おそらくもう、餌をあげなくてもいい、くらいかも。
ビオトープを始め、
紆余曲折を経て、
ほぼ問題なく、『住人』皆が、
暮らしてゆける環境が整うと、
今まで見られなかった、
『世界』の動きに気づく。
ビオトープとは、
『bios』(生き物)と『topos』(場所)を合わせた造語というが、
まさに小さな自然だと。
初夏が訪れ、
生き物たちは盛んに活動。
ぐんぐん葉を伸ばす水草にも負けず、
ドジョウはその根元をゴソゴソ揺らす。
すっかり馴染んだシマドジョウは、大胆にも顔を出して餌を食う(笑)
睡蓮の、くるりと巻いた若葉は、
大きな個体に追われたチビメダカの避難所になり、
けれどそれらは刻々、姿を変え、
『世界』は動き続ける。
底に置かれた石の上では、
エビがせっせと脚を動かし、
水面には逆さまのまま、
衛星よろしくスーッと横切るサカマキガイ。
飽きることなく眺め続け...
気づけば陽も傾いている。
『神の目』というのがあるのなら、
我々もそうして、見られているのかな。
「あっ、アンタ、そんな意地悪するんじゃないのよ!」
なんて、メダカに言ってる私と同じように。
「こらこら、ケンカをするでない!」
「飽きんのう...」
とか言いながら。
小さな世界はくるくる回る。
花咲いた!ケド、なんかイメージと違う...(笑)
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