいんげんの収穫を待つ、フツーの人妻だったのに。
その男性(ひと)とは、畑の帰り。
暮れ行くサイクリングロードで出逢った.....。
薄い闇の迫るそこには、
家路を急ぐ人の影がときおり行過ぎるだけで、
もう、犬の散歩をする人の姿も、自転車にまたがる子供らの姿も、
めっきり減っている頃。
その男性(ひと)は向こうからやってきた。
ママチャリにまたがり、ペダルを踏みつつ、真っ直ぐと。
そして、この鳥も食わない不味いブラックベリーの収穫さえ、楽しみに待つ、
そんな罪のない.....
薄い闇に反射するかのような白いワイシャツが眩しく、
ネクタイ姿も凛々しい彼。
その分けられた髪は、きっちりとバーコードを描き、
初対面とはいえ、私には、
彼の几帳面さが手にとるようによくわかる。
そうよ、アナタに出逢わなければ、
こんな美味しいアイスを夫と二人で分けて食べるささやかな幸せで、
ワタシ、満足できてたわ....
いいえ、それは。
言いかえれば、一見よくいるサラリーマン。
よくわかってる。
でも.....
ただ、違ったのは......。
他の誰とも彼が違っていたのは。
そんな『ビジネスマン』然とした姿ながらも、ママチャリを運転し、
また、同時に片手で歯磨きをしていたことである(爆)
ああ、そうね。
この出逢いは、「甘いものを食べたら歯を磨け」って、そういうこと?
そのときの私の衝撃を、
嗚呼、ここにどうやって記すべきか。
そう、それは例えば、運命の人に出逢ったときがそうであるように、
すべてがスローモーションで見えるような。
めまいがするような。
私は、ぐらりと揺れる身体の揺れをおさえ、
ようやく乗っている自転車のバランスを取りながら、
いつまでも振り向いて彼を見送り続ける。
「また会えるかしら?」
そう思いながら。
今日もこんなに獲れました。
禁断の果実.....じゃなかった、ラズベリーちゃん(笑)
.....ああ、ゴンザよ許して。
ワタシ、どうしてもあの男性(ひと)が気になるの。
あの歯ブラシに歯磨き粉はついていたのかしら?
そして、彼はどこへ行こうとしてたのかしら.....?
ワタシきっと、今夜は眠れないわ(爆)
ちなみに、今年どっさり収穫をもたらしてくれているラズベリーちゃん。
ベランダから畑へ植え替えた時点では右端の線内くらいの大きさでした。
それが、たった1年超で、このジャングル状態(笑)
すごいなぁ。
歯磨きも面白いですが、自転車でマックのドライブスルーに行く人あり、髭剃りする人ありって面白いですねぇ。
「現代人よ、どんだけ忙しいんじゃ!」って(爆)
だいたい、あの時間に歯を磨いていたってことはもう夕食を済ませたってことなんですかね?
忙しいわりに(笑)
彼ってミステリアスだわぁ(爆)
ええ、奥様、そうですわ!
満たされているからこそ、狂おしく恋を求め、狂おしいからこそ、生きていると実感出来る...
それが、それが女なのですわね。
そして、それが手に入ってしまえば、その恋は色を失い、また次を求める...
罪深きもの!嗚呼、汝の名は女なり!
でな、相棒(爆)
様々な恋のアドバイスを相棒にしてきた俺ではあるが、それはあくまで恋をしている当事者でないからこそ出来た、冷静なものだったといってよかろう。
つまり、冷静であるからこそ、「等しく同じ物を見つめ、等しく同じ道を歩め」と言えたのであって、まさに恋の渦中に自身がいる今となっては、この身はただうろたえ、セオリーなどあってなきがごとく、だ(爆)
愛する女は、みんな川に流されて、溺れてるようなものかもしれないわ。
川端康成『川のある下町の話』
または、かの梅沢富男も歌っているではないか。
♪ 恋はいつでも初舞台~ ♪
と(爆)
う~ん、説得力あるなぁ、富男(笑)
私が思うにねぇ。
彼は世界をまたにかけ飛び回るスーパービジネスマンなんじゃないかと。
もう一秒も無駄に出来ないほど、世界が彼を必要としてるんだよ、きっと(笑)
この直後、ゴンザに詳細をメールしたら、「それはレーザーレーサーに対抗しようとするスーパーアスリートに違いない」って言ってたけど...
どっちにしろ、すごい男には違いない(爆)
次に会ったら写メにチャレンジして、撮れたらまっちゃん★に送るね~(爆)
ところでチャリでマックのドライブスルーのおっちゃん。
ちゃんと買えたかな?(笑)
そうなんですよ!
私もそれがず~っと気になって...
「あの後、どうやってうがいをしたんだろう?」と。
そして、やっぱり思いました。
次はコップに水を入れてチャリンコに乗ろうかな?って(爆)
でもねぇ、よく考えたら、やっぱり彼の姿はチャリンコに乗ってこそ輝くのであって、私が差し出したコップをとってうがいをするには→両手を離さねばならない=自転車を降りなければならない→になるから、そうなると恋も冷めちゃうかなぁって(笑)
そう。
いいのよ、いいの。
遠くからそっと眺めているだけで...
叶わない恋だからこそ、燃えるの(爆)
いなひこ様に「グググゥっと」来るお話が出来て私も嬉しいです(笑)
そして、「勇カット」って...
「オソロの髪型」って...
思わず声をたてて笑ってしまいました(笑)
でも、こんな人見たら気にならずにはいられませんよねぇ。
パッと見、口の周りは白くなかったので、歯磨き粉はもしかしたらついてなかったのかもしれませんが...
そう思うと私の今後の目標も見えてきました。
そう、これからは夕方のサイクリングロードを走るときは、歯磨き粉を片手に掲げて自転車を漕ぐ!
これで恋は実るはずです(爆)
ゴンザよ、許せ...
以前に髭剃りをしながら自転車に乗る人を見かけたことがありますけど
歯磨きのが衝撃でした。
ワタクシには、奥様のそのせつないまでも狂おしい思いが理解できましてよ。
優しく従順な夫にかしずかれ、何不自由ない日々を送っていたとしても、恋は突然やってくるもの。
その衝撃の出逢いに、どのような理性も慣習も遠い彼方へ去り、思うのはただあの方の姿だけ。
というわけで、相棒(爆)。
相棒はだな、そんな恋に落ちたオレに
今までも色々なアドバイスをしてくれた。
しかし、相棒のアドバイスの根本はすべて
「愛した以上、同じものを見、同じ道を歩け」
と言うモノだったろう。
つい最近では、オレに大きな羽を背負って歌えとアドバイスし、またある日はモジャ毛のラバーにならい、スーツに半ズボン姿になれと強く進言した。
それが愛だ、と。
「愛することは、けっしてたがいに見つめ合うことではなく、いっしょにおなじ方向を見ることだ」と教えてくれたのは、相棒じゃないか。
というわけで、相棒のこれからは、バーコード頭で自転車に乗り、歯磨きをしながら町内を闊歩することに決定(笑)。
いやいや、愛しのあの人も、自分と全く同じスタイルの女が向こうからやってきたら、きっと恋に落ちずにはいられないだろう。
そして、そんな相棒の行動にゴンザさんが不信感を持ったら、こう言ってやれ。
「女の行動に理由なんかないわ。男は理由を求めて恋を失うのよ。」
by映画『天使』より
そんなに急いでどこに行こうとしてたんやろう。
ワタシも歯磨き粉付きやったと思いたいけど“几帳面な彼”のこと。付けてしまうと垂れてきてシャツが汚れるからきっと付けてないと思うな。
いいなぁ~、そんな人に出逢えて
きっと、歯ブラシはerimaさんへの愛(合)言葉!
うぅ~ん、erimaさんも歯ブラシを口に入れて自転車をこいでいれば、会える???いや、コップに水を入れて行けば、会えるんじゃないですか???
それか、覚悟しておいたほうがいいですよ。次はもっとすごい姿でerimaさんの心を揺らすかも…
それにしても、気になる…そんな几帳面な人が、どこでどうやって、グチュグチュぺをするんだろう?磨き終わった歯ブラシは、どうするんだろう?
片手ばなしのできない、いなひこさんのご主人、ちょっと笑えますね!ウフフ…あっ、いなひこさん、失礼しました。
そりゃ~忘れられないワ。 それになんとも私がグググゥってきたのが、バーコードきっちり、もしかして『うちのダンナかしら?』なんて一瞬思ったりもしたけど、たぶん違う。うちのダンナは片手運転できないと思うから。
余計だけど、我が家では「バーコード」改め「勇カット」って呼んでるの。 ほら あの有名なドラマに出てるでしょ。あの人とオソロの髪型。